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“Semper Anticus”

ボードウォーゲームのリプレイ(プレイ記録)をupしています。

砂漠の狐(EP) その1

2012年04月15日 10時17分15秒 | WW2_西部戦線
舞方雅人さんとのオンライン対人戦AAR ターン1~6 連合軍:舞方雅人さん ドイツ軍:私 対戦日:2012.04.04

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言わずとしれたエポッククラッシックの一作。
ダミーマーカーで戦場の霧を表現しており、ユニットの高い移動力と相まって、毎ターンギリギリの決断を求められる好ゲーム。名作と言ってもいいでしょう。
これまで英、独各一回を舞方雅人さんとプレーしており、今回は互いのルールに対する共通理解が深まったので、改めて対戦となりました。
ここまでプレーして得た教訓。
「相手のダミーユニットに怯えた方が負け」
たった2回のプレーでの教訓ですが、個人的に間違ってないと思います。
自分がいかに勇気を持って戦えるか、いかに相手を怯えさせるかがポイントとなると思います。

今回は独軍を担当です。

【セットアップ&方針】
ダミーをトブルク方面に集中的に配置し、英軍にバルディア方面は重視してないように思わせる。
これで英軍はバルディア方面にあまり戦力を割かないだろうから、密かに配置した90師団と15装甲師団+ロンメルで、一気に東方突破サドンデスを目論む。
トブルク方面は、海岸道路を死守し、東方突破のための連絡路維持に努める。
何らかの理由で突破が成らなかった場合は(基本的にその時の状況によるが)90&15師団は南下し、英軍補給基地を攻略する。

さて、上手くいくかな?

【第1~第2ターン】
第1ターンは枢軸軍手番なし。
第2ターンも、自ら連合軍ユニットに隣接できないので、ひっそりと過ごすw

【第3ターン】
90&15師団がハルファヤ峠を包囲していた英軍を急襲。
2個師団を混乱撤退させることに成功。一気に東方盤端までへの道が開く。西端までの道路さえ確保できれば、一気にサドンデスである。えらく簡単だ。英軍はもしやサドンデスの可能性に気づいてないのか?
↓枢軸軍手番終了時


が、英軍はしっかり海岸道路上にスタックをを置いてきた。やっぱ気がつかれていたかw
↓ターン終了時


【第4ターン】
先ほどの英軍スタックは追い返した(青丸部分)。
が、しっかり道路を封鎖してくる(赤丸部分)。ダミーだが、こっちのダミーに隣接してきたので、空のダミーでないのは確実。
押さえるところは押さえてくる。
気がつかれているとは思うが、ロンメル一行はもうちょっとバルディア戦線でがんばり(欺瞞としてダミーはトブルク方面に向かわせた)、サドンデスのスキを伺う。


【第5ターン】
道路に進出してきた歩兵師団はロンメルが追い返した(青丸部分)。
しかし、英軍手番にハルファヤ峠が陥落した。
実はハルファヤ峠がこのターンに陥落していなかったら、英軍はこのターン道路に進出して来なかったので次のターンにロンメルが一気に東方盤端まで突破し、その時点でサドンデスであった。
3ステップ4戦力の篭もるハルファヤに対して、英軍は陣地の修正含めて3:1で攻撃。戦闘結果表を見ると、このシフトではサイコロ1以外は防御側の損害が2以下なので、1さえ出なければハルファヤ峠守備隊は全滅せず、次ターンのサドンデスが確定する。
が、サイコロは見事に1…orz。結果A1/D3でハルファヤは陥落。英軍は戦闘後前進でハルファヤに入り、東方への門が閉じられたのであった。
やはりサドンデスは無理だったか…

聞けば英軍はサドンデスの可能性を失念していたそうで、千載一遇のチャンスであったのだが…

【第6ターン】
サドンデスの夢は潰えたが、どうやらバルディア方面の英軍はそれほど強力でないと思われるので、方針通りロンメルと2個師団は補給基地を目指すべく、英軍戦線の突破を図る(青丸)。
英軍はついにトブルク解囲作戦を開始。イタリア軍による戦線なので、どこまで頑張れるのか…(赤丸部分)。第21装甲師団がどこまで機動防御を展開できるかにかかっている。せめてもの救いは、海岸道路を使えて、機動力を生かせる点である。
機動防御で時間稼ぎしつつ、補給基地攻撃で英軍がトブルクから下がらざるを得ない状況を作らねばならない。
英軍の解囲と、ロンメルの補給基地攻撃。どちらが早いか?


続く。

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