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開けておけなくなった!…ローマンシェードの修理

2010-12-04 11:40:27 | インポート

こんにちは

しばらくブログを更新していなかったら、もう12月…世間で言う師走というものに
なってしまいました。ただただすみませんとしか言えません…。もう半年近くの間に
おかげさまでいろいろ沢山の仕事をさせていただきお客さまにはただ感謝するのみです。
本当にありがとうございました。そのいただいたお仕事の数々の一端を少しでもこの
ブログで紹介出来たら良いかななんて思っております。

さて、今回は、ローマンシェードのストッパーの交換修理の模様を紹介いたします。

ローマンシェードといっても、いろいろ形がございまして、ローマンシェードの説明を
しますと長くなりますので、今回は省略させていただきますが、要は昇降コードによって
幕体(生地)が折りたたまれながら昇降することで、窓の採光と視線を開け閉めするメカ
で、スタイル的にもロールカーテンとかに比べると優れています。
プレーン・シャープ・バルーン・オーストリアンなどのスタイル名で呼ばれています。

今回は、数年前に当店で納めたプレーンスタイルのローマンシェードが幕体(生地)を
上げた際や途中で止まらなくなってしまい、開けられなくなってしまったとのことです。
メカ部に組み込んであるストッパーが不良と考えられ、ストッパーの部品を交換すること
になりました。

お客さまのところから、外してお預かりいたしました。

001
右操作仕様なのでストッパーは、裏側にすると左側にあります。

002

付け根のストッパーを止めてるネジ部を十字ドライバーで緩めます。

003
ストッパーを本体から引き抜きます。

004
昇降コードがストッパーの中に通っています。

005
昇降コードをストッパーから引き抜くために、コード止を回して緩めます。

006_2
コード止めを緩めて外しました。

007
円錐形のコード止の中から昇降コードの結び目を引っ張り出します。

008
結び目を解きます。

010
一度コード止を抜きます。

011
この後古いストッパーから昇降コード(結び目を解いた方から)を引き抜きます。

013
新しいストッパーに昇降コードを歯車側から通します。…歯車を持ち上げながらで
ないとコードは通りません。…これには、コツが要ります。結構大変です。

016
コードが通ったら、もとの通りにコードを引っ張って、本体に戻します。

017
ドライバーでストッパーを固定します。

019
最後に円錐形のコード止部品をコードに通し、結び目をまた作ってコード止を固定して終わり
です。

020

今回コード式のローマンシェードの修理でしたが、またロールスクリーンやブラインド等など
機会があれば紹介したいと思っています。

千広(せんひろ)デザインサービスでは、どんな小さなメンテナンス対応いたします。
ご自宅職場等お困りのことがあれば、是非ご連絡下さい。

http://senhiro.com/