舞方雅人さんとのオンライン対人戦AAR ターン12~16 連合軍:舞方雅人さん ドイツ軍:私 対戦日:2012.04.11
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前回の続き。今回が最終回です。
【第12ターン】
枢軸軍移動終了時。
散々悩んだ挙げ句、包囲されていたロンメルと15装甲師団には重装備を棄てて脱出させる。一応ダミーを東に走らせる。(青丸部分)
90師団は、脱出してきたロンメルが再び包囲されないよう援護。(黒丸部分)
トブルクに接近してきた英歩兵師団を、21装甲師団が迎撃。攻撃の結果はA0/D2。(緑丸部分)
ビル・エル・ハルマートに接近するトリエステ師団(5戦力)。英軍はきっと中身アリのダミーなので、この戦力では攻撃に踏み切れない。(茶丸部分)
連合軍手番終了時。
ロンメルを追撃してきた英軍戦車。ロンメルのスタックは混乱しているが、戦力が大きいので1ステップロスで凌いだ。(赤丸部分)
21装甲師団に攻撃された英歩兵師団は包囲を脱出。(白丸部分)
【第13ターン】
ロンメルは英軍の追撃を振り切ることに成功。移動力が連合軍より大きいので当然と言えば当然。(青丸部分)
21装甲師団はトブルク攻略に復帰。5:1でA0/D2。もう1回攻撃すればなんとかなるかと思ったが、丁度前ターンに混乱から回復した英ユニットが守備堅めに入ってきて、攻撃続行は厳しくなった。(緑丸部分)
【第14ターン】
トブルク攻略を断念し、21装甲師団をビル・エル・ハルマートに投入し、これを奪回。(青丸部分)
断固トブルク解放を目指す英軍は、果敢に攻撃してきた。サイの目のお陰でA1/D1で凌ぐ。(赤丸部分)
【第15ターン】
トブルク南方で、両軍による激しい戦車戦が展開される。突破されることはなさそう。
【第16ターン】
アリエテ師団の1ユニットがビル・エル・グビに突入(英軍はダミーだった)するも、すぐに奪回される。
トブルク南方では、乱戦のままゲーム終了。
さあ得点計算である。
英軍
ビル・エル・ハルマート:5点
バルディア:2点
ハルファヤ峠:2点
シディ・オマール:1点
フォート・カプッツオ:1点
ソムール:1点
ビル・エル・グビ:1点
罰点なし
ドイツ戦車ユニット潰滅なし
合計13点
枢軸軍
トブルク包囲:5点
ビル・エル・ハルマート:1点
ビル・ハケイム:1点
エル・アデム:1点
アクロマ:1点
サプライベース:3点
ダミーベース:1点
合計13点
え、引き分け?!
なんと…
勝利を確信していたため、気分は敗戦であった。
省みるに、中盤で勝利を確信したことが問題。
おかげで、あろうことか得点を計算してみることを怠った。どこかで計算していれば、最後のターンに15装甲師団でビル・エル・グビを押さえに行くことも可能であった。
また、精神的に余裕が出来すぎ、攻撃の矛先がブレたこと。
まず、補給基地攻略を諦めたと言いながら、ロンメルを基地方向に戻してしまった。
次に、トブルクを攻略していたにも関わらず、中途半端になってしまった。最後に攻撃を諦めたのは戦力的に仕方ないと思うが、21師団をトブルクに迫ってきた歩兵師団の対応に回したりしたのが問題。あのターン、歩兵師団はイタリア軍で足止めして、トブルク攻略を続行していれば、トブルクは陥落していたと思う。
そして最大の問題は、英軍ダミーを恐れてしまったこと。
サプライベースを2個(ダミー1個、本物1個)を破壊した後、虎の子2個師団が包囲されてしまう恐怖に打ち勝てなかった。
無理してでも補給基地を取りに行っていれば、サドンデスの可能性もあり、当初方針の通り行くべきであった。
また、ロンメルが脱出したあと、これまた英軍ダミーに怯え、貴重な90師団をロンメルの援護に使った。これで90師団が1ターン遊兵となった。これをしていなければ、ビル・エル・ハルマートはもう1ターン早く奪回できた。
反省することしきりである。
英軍が終盤まで果敢な姿勢を失わなかったのも、こちらのブレを誘った。
あの状況からここまで盛り返した英軍プレイヤーの敢闘精神と手腕も見事と言わざるを得ない。素直に賞賛したい(なんだか上から目線ですいません)。
また、対戦の機会をいただいたことを深く感謝する次第である。
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ご覧のようにこのゲーム、プレイヤーの精神状態がモロに結果に反映され、最後まで余談を許さない。
また作戦的に様々なオプションが選択でき、相手の意図を読み合う楽しさが良い。
やはり名作だと思う。
ルールの不明点が多いが、これらを整理し改訂版としてすみやかに再版されることを切に望む。
以上。
