楓荘日記

米女優サンドラ・ブロックの情報を中心に、洋画、日米ドラマ、本など、思いつくまま書いていきます。

誤解がいっぱい

2010-07-12 01:23:39 | 雑感

 6月にパパラッチが撮ったキアヌ・リーブスの写真から、騒動、といっても、大した騒動ではなく、ネット上で一部の人たちか騒いでいるだけですが、彼に対する同情が沸き起こっています。

 問題の写真の一部がこちら。

 これを見た人たちのなかで、「キアヌほどの大スターが、公園のベンチで独りぼっちでサンドイッチを食べてるなんて」「そういえば、最近映画に出てないし」「これまで気の毒なことがたくさんあった人だから、つらいんだろうなあ」などなど、勝手に推測し、挙句のはてに、Facebookでは、キアヌを励ます会、みたいなコミュニティーまでできたそうです。

 こちらは、上記の写真を基に「かわいそうなキアヌ」をいろいろ演出したビデオ。かなり笑えます。

<!-- Hey there Keanu -->

 

 キアヌの代理人は、「皆さんが勝手に誤解しているだけで、キアヌはごく普通に元気にやってます」というコメントを出したそうですが、世の中の人の思い込みというのは怖いものですね。これに限っては、善意のほうなのでまだマシですが。

 キアヌ・リーブスには確かに不幸なイメージがつきまとっています。幼いころに両親が離婚(いまどき、珍しくありませんが)、その父親がドラッグがらみで有罪判決を受け、服役したこと、妹が白血病で闘病していること(現在は落ち着いているようですが)、親友リバー・フェニックスの死、自分の子供が死産だったこと、その子の母親が事故死したこと……。

 でも、それなりのファンで、彼の行動を(もちろん、写真に撮られる範囲ですが)日頃からある程度追っている人であれば、上記の写真を見ても、「あ~あ、またあんなとこでランチしちゃって」ぐらいにしか思わないんじゃないでしょうか。もちろん、彼には不幸な出来事が多かったことは知っているし、ふとしたときに思い出せばつらいだろうとは思うけれど、それが彼の日常生活のいちいちにものすごい影響を及ぼしているとは思いません。この人は、穴の開いた靴をガムテープで補強し、いつも同じ(に見える)ジャケットとTシャツとジーンズでずっと過ごし、ニューヨークでは平気で独りで地下鉄に乗り、路上に座り込んだりする人なのです。だから、「ベンチでの独りサンドイッチ」もとくにどうってことでは……。

 なので、キアヌのファンは今回の騒動を笑ってしまうと思うのですが、有名人に関しては表面的な情報だけで判断しがちなのは確か。サンドラ・ブロックの離婚騒動に関しても、さまざまなデマや憶測が流れ、それに対して、無責任なコメントをする人たちもいました。ファンとしてははがゆく感じたりもしたわけですが、それは今回に限ったことではなく、それまでにもあったことなわけです。

 自分が何を書いてるのかよく分からなくなってきましたが(汗)、つまり、その人物のことを一定期間にわたって見守っていない限り、その都度の言動で、その人物そのものを判断すべきではないということ。とくに、ネガティブな噂や情報については、うのみにしてはいけませんよね。……と、自省しているわけでございます。

  こちらはつい最近、「まだ悲しげなキアヌ」と題されたパパラッチ写真。本人、ただ歩いてるだけですが。ちなみに私はこんだけのヒゲは嫌いです。

 

 最後に、キアヌのかっこいい写真を1枚。2008年10月にロンドンで撮られた写真です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