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世の中にたった1人しかおらんやつを見つけるんや

2017-10-13 02:33:03 | 日記

夜中に目が覚め、13日金曜 AM1時~ NHK ノーナレ「ミアタリ」の再放送を観ました。

仕事に対する職人技に感動、勇気をもらいました。

番組構成がドキュメンタリーでナレーションなし、新鮮な間の取り方がいいですね。



 

発見率0.0001%以下、記憶力の捜査

指名手配犯の顔写真を何百人も記憶し、雑踏の中から同じ顔を見つけ出す「見当たり捜査員」、通称「ミアタリ」。
己の記憶と目、足だけが頼りの捜査手法だが、1978年に大阪府警で導入されて以来、全国に広がり続けている。
なかでもミアタリによる大阪府警の検挙数は4000人超と全国一を誇る。
顔認証システムでも認識しづらい変装や整形も見破ることができ、犯人逮捕の「最後の砦」として期待されている。
地をはうような捜査を続けるミアタリの世界に迫る。

ターゲットは指名手配犯700人。膨大な顔写真と向き合うミアタリは手配犯の「目」を中心に記憶する。
整形手術で顔を変えても年齢を重ねても、眼球だけは変わらないという。
リポーターが次々と提示する目元だけの写真を見た捜査員が、容疑者の名前をすらすらと答えていく場面は圧巻だ。

全国最多の検挙数を誇る大阪府警で「ミアタリの神」と呼ばれ、これまで300人以上を検挙したベテラン刑事・森本等さんは「呼び込み」という独特の手法を使う。
「お前、どこにおんの?」「怒ってみいや」などと虫眼鏡越しに写真に語りかけ、手配犯を自分の中に「呼び込んでしまう」のだという。
「友達にならな。全員友達や。会いたいんや」と語る森本さんの定年退職までの日々に密着する。

1日に20キロ以上歩き、4万人以上の顔を見るミアタリ。容疑者の発見率は0・0001%以下という。
番組を制作した伊藤雄介プロデューサー(41)は「顔認証システムや人工知能が発達する中、アナログ的手法のミアタリ捜査員の数は逆に増えている。人知を超えた人間の能力に驚かされる」と語る。【毎日新聞 ネット 村瀬優子さん】




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