１２月１０日 月食を楽しんだボク
お月さんが 姿を変えていく様はとっても不思議
ひと月かけて変化する姿を、数時間で観ることが出来るなんて
この日だけは時間の流れが違うのだろうか
ボクは数時間でひと月分、年をとるのだろうかと真剣に悩んでしまった
違うと聞いて ほっと安心
なんだか得した気分
なんてったって ボクにとっては 初めての天体ショーだもの
この日は 見事な満月
そして 晴天 空にはお星さまがたくさん
夕方 月が姿を現すと 公園に行って記念写真を撮る
風もなく さほど寒くもなかった
いったん お家に戻り ひと休み
深夜の天体ショーに備えます
９時を過ぎると ときどきベランダに出てお月様を観察
観るたびに 姿が変わっていく
１０時30分 徒歩で公園に向かう
早く 早く お月様 隠れちゃうよ
周囲の明かりが少ない場所で観察開始
おかあさんはベンチに毛布を敷いて 仰向けになる
（ 体温の高いボクは 掛け布団になってあげることもあった ）
ぼぼ 姿を隠したよ
反対側が光だしたよ
一段と輝きが増したよ
この後 雲が少しずつ出てきたんだ
まるで 天体ショーの山場が終わるのを待っていたかのように
お月様は まだ元に戻ってないけど
おかあさんが もう凍えそう 限界だって
お家に帰り 暖かい部屋で
おかあさんは ホットコーヒー
ボクは ミルクを飲みながら
月食の写真を見る
そして ステキな夜の余韻を楽しんだ
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