髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
スワローズと釣りの記事がほとんどですが、よろしくお願いします

参院選開票速報

2022年07月10日 | 徒然草
今回の選挙、どうやら自民党が圧勝しそうな感じですね。

選挙公約に具体的な事を示しきれなかった野党の皆さんは、反省して欲しいと思います。

もちろん、自民党の候補者も具体的な事はあまり言ってません。

「住みやすい社会を」

「差別の無い社会を」

などと言う事を、与野党が声高に叫びあって、同じことを言ってるのなら、力のある「与党」が一番いいという評価が出たのではないでしょうか?

いやいや、もちろん野党の方々が言っている事も国民目線だとは思います。

でも、例えば「社会保障の充実」を言っておられる候補者の方にお聞きしたい。

「限られた予算の中で、社会保障を今以上に充実させるために、どの予算を削るのでしょうか?」

「予算配分を今のままで、社会保障費を拡充する為には、『増税』ですか? 『国債発行』ですか?」

以前と違って、様々な情報が飛び交う世の中、国民は何かをするためには何かを我慢しなければならないということを知っています。

与野党問わず、「選挙の時だけは、頭を下げて、都合のいい事を言って回る」と言われている原因を、政治家は理解していないのか、現状のままなら当選できるから、知らぬふりをしてればいいやなのか…

このままでいけば、国家予算は膨らみ続け、税金は上がり続け、国債は膨れ上がっていくばかり…

おまけに年金受給はどんどん減らされる…

なんで、得票に都合が悪い事を、直面している事実として言える人が一人も出てこないのでしょう…

物価上昇に対抗する処置として、最低賃金を底上げするなんて事を言っている候補者がほとんどでしたね。

考えてみて下さい。

最低賃金を上げて、耐えられなくなる企業や個人経営の方々は、人を減らすか、倒産や廃業するかに追い込まれます。

つまり、職場が減るということです。

受け入れる先はあるのでしょうか?

また、失業者が溢れれば、経営者として考えるのは、「有能な人材のみ登用する」といった事です。

自分自身でいくら自分が有能だと言ったところで、企業側が無能だと思えば働く事すらできなくなります。

そのしくみも、国民のほとんどが知ってしまっている現実を、政治家だけが理解していない。

いや、理解してても「経営者」と「労働者」の数のバランスを考えたら、「労働者」に都合がいい事しか言わない方が「票集め」ができるといった程度の考え方でしょう…

社会保障が充実すればするほど、国民はそれに甘えるようになります。

厳しい言葉を言わせていただきます。

「失業保険が効いている間は、それで生活すればいいんだから」

と言った考え方で、ハローワークに足を運んでいる方がいらっしゃいますよね?

病気や怪我等の理由で、働きたくても働けない方に対する「生活保護」だって、「働かなくても生活できれば、贅沢しなけりゃいいんだから…」と需給をしている方が、国民年金受給者より手厚い保護を受けている。

でも、そこを口にする政治家は一人もいない。

「弱者救済」を掲げれば、票は集まる

とでも思っているのでしょうか?

野党のみなさん、「言いづらい事を言って、本気でこの国を立て直すために、血を流してください」と言ってみればいいんですよ。

与党と同じことを言って、勝てるはずないでしょ…

それで勝ってきた与党なんだから…

この国をいい方向に変えるためには、誰がどれだけの血を流さなければならないのかを、ハッキリ言える政治家が、本当に正直な、そしてこの国の未来を真剣に考えている政治家なんじゃないのかなぁ…

出生率の低下による、人口減少の現代社会

年金受給者は増え、年金を支払う人は減る…

このまま進めば、年金は確実にパンクする。

でも、それを言う政治家は一人もいない…

予算の使い道を調整すればなんとかなるとでも言いたいのだろうか?

じゃ、その調整は、どの予算を減らして、年金に持って行くのだろう?

言えば何かしらの、どこからかの不平不満が爆発するのが判っているから、先送りを続ける…

アベノミクスで上がったのは、株価であって、給与所得ではなかった…

それでも与党自民党が勝つ選挙が、現実としてここにある。

つまりは野党に魅力が無いという事なんだと思う。

誰が猫の首に鈴をつけるんでしょうね…

まぁ、この不景気の中、なんとか暮らしていけてるんだから、政治に感謝しなければいけないのかも知れませんね…

選挙結果より、スワローズのコロナショックが気になってるんじゃないか?

いえいえ、今日も試合は中止ですし、テレビは恥から端まで開票速報です。

今日一日だけは、日本の将来について考えながら眠りに着こうと思ってます。

それでは今日もこの辺で…

おやすみなさい。