こんにちは
梅雨もそろそろという感じで本格的に暑さの季節を前にした季節ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
梅雨も必要な季節なんでしょうが、この季節の湿度の高さは、きついですよね。
さて、私のブログも久々の更新で、ドーンと…、行きたいのですが、地道な商売柄、今回も修理のお話をしてみたいと思います。
6年ほど前に、お客様にホワイト色のウッドブラインドを販売・施工させていただきました。
こちらがその当時の写真です。
コーナー出窓にウッドブラインドを取付させていただいています。
で、こちらのブラインドの内、一台が昇降不能になってしまいましたとの連絡がありました。
こちらのウッドブラインドはドラム式で、昇降コードのワンコードのみで、羽の開閉と昇降を行うタイプなので、昇降不能ということは、当然羽の開閉も出来ないということで、コードが空回りしているような状態でした。
そのお客様から連絡が入った時、私は不在だったのですが、ちょうどメーカーの営業さんが店に来店していて私どもの女性コーディネーターと商品の打ち合わせをしているところだったので、メーカーさんもすぐに対応してくれて、私どもの女性コーディネーター依頼の元、訪問下見してもらいました。
その後、メーカー営業さんからの回答は、昇降コードの操作元にギアが入っていて、そのギアが不良ではないかということでした。分解修理が必要となるため専門のメーカー職人を部品とともに手配します。
とのことでした。
メーカー修理で職人が動くとなると、出張費や作業費やなんやらで、軽く数万円になってしまいます。
歩いてもすぐのご近所の客様でしかもオープンからお世話になっているお客様なので、心苦しいのですが、致し方ないかと…。
と、その時、数年前に別のメーカーさんのウッドブラインドですが、同じ症状で修理に伺ったことを思い出しました。
この時は、原因を探るべく、操作部を分解する予定でしたが、カバーを外したところ、ギア部を止めているネジが緩んでいたので、それを締めたら直ったという経験があることを思い出し、「もしかしたら…メーカーは違うが構造にさほど違いがなければ同様ネジが緩んでいるだけかもしれない。とりあえず再度操作部のカバーを外し確認してみよう。」と思い、早速お客様に連絡して、お伺いさせていただきました。
結果は…。
思った通り、操作部のギアを止めてるネジが緩んでいるだけでした。
簡単なことなので、ブログに載せるまであるまいと思っていたのですが、ウッドブラインドをご購入されて、同じような症状になったとき、ドライバー1本で比較的楽に修理出来るので、あえて載せることにしました。
以下手順です。
バランスを外して、本体もブラケットから外します。
柔らかいマット等に、本体を上に操作部が表にくるように置きます。。
カバーを外します。手でも外れますが、カバーの端をマイナスドライバー等で押すと
外れ易いのもあります。
内部のギアを押さえている丸い金具の真ん中にネジが見えます。
このネジが緩んでいれば、締めます。
これで、終わりです。
後は、外したのと逆の要領でカバーを付けて、本体そしてバランスを取付してください。
結局、数万円の修理費は、どうしても修理費をお支払いしますというお客様から、わずかやっと数千円になるくらいの金額をいただきました。会社的には儲けもないしダメ出しなんでしょうが、お客様が喜んでいただけるのがなによりと、今日も明日も仕事がんばって行きたいと思っています。
千広(せんひろ)デザインサービスでは、このような修理も多数行っています。また、出来る限りお客さまのご希望に添えるように相談や提案など最大限努力させていただいております。
是非お気軽にお問い合わせください。
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