インビクタス/負けざる者たち

2010-02-19 22:27:00 | ノンジャンル
http://eiga.com/movie/54387/

朝日新聞の正月特集で記事が掲載されていた映画。
南アフリカのマンデラ大統領が,ラグビーチームをどうにかしてワールドカップ優勝させる?話。
南アフリカといえば,今年はサッカーワールドカップ開催。

マンデラが解放されたのが,1992年2月11日らしい。
20年近く前だ。

「アマンドラ」がアパルトヘイト撤廃を訴えて仙台にもやってきたのが,確か1990年。
そのとき陳さんが買ったTシャツをアフリカンダンスの練習用に今も着用している。
そのとき覚えた「コシシケレリ・アフリカ」も忘れられない歌となった。
それからほどなくして,マンデラが釈放され,大統領になった。
そんな時代の話だ。

27年もロデン島で囚われの身となっていながら,アフリカーナー(南アの白人)と黒人の和解を目指す。
ラグビーチームが国の一つの絆となっていく。

南アの景色が大画面で映し出され(おそらく南ア・・・行ったことないからわかりません),アフリカの雰囲気が伝わる感じ。

強烈だったのは決勝戦の対戦相手,強豪NZ:オールブラックスの「ハカ」。
マオリ族の戦いの踊りらしく,両チームがグリーンにあってまさにホイッスルが吹かれる直前に何やら叫んで踊っている。
圧倒される。

どうせだったら南ア:スプリング・ボカスもなんか,アフリカンダンスしてくれればいいのに・・・とはいえ,1人以外白人のチームだから無理か。

たまにアフリカっぽい音楽も流れ,応援する人が踊ったりしていて,アフリカ気分を少し味わえる。
そういえば,民族衣装に身を包んでバイオリンをアフリカのノリで奏でているのも不思議な感じだったな。

最後のテーマはホルストの「木星」。
ちょっとレゲエっぽいアレンジ。

最後のNZとの対戦は冗長な感じがした。
どすんばすんと男同士がぶつかり合う音が効果音で激しく聞こえ,なんだこの過剰演出は,いつまでやるんだ・・・と思ったが,最後に監督を見て納得。
クリント・イーストウッドでした。
そういう男臭さが必要なのね。

てなわけで,一足早く南アフリカへGOの映画。

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