いよいよ梅雨入りかな？

遅れに遅れていた関東地方の梅雨入りですが、やっと宣言がでそうな雰囲気になってきました。

梅雨入り前だというのに、ここ何日か暑かったですね…

ちょっとウンチクをたれさせていただきますと、昨日までの暑さと今日の暑さには違いがあるのをご存知でしょうか？

実は今日の暑さは「夏」で、昨日まではどちらかというと「春」だったんです。

「春なのに暑すぎるだろ！」

ごもっともです。

でも、今日の暑さは、梅雨前線が消えてしまって、南の空気が北上して気温が上がったという暑さで、昨日までの暑さは梅雨前線の北側の空気が太陽で温められて気温が上昇した暑さなんです。

で、明日から梅雨前線が復活するみたいです。

順調に北上してくれれば、関東地方は梅雨入りとなるはずです。

先程、「春なのに暑すぎる」という事を言いましたが、これが大問題かもしれません…

そもそも「梅雨」とは「春」と「夏」を分ける、北側の涼しい空気と、南側の暑い空気がぶつかってできる雨雲が降らせる雨の季節です。

本来、梅雨前線の北側の空気は涼しくなくてはならないのですが、それが温まってしまい、「暑い」というくらいまで、気温が上昇してしまったのです。

じゃ、「夏本番」はどうなるのでしょう？

南の空気が北上して、ただでさえ暑い空気が、太陽によって更に熱くなる可能性がでてきます…。

もしかしたら、今年の夏は「記録的な酷暑」になるかも知れません…

梅雨の間に、しっかりと雨が降って、地表の温度を下げてくれればいいのですが…

西の地方では日照不足で野菜の値段が高騰していると聞いています。

もし、東の地方に梅雨の雨が少なかったら、水不足で農作物の値段が高騰する可能性もあります…

雨は嫌いだけど、降らないとこれもまた困っちゃうんですよね…

降りすぎは降りすぎで、災害に直結するので困るんですけどね…

誰か「ちょうどいい雨の降り方の法則」なんてものを見つけてくれないかなぁ…

それでは、今日はこの辺で…

おやすみなさい。