髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
スワローズと釣りの記事がほとんどですが、よろしくお願いします

余計なお世話ですが…

2022年07月03日 | GO!GO!Swallows!
今朝、コンビニでスポーツ新聞が並んでる棚を見た。

ジャイアンツとタイガーズ

球界の盟主と呼ばれる2チームが、ナゼ以前より弱く見えるようになったのか…

この理由が少しだけわかったような気がした。

僕はこのブログをご覧の方々はご存知の通り、スワローズファンである。

しかしながら、ジャイアンツが嫌いかと言えば、そうでもない。

タイガーズファンの方々には悪いが、関東のチームが活躍してくれると嬉しいというのが僕の本音だ。

さて、本題に戻ります。

今日のスポーツ新聞の一面、報知新聞とデイリースポーツだけが、「スワローズ、史上最速マジック点灯」の話題を避けていた。

これが、両チームから「闘争本能」が抜けてしまった原因ではないだろうか…?

古い考え方かもしれないがスポーツには、どうしても「競争」が存在する。

チーム間での勝敗、同じチーム内での選手間の争い等、「勝敗」が物を言う世界である限り、どうしてもそこには「競争」が存在するのだ。

今年のスワローズは、確かに強いと思う。

そして、そのスワローズの独走を許してしまっている5チームは、選手たちに「悔しさ」という表情が見えてこない…

諦めているのだろうか?

もし、現時点で諦めているのなら、いますぐプロ選手をやめた方がいい。

ファンは御贔屓チームが勝つ事を願っているのだから…

さて、報知新聞とデイリースポーツの話になるのだが、皆さんご存知の通り、報知新聞はジャイアンツ、デイリーはタイガーズの新聞である。

その2紙が「スワローズ、マジック点灯」を避けていたら、選手たちに「悔しい」という思いが出てくるのだろうか…?

御贔屓新聞から、見放されるという「屈辱的」と言ってもいい思いをしない限り、選手たちに「悔しい」いう思いを実感させる術はあるのだろうか?

かつて、ジャイアンツは日本シリーズで3連敗した時

「パリーグで試合してる方が楽ですね」

と言われて奮起して、4連勝をして日本シリーズを優勝した経験がある。

やっぱり、「悔しい」という実感は、奮起に必要なのではないだろうか?

「悔しい」という気持ちは、選手たちにはあるだろう。

でも、自分で「悔しい」と思っているだけの環境よりも、外部からそれを認識させられた時、より一層「悔しい」は感じられ、「ふざけんなよっ!」という奮起の気持ちに替わるのではないだろうか?

お付き合いがあるので、お店では報知新聞を購読しているが、最近の報知新聞の野球記事は、ハッキリ言って面白くない。

史上最強の監督である原さんに忖度しているのだろうか?

ジャイアンツの悪いところを指摘して、もっと言えば悪口をいう記事が、ほとんど無いのだ。

お店でお客様と野球の話をしていると、

「4番の差だよね…」

「投手陣が踏ん張れないし、後ろが弱すぎるよ…」

「原さんの采配が、何をしようとしてるのか判らない…」

という声が聞こえる。

これが本音でしょ…

かつて、スワローズが弱かった時、自分もそんな事を思っていた…

でも、報知新聞ではそんな記事を見た事が無い。

「飴と鞭」ではないが、叩かれるときは叩かれ、褒められるときは褒められる。

これが、世の常であり、プロ野球という「競技」の世界ではもっとも表に出てくる事なのではないだろうか?

最近、「飴」だけを与えて、「鞭」を使わない事が「常識」のような世の中になってきた。

しかしながら、その裏で「鞭を振るわなければ走らない馬は、いつの間にかコースの外に捨てられる」という事もあるのが現実である。

このままスワローズが独走状態で優勝したら…

来年の観客動員がスワローズ以外は減ってしまうかも知れない…

そうなれば、プロ野球全体としては、「面白くない世界」になってしまう恐れがある。

余計なお世話かも知れないが、僕はスワローズが好きだが、それと同じくらいにプロ野球が好きだ。

大リーグで活躍する日本人選手の動向は気になるが、エンゼルスが勝とうが負けようが、大谷に勝敗がつかない限り、どっちでもいいのだ。

新聞社の方々、「目先の購買部数」だけを考えるより、「将来の購買部数」を考えて、持ち上げる時は大いに持ち上げ、叩く時は徹底的に叩くという記事の載せ方を考えた方がいいんじゃないんですかね…

まぁ、強いスワローズにとっては、他のチームがだらしない方が得っちゃぁ~得なんですけどね!(笑)

んじゃ、今日も勝って、「マジック51」になったスワローズファンからの、余裕綽々の独り言って事で、今夜もこの辺で…

おやすみなさい。