と言うのも…24日金曜日仕事終了後マシン整備やら準備やらを終え、出発できたのはナンと予選当日の25日となってしまいました。
野沢まで420㎞の道のりを休憩1時間を含み(東北道~磐越道~関越道~R117経由で)8時間かけて到着。
そそくさと受付するものの…受付順で好きに選べる予選スタート場所を選択するも「ガ~ンっ!」既にⅠ列目(因みに1列あたり20名が並びます)、ようするに180番台予想以上の後列スタート位置。まぁ、一番濃い~AMクラス(360名)だから仕方なし…と、eiso氏と合流し2本試走し予選に備えました。
2年ぶりの参戦(昨年は骨折中の為不参加)となる今回のコースは勝ち狙いの最短ルートで距離約8㎞、安全コースで約10㎞と言う設定。
スタートから第1エイドゾーン途中までの漕ぎセクションがわりと長く(XC系ライダー的なポイント)、その後急勾配のスイッチバックあり・高速ポイントあり・ブラインドコーナーありのDHセクションが続き、終盤いくつかの短い登り返しがあるものの割りとDHライダー向けな仕上がりになっていました。
そして、僅かな休憩を挟みクラス別に時間差スタートの予選開始…案の定スタート直後の窪みにハマり早速転倒してる選手あり、幅員が狭まる箇所で大落車発生あり道が完全にふさがれたりで9列目スタートで追い上げるのは困難極まりなく、漕ぎセクションに入った頃には既に頭は真っ白、体もヘロヘロでDHセクションもいけてない…それでも前へ前へと走り続け結果は全クラス総合で23位。
自分の結果よりも、後者に突っ込まれハジき飛ばされ実は大転倒していたeiso氏が心配で救護室へ同行…。幸い擦過傷で済んだのですが左あごの腫れが気になりました(昨年の苗場DHマラソンでの自分を彷彿させるものがありました)。
しかし過去にも指を骨折しながらJのDHレースに出続けた男は、キチンと決勝を走ってくれました…。
この決勝は男女・年齢問わず予選のタイム順に並びいっせいに約700名がスタートする、走る側も見る側も大迫力!かなりスケールの大きい、まさにDHマラソンの醍醐味です。
ワタクシは予選で頑張ったかい(おかげで二の腕ブレー筋がパンパン・笑)あって2列目スタート、まわりはDH・XCの国内トップライダーだらけ…の状況下、予定どおり1:00pmに号砲。
予選と違って落車は無いは(後方集団では大落車発生してたらしいですが…)みんな走りがうまいので、引っ張られる感じで第1集団でペダリングセクションへ…。DHレースでは有り得ない内嶋選手や竹本選手を抜き去り何とか7位まで上がれたのですが、その後のフラット気味のDHセクションで和田良平選手に、激坂セクション後半で内嶋選手含む4名のグループに抜かれ…予選より1分縮めるもクラス別8位・総合12位と言うリザルトに終わりました…。
ここんとこ暑さにかまけて心肺的トレーニングも今ひとつでしたが、下りが全くいけてませんでした。
とりあえずDHマラソン3回目にして無事に決勝を完走する事ができたので、ノルマはクリアできましたが課題も多く残りました。
ケガを押して走ったeiso氏も(本人的には不満足でしょうけど)そこそこのリザルトでフィニッシュ!「来年はオヤジクラスだし、もっともっと頑張ろう!!」とお互い励まし合い、野沢の暑い夏も終わりました…。
=G.DH Marathon 2007AVALANCHE MAZDA CUP 26th野沢温泉村大会=
1.Rene Wildhaber 30 Scott/RedBull 0:13:25.94
2.安達 靖 30 Team Ikuzawa 0:13:36.02
3.鈴木 雷太 36 Team BRIDGESTONE ANCHOR 0:13:46.41
4.宮本 光司 33 パワースポーツ シック 0:13:51.05
5.和田 良平 26 TEAM RINGO ROAD 0:14:52.26
6.青木 卓也 22 TEAM GIANT 0:14:55.84
7.野口 寛洋 29 KYBカントリーナッツ 0:14:55.85
8.小野里 英一 35 Power sports SICK 0:15:05.50
9.内嶋 亮 30 G-cross HONDA UCHIJIMA 0:15:08.88
10.飯田 隆彦 19 NONmotorize TeamY 0:15:08.99
11.兼子 雄一郎 30 カンモー 0:15:11:78
12.関 誠利 39 SEKIみちのく 0:15:23:16
13.本間 研一 30 0:15:25:55
14.加納 慎一郎 27 DiatechProducts UA 0:15:27:21
15.竹本 将史 30 aki factory 0:15:28:56

ウォータースライダー等完備のプール施設あり、温泉街も近く夜のんびり散歩へ出かけたり…非・日常ってリフレッシュするのに凄く大事な要素だと思います…。
今回はケガも無く2日間とも快晴で純粋にレースも楽しめたし、ウッチーパパさん(そのとおり内嶋選手のお父様)とも久々にお話できましたし、eiso氏の連れた来た本場DHマラソンチャンプ・レネーさんとも一緒に走れましたし、Monkey今泉さんとも初めてお話する事もできましたし何かと収穫の多いレースでした。
「来年はもっとパワーアップして臨みたいなぁ…」そして「もっと多くの仲間と挑戦したいなぁ…」と思い、越後~信州の壮大な景色をあとに帰路へ着いたのでありました。