私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

結婚式の日に過食

2012年04月08日 17時59分54秒 | 過食症
兄の結婚式の日、家に帰って一人になって過食しました。

45日振りの過食です。

式に出席しているあいだは別に大丈夫でした。

出された食事を食べても、別に過食に走ることなく冷静でいれました。

少し食べすぎたかなとやんわり後悔している部分もありましたが、家に帰ったら少し運動でもしようと考えたりしていました。

家族と別れて一人になり家にあがるまで、過食をするつもりなんて微塵もありませんでした。

しかし、家には弟が置いていった食べさしのチョコ菓子がありました。

弟は結婚式に行く前、私の家へとやって来ました。

そのときコンビニで買ったお菓子を持参していました。

一人で食べていたのですが、全部食べずにそれを私の家に置いていきました。

私は「要らない」と言ったのですが、強くは拒めませんでした。

善意なわけですから。

そのときは「あとで捨てよう」と考えました。

とにかく、置いていかれたとしても、無理やり口に押し込まれでもしない限り、食べるか食べないかの決定権は私にあるわけですから、なんら問題はないと思いました。

でも間違っていました。

式を終えて家族と別れ一人になり、家の中にお菓子があることを思い出した私は、なぜかすぐにそれを捨てることができませんでした。

家に入るまでこれっぽっちも過食衝動なんて無かったのに。

この先の将来にうまく自分を馴染ませることができなかった、とでもいいましょうか。

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