Virtual PC 2007へのCentOSの導入記録です。
要件などは前回をそのまま引き継ぎますので、WindowsXP上でCentOS4.6を稼働させる環境の構築が目的になります。
早速ですが、導入手順です。
すでに、Virtual PC 2007はセットアップ済みなので、ゲストOS枠の作成から始めます。
---ゲストOS枠の作成(CentOS)
・ゲストOSをインストールする必要がありますが、インストールするための枠を用意します。
表示されたウィンドウの右にある[新規]ボタンをクリックすると、ウィザードが表示されますので、メッセージに沿って導入作業を進めます。
各画面の選択項目の例を記載します。
-オプション:[バーチャルマシンの作成]を選択
-バーチャルマシンの名前と場所:任意(なんでもOK)
-オペレーティングシステム:[その他]を選択
-メモリ:[RAMの調整]を選択
-メモリ:次画面で128MBで設定
-バーチャルハードディスクオプション:[新しいバーチャルハードディスクオプション]を選択
-バーチャルハードディスクの場所:任意
-完了
---ゲストOSのインストール
セットアップが完了した後に、再度[スタート]-[すべてのプログラム]の中の「Microsoft Virtual PC」を起動します。
うまくいっていれば、先ほど作成したOS枠が表示されているはずです。
これ以降はCentOSのインストールを実際に行いますので、光学式ドライブにCDをセットしようと思ったのですが、ダウンロードしたisoファイルがありますので、こちらを使いたいと思います。
ツールバーの[CD]-[isoイメージのキャプチャ]を選択して、isoファイルの場所を指定します。
今回はインストールに使用するCDが3枚あるので、次のCDを求められるたびにこの作業を行います。
(別のisoファイルを指定する場合は必要ありませんが、isoファイルを何も指定しない状態に戻すには、ツールバーの[CD]-[~~~を解放する]をクリックします)
これで、該当のisoファイルのCD-ROMがCDドライブにセットされた状態になりますので、後はBIOSのCDブートの設定をした後に、ゲストOSの起動あるいはリセットを行います。
で、CDを3枚挿入してセットアップが完了したのですが・・・エラーになりました。
下記に発生したエラーと私の対処法を記載します。
Q1)エラーメッセージ「starting openibd : kernel panic - not syncing : fatal exception」を吐いて、起動途中で止まる
A1)ランレベル'1'で起動して設定変更(ランレベル'1'でないと起動しなかったので)
「/boot/grub/grub.conf」の下記修正
変更前:kernel /vmlinuz-2.6.9-67.ELsmp ro root=LABEL=/ rhgb quiet
→
変更後:kernel /vmlinuz-2.6.9-67.ELsmp ro root=LABEL=/ rhgb quiet ide=nodma ide0=noautotune ide1=noautotune
参考ページ:ハードディスクの自動設定を無効にする
Q2)起動はするが、画面が崩れて何が表示されているのかわからない
A2)CentOSのビデオの同時発色数を、Virtual PCがサポートする16bitか32bitに合わせる
「/etc/X11/xorg.conf」の下記修正
「DefaultDepth」と「Depth]の24を16に置換する(16bitにする場合)
※ランレベル'1'での起動方法について
・CentOS起動中の「Press any key to enter the menu」で任意のキーを押下します
・'e'キーを押下します ('e'は編集)
・矢印キーで該当のラベルを指定して、'e'キーを押下します
・最後に半角スペースを挟んで'1'を入力し、Enterキーを押下します
・'1'が入力されていることを確認して、'b'キーを押下します
・ランレベル'1'で起動します
要件などは前回をそのまま引き継ぎますので、WindowsXP上でCentOS4.6を稼働させる環境の構築が目的になります。
早速ですが、導入手順です。
すでに、Virtual PC 2007はセットアップ済みなので、ゲストOS枠の作成から始めます。
---ゲストOS枠の作成(CentOS)
・ゲストOSをインストールする必要がありますが、インストールするための枠を用意します。
表示されたウィンドウの右にある[新規]ボタンをクリックすると、ウィザードが表示されますので、メッセージに沿って導入作業を進めます。
各画面の選択項目の例を記載します。
-オプション:[バーチャルマシンの作成]を選択
-バーチャルマシンの名前と場所:任意(なんでもOK)
-オペレーティングシステム:[その他]を選択
-メモリ:[RAMの調整]を選択
-メモリ:次画面で128MBで設定
-バーチャルハードディスクオプション:[新しいバーチャルハードディスクオプション]を選択
-バーチャルハードディスクの場所:任意
-完了
---ゲストOSのインストール
セットアップが完了した後に、再度[スタート]-[すべてのプログラム]の中の「Microsoft Virtual PC」を起動します。
うまくいっていれば、先ほど作成したOS枠が表示されているはずです。
これ以降はCentOSのインストールを実際に行いますので、光学式ドライブにCDをセットしようと思ったのですが、ダウンロードしたisoファイルがありますので、こちらを使いたいと思います。
ツールバーの[CD]-[isoイメージのキャプチャ]を選択して、isoファイルの場所を指定します。
今回はインストールに使用するCDが3枚あるので、次のCDを求められるたびにこの作業を行います。
(別のisoファイルを指定する場合は必要ありませんが、isoファイルを何も指定しない状態に戻すには、ツールバーの[CD]-[~~~を解放する]をクリックします)
これで、該当のisoファイルのCD-ROMがCDドライブにセットされた状態になりますので、後はBIOSのCDブートの設定をした後に、ゲストOSの起動あるいはリセットを行います。
で、CDを3枚挿入してセットアップが完了したのですが・・・エラーになりました。
下記に発生したエラーと私の対処法を記載します。
Q1)エラーメッセージ「starting openibd : kernel panic - not syncing : fatal exception」を吐いて、起動途中で止まる
A1)ランレベル'1'で起動して設定変更(ランレベル'1'でないと起動しなかったので)
「/boot/grub/grub.conf」の下記修正
変更前:kernel /vmlinuz-2.6.9-67.ELsmp ro root=LABEL=/ rhgb quiet
→
変更後:kernel /vmlinuz-2.6.9-67.ELsmp ro root=LABEL=/ rhgb quiet ide=nodma ide0=noautotune ide1=noautotune
参考ページ:ハードディスクの自動設定を無効にする
Q2)起動はするが、画面が崩れて何が表示されているのかわからない
A2)CentOSのビデオの同時発色数を、Virtual PCがサポートする16bitか32bitに合わせる
「/etc/X11/xorg.conf」の下記修正
「DefaultDepth」と「Depth]の24を16に置換する(16bitにする場合)
※ランレベル'1'での起動方法について
・CentOS起動中の「Press any key to enter the menu」で任意のキーを押下します
・'e'キーを押下します ('e'は編集)
・矢印キーで該当のラベルを指定して、'e'キーを押下します
・最後に半角スペースを挟んで'1'を入力し、Enterキーを押下します
・'1'が入力されていることを確認して、'b'キーを押下します
・ランレベル'1'で起動します