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“Semper Anticus”

ボードウォーゲームのリプレイ(プレイ記録)をupしています。

武田騎馬軍団 シナリオ1.瀬沢の合戦

2012年02月05日 19時36分36秒 | 日本史(戦国期)
武田騎馬軍団(エポック) シナリオ1.瀬沢の合戦 ソロプレイ。

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久しぶりにプレーしたくなり、実家から引き上げてきました。
20年以上ぶりなので、ルールを読むところからスタート。
戦術級ながらルールの量は少ないので助かります。
ただし、やや説明不足で分かり難い部分もあります。まあその辺は常識的な判断で処理します。
また、オリジナルルールは、双方が相手の配置を見ないでセットアップするようになっていますが、ソロプレイなので順次配置。
そもそも実際の戦場で、相手の様子がまったくわからない状態で陣を敷くというのもあり得ないかな?と思わなくもないですし(真偽はともかく、ルールのような状況になったのは、第四次川中島くらいなものでは?)。
兵士&武将も裏返して配置ですが、これもソロゆえ表で配置します。
武将は旗指物で自己をアピールしていたはずですので、表で問題ないかと。兵士は裏返しの方が、所謂「アントライド状態」を表してていいとは思いますが、ソロですので泣く泣く表で。

ルールの確認がてら、一番簡単なシナリオ1からプレイです。

シナリオの概況を読み、どうやら武田が迎撃側のようなので、とりあえず武田から配置。
セットアップ↓

武田は稜線に沿って配置。
左翼に甘利虎泰、中央に飯富虎昌、右翼に板垣信方。後方に武田晴信。それぞれ騎兵1、足軽1。
対する小笠原軍は、左翼に犬甘政憲、中央に諏訪頼重、右翼に溝口長勝。後方に小笠原長時。それぞれ騎兵1、足軽3。

勝利条件は、両軍とも相手の大将を討ち取るか、5ターン終了時に士気水準が相手より上なら勝利。
小笠原は兵力こそ武田に倍しますが、指揮官は同数であり、その能力は武田に劣ります。
練習プレイと位置づけて、気楽に始めてみます。

【第1ターン】
イニシアティブ:武田。先攻:小笠原。
小笠原方左翼の犬甘政憲が、武田右翼の板垣隊に襲いかかります。武田方は中央から飯富虎昌を引き抜いて右翼に投入。
両軍移動終了時↓


両軍射撃終了時↓

武田方は犬甘政憲に射撃を集中。サイの目もよく、一気に混乱3へ。

両軍白兵戦に。板垣、飯富に集中攻撃され、犬甘政憲は一気に混乱が進行し潰滅。犬甘政憲なんと討ち死に!
両軍白兵戦終了時↓


【第2ターン】
イニシアティブ:武田。先攻:小笠原。
小笠原方は全線にわたり接敵。稜線の突破を試みる。武田方は回り込まれそうな左翼に、晴信自身が駆けつけ戦線を補強。
両軍移動終了時↓


両軍射撃終了時↓


白兵戦。武田方中央は、武将不在(飯富が右翼に移動したため)が効いて、諏訪頼重が突破!
左翼では、晴信が溝口長勝に撃退され後退。
ターン終了時↓


【第3ターン】
イニシアティブ:武田。先攻:小笠原。
なかなか小笠原はイニシアティブが取れない。
武田は中央と左翼が突破されるも、稜線に残った舞台は踏ん張り、結果大乱戦。小笠原の左翼が緩いので、武田方は板垣が晴信の救援に向かう。
両軍移動終了時↓


この乱戦で、小笠原方は諏訪頼重が負傷。二人目の指揮官を失ってしまった。
ターン終了時↓


【第4ターン】
イニシアティブ:小笠原。先攻:武田。
ついにイニシアティブが移動するも、小笠原は指揮官を二人も失っており、時すでに遅しか?

ターン終了時↓


【第5ターン】
イニシアティブ:武田。先攻:小笠原。
指揮官の不足は如何ともし難く、戦況が覆らぬまま終了。

ターン終了時↓


終了時の士気水準トラック↓


斯くして、武田方の勝利。

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いや、楽しいゲームでした。
手軽ですが、戦国合戦の(一般的に信じられている)雰囲気がよく出ていると思います。
追撃・追撃阻止・新手のルールを上手く使わないといけないと感じました。
他のシナリオもプレイしたいですね。

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