どうなる…？ オリンピック…???

ここにきて、具体的な発表がほとんどないままに、時間だけが経過していくオリンピック…

おそらく、開催はするんだと思います。

パブリック・ビューイングなんてものも、各地で建設されているみたいです。

観客はどうするのか？

おそらく、制限をかけて入れるのだと思います。

じゃなきゃ、パブリック・ビューイングというものを作る意味が判らなくなります。

「競技場には観客は入れない」（無観客）

というのは、感染予防の観点からはじき出される結論だと思います。

ならば、当然、パブリック・ビューイングも無観客という事になるのでしょう。

ちょっと待ったぁ～！

観客の入らないパブリック・ビューイングを作る意味があるのでしょうか？

逆に考えれば、競技場に観客を入れるという事を証明しているのが、パブリック・ビューイングの建設という事になります。

大丈夫なのでしょうか…？

小学校の運動会も、中止になっているところがあるのに、オリンピックは特別でしょうか？

ナゼ、「無観客宣言」を出せないのでしょう？

そこにはやっぱり「大人の事情」だけが存在しているのではないでしょうか？

仮に人数制限や、観覧に条件を付けて開催したとしましょう。

競技場やパブリック・ビューイング内での、飲食や飲酒は制限がかけられると思います。

売らなければいい話ですからね。

実際、プロ野球は、そのようにして開催しているようですので、間違いなくやれると思います。

問題は観戦後の話…

日本各地から集まってきた観客の皆さんが、競技を応援して、興奮したまま宿舎へ帰るでしょう。

その時に、部屋で仲間同士集まって、「祝勝会」や「反省会」をするでしょ？

その時に、お酒を片手になんてのは、当たり前でしょ？

コンビニエンスストアに行けば、お酒はいくらでも売ってますからね…

そこには「マスク会食」なんてものは存在していないと思います…

それから、オリンピック関係者の皆さん、夜の銀座に出かける事を我慢できますか？

雑誌社のカメラマンが大勢待ち伏せしていても、ホテルのラウンジやホテル内のバーやレストランで、「ワクチン射ってるから、大丈夫！」って通常会食なんてしちゃうんじゃないでしょうか？

政府も都も、ワクチン接種のスピードを、かなりの勢いで上げてきましたが、オリンピック開会式までに、どれだけの人に接種できるのでしょうか？

ハッキリしないまま、時間だけが過ぎていくから、市民が安心できないんですよ…

何かがあった時、自分の責任を出来る限り少なく済ませるための「リスクマネジメント」はしっかりできるのに、市民の安全を確保するための「リスクマネジメント」は語れない…

この国のリーダーたちは、どうなっちゃったのでしょうね…