梅雨入り

近畿・東海地方までの梅雨入りが発表され、関東はいつなんだろう…といった感じの昨今。

なかなか、関東地方の梅雨入り宣言がありませんね…

近畿・東海地方の梅雨入りは、記録的な早さだそうです。
（近畿地方は最も早く、東海地方は過去２番目）

テレビでご活躍の気象予報士さんの中には、「昨日から、空は雲に覆われたままですので、昨日辺りから、関東も梅雨に入ったと言っていいんじゃないでしょうか？」なんておっしゃる方もいらっしゃるようです。

そもそも、「梅雨」ってなんなんでしょう？

社会通念上、または気象学上では「春の終わり」であり「夏の始まり」を表す言葉だそうです。

僕の中では、「梅雨前線」なるものが、日本列島にかかり、その南側が「梅雨に入った状態」で北側が「梅雨入り前」という感覚があります。

で、面倒なのが、この梅雨前線…

北に移動したり、南に移動したり、二つに分かれちゃうこともあったりします。

こうなってくると、北に移動した時に「梅雨入りです」と言ったものの、次の日には南に下がってしまい、「梅雨入り前です」なんて事にもなっちゃいます…

仮に東海地方で一端途切れた前線が、東北地方から出ちゃったりしたら、関東地方だけ梅雨入り宣言ができないまま…なんて事にもなり兼ねない…

じゃあ、いつになったら「梅雨入り」と確定するのでしょう？

実は、気象庁が発表する「梅雨入り宣言」は、あくまでも「入ったと思います」というもので、正式な梅雨入り発表は「９月」を待たなければなりません。

「９月まで待ってたら、夏も終わっちゃうじゃん！」

だから、気象庁の粋な計らいで、「予測ではありますが…」を前提とする「梅雨入り宣言」をしてくれてるのです。

今日もジトジトと雨が降ったり止んだりでしたね。

どうみても、梅雨に入った感が大きいです。

でも、来週に入ると晴れ間が出る日が何日か続きそうな予報も出てます。

「梅雨なのに、この太陽はなんなんだ？」

なんて言われるほど晴れちゃったら…

気象庁も「サービスの一環」として「梅雨入り宣言」をしているのに、「いい加減だよな…」なんて言われちゃう…かも知れません…

ここで、昔のドラマ「ビーチボーイズ」で広海（反町隆史）君が言っていた台詞を思い出しました。

「夏は終わったと思った時、終わるんだ…」

僕が広海君の代わりに言いましょう！

「梅雨は始まったと思った時、始まるんだ…」

（世の中の反町隆史さんファンの方々、申し訳ありません！）