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前回の続き。今回が最終回です。
【第12ターン】
枢軸軍移動終了時。
散々悩んだ挙げ句、包囲されていたロンメルと15装甲師団には重装備を棄てて脱出させる。一応ダミーを東に走らせる。(青丸部分)
90師団は、脱出してきたロンメルが再び包囲されないよう援護。(黒丸部分)
トブルクに接近してきた英歩兵師団を、21装甲師団が迎撃。攻撃の結果はA0/D2。(緑丸部分)
ビル・エル・ハルマートに接近するトリエステ師団(5戦力)。英軍はきっと中身アリのダミーなので、この戦力では攻撃に踏み切れない。(茶丸部分)
連合軍手番終了時。
ロンメルを追撃してきた英軍戦車。ロンメルのスタックは混乱しているが、戦力が大きいので1ステップロスで凌いだ。(赤丸部分)
21装甲師団に攻撃された英歩兵師団は包囲を脱出。(白丸部分)
【第13ターン】
ロンメルは英軍の追撃を振り切ることに成功。移動力が連合軍より大きいので当然と言えば当然。(青丸部分)
21装甲師団はトブルク攻略に復帰。5:1でA0/D2。もう1回攻撃すればなんとかなるかと思ったが、丁度前ターンに混乱から回復した英ユニットが守備堅めに入ってきて、攻撃続行は厳しくなった。(緑丸部分)
【第14ターン】
トブルク攻略を断念し、21装甲師団をビル・エル・ハルマートに投入し、これを奪回。(青丸部分)
断固トブルク解放を目指す英軍は、果敢に攻撃してきた。サイの目のお陰でA1/D1で凌ぐ。(赤丸部分)
【第15ターン】
トブルク南方で、両軍による激しい戦車戦が展開される。突破されることはなさそう。
【第16ターン】
アリエテ師団の1ユニットがビル・エル・グビに突入(英軍はダミーだった)するも、すぐに奪回される。
トブルク南方では、乱戦のままゲーム終了。
さあ得点計算である。
英軍
ビル・エル・ハルマート:5点
バルディア:2点
ハルファヤ峠:2点
シディ・オマール:1点
フォート・カプッツオ:1点
ソムール:1点
ビル・エル・グビ:1点
罰点なし
ドイツ戦車ユニット潰滅なし
合計13点
枢軸軍
トブルク包囲:5点
ビル・エル・ハルマート:1点
ビル・ハケイム:1点
エル・アデム:1点
アクロマ:1点
サプライベース:3点
ダミーベース:1点
合計13点
え、引き分け?!
なんと…
勝利を確信していたため、気分は敗戦であった。
省みるに、中盤で勝利を確信したことが問題。
おかげで、あろうことか得点を計算してみることを怠った。どこかで計算していれば、最後のターンに15装甲師団でビル・エル・グビを押さえに行くことも可能であった。
また、精神的に余裕が出来すぎ、攻撃の矛先がブレたこと。
まず、補給基地攻略を諦めたと言いながら、ロンメルを基地方向に戻してしまった。
次に、トブルクを攻略していたにも関わらず、中途半端になってしまった。最後に攻撃を諦めたのは戦力的に仕方ないと思うが、21師団をトブルクに迫ってきた歩兵師団の対応に回したりしたのが問題。あのターン、歩兵師団はイタリア軍で足止めして、トブルク攻略を続行していれば、トブルクは陥落していたと思う。
そして最大の問題は、英軍ダミーを恐れてしまったこと。
サプライベースを2個(ダミー1個、本物1個)を破壊した後、虎の子2個師団が包囲されてしまう恐怖に打ち勝てなかった。
無理してでも補給基地を取りに行っていれば、サドンデスの可能性もあり、当初方針の通り行くべきであった。
また、ロンメルが脱出したあと、これまた英軍ダミーに怯え、貴重な90師団をロンメルの援護に使った。これで90師団が1ターン遊兵となった。これをしていなければ、ビル・エル・ハルマートはもう1ターン早く奪回できた。
反省することしきりである。
英軍が終盤まで果敢な姿勢を失わなかったのも、こちらのブレを誘った。
あの状況からここまで盛り返した英軍プレイヤーの敢闘精神と手腕も見事と言わざるを得ない。素直に賞賛したい(なんだか上から目線ですいません)。
また、対戦の機会をいただいたことを深く感謝する次第である。
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ご覧のようにこのゲーム、プレイヤーの精神状態がモロに結果に反映され、最後まで余談を許さない。
また作戦的に様々なオプションが選択でき、相手の意図を読み合う楽しさが良い。
やはり名作だと思う。
ルールの不明点が多いが、これらを整理し改訂版としてすみやかに再版されることを切に望む。
以上。
本作は実は私も知人から譲られ所持しているので再プレイしたくなりました。
是非プレイしてみてください。
心理的かけひきが非常に面白いです。