本当に久しぶりどころではないくらいの久々の投稿です。
かなりなまけていたわけですが、おかげさまでかなり多忙になってしまい、なかなか投稿が出来ませんでした。
かなり反省しています。
これからは、頑張ってまた投稿していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
さて、今回は、キッチンの水栓、カウンター天板、シンク、扉を製作して交換させていただいたお話になります。
キッチンの本体の枠はそのままです。
水栓のまわりが水漏れをおこして交換の依頼がありました。
早速伺ってみると、キッチンはなんとオーダーで製作されていたもので、よく聞く「TOTO」「LIXIL」「クリナップ」「タカラ」などではありませんでした。
そのため、径の合う水栓をさがして交換してほしいとのことでしたが、それだけではなくて、水が漏ったせいか、排水口の底板が傷んでしまっているので、修理して欲しいとのこととシンクの裏側に貼ってある保温材がはがれてしまっているので、修理か出来たら交換して欲しいとの依頼でした。
キッチンがメーカー品ではなくオーダーの手作り家具商品であるということを告げて、水栓、シンクともその専用メーカーから探さないといかないことを告げて、年数も20年近く経っているので合うのが見つかるかどうか…というお話をされたら、天板の汚れが落ちないので、天板交換出来ないのかというお話がありました。
キッチン自体の交換は費用的にも、またキッチンの全く使用できない日が1晩でもあると困るということですので、それはしたくないということでした。
キッチンの天板は、メラミン板で出来ていて、全般的に色あせた感じでした。
製作の感じから、造作家具職人が製作しているようでしたので、カウンターだけ外せるものか、後日家具を製作している職人に現調してもらうことにしました。
改修前のキッチン
結果は、交換可能ということになりました。
お客様の希望で、今度は人造大理石が希望ということになり、コーリアンカウンターで製作、シンクも新たにして、操作性やシンクを広く使えるようにやや端にシンクを設置致しました。
また、扉がもう古くて傷んでいるので、金具と扉を交換出来ないかということで、扉と引き出しの面板のみ製作してもらい交換致しました。
天板の立ち上がりの小カウンターのタイル面は、剥がさずに不燃耐水パネルを重ね張りさせていただきました。
もちろん、排水金具の交換と内部も修理しています。
これなら、朝から工事をしてその日の夕方には工事は完了しましたので、夜はキッチンが使用出来るし、費用はキッチン全てを交換する費用の3分の1~2分の1程度で済みます。
写真みていただけるとわかるように、完全に新品と変わりありません。
改修後のキッチン
お客様は大満足でした。
いままでも、何件か業者にお話ししてみたとのことでしたが、どこも新たなキッチンの入れ替えで、数百万の見積もりばかりだったそうです。
カウンターの種類も色も何十という種類から選べるし、水栓も浄水器付きが選べ、パネルも選べて、とびらの面材も選べて、現場設置は1日かからず、数十万程度で、新品同様の夢の人造大理石のカウンターキッチンに生まれ変わった訳で、本当に喜んでいただけました。
ありがとうございます。
それがなによりこの仕事をしていて良かったと思う瞬間でした。
千広デザインサービスは、このような出ないと思うような工事も真摯に取り組んで、不可能を可能にするような要望にも出来るだけ答えるようにしています。
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