ぐうたらさせてよ!(安寝の日記)

日常/演劇/宝塚/SMAP

単調になったらお仕舞いだ。

悲しみは手のひらの上

2007年01月09日 21時42分56秒 | 何か詩でも書いてみようか
かなしみは 風に乗って やがて手のひらの上に

よろこびは 光と共に 肩の上に

手のひらの温かみに いずれ 溶けていく

涙のような 水たまり

光に透かして いつかに出会った 虹の姿を 見つけた

もう二度と会えないけれど

もう二度と聞こえないけれど

そこに 在ったことは 忘れない

生まれ変わって 別の場所で

見つけたら ただ 手を振ろう

覚えているよ 覚えているよ と

そこにいたことを 知っているよ と


―☆―

本当の「死」ではなくても、肉体の死ではなくても、
人格の「死」はあるのです。