
今回はとりあえず一番レベルの高いクラスで揉まれようかと、(一応DHの方でJCFには登録しているので…)登録競技者オンリーの『Sクラス』にエントリーしました。
地元の国体予選を兼ねている(らしい?)このクラスは、高校3年生が主体のなか社会人は僅か3名のみでした。来週に実業団のレースが控えているせいか、練習仲間のテツさんや地元岩手に戻られた佐藤さん含む強豪のお顔はありませんでした。そんななか自分でもビックリ、出走リストを見るとなんと最年長でした…(笑)。
さて(2㎞×20周=40㎞で争われる)レースの方はと言うと…スタートと同時に高校生が一人泳がされる感じで何周か逃げ、社会人の意地かラバネロの選手と他校の選手が集団を牽引し吸収。
その後も一人・二人と逃げては同校の選手が抑えに回るパターンでレースは展開。
普段は早朝の涼しい時間帯でしか練習していないので、30℃近い猛烈な暑さで集中力が切れそうになったりもしましたが…宮城の自分は速くて確実に逃げられるのがどの子なのかも全く分らない為、逃げを追ったり、見送ったりの状態。
レース終盤、八戸工業と青森山田高の二人の逃げが決まってしまい、ラスト3周では八戸の子が独走態勢。監督から追走指令が下った山田高メンバー数人が集団を牽引。ラストでは20秒差まで詰まって、ペースが上がったせいか集団もかなり小さくなり…結局、集団の頭はかろうじて抑える事ができ“準優勝”と言うリザルトでした。
DH練習主体の現在の環境下では、よく走れたと思ってます…。

他、チーム内メンバーは…オヤジさんが『グランドシニア(50歳以上)の部』で、先頭を牽いた直後に優勝した選手に逃げられてしまい同じく準優勝。
そしてBクラス(距離30㎞)で出走したヒデさんとTAKEさん。まったりとしたペースの中、常に後方待機。どういう展開になるか分らないので、しきりに「前へ!前へ!!」と催す自分。
案の定、ラスト5周くらいから岩手のベテラン菊池さんの逃げが炸裂、集団は中切れを起こし小さくなりラスト周回へ…対岸のコースを絶好の番手につき機会を伺う好調のヒデさん。
ゴールラインでカメラを構える自分。菊池さんがまず独走で入り「さて来るかッ!?」と待ち構えていると、CRT‐ADOの穀田さん他数名がまばらにゴール…すると「向こうで落車、落車!」の声。
慌てて駆けつけるとヒデさん含む3人がまだ地面から腰を上げていない状態でした。特に気仙沼・菊田君が一番ひどく、脳震盪を起こし擦過傷も深かった様(帰路のSAで会い、元気な姿を確認できたのでホッとしてます…)、一方ヒデさんも結構擦過傷がひどい感じでしたがバイクの方が衝撃を受け止めてくれたらしく、骨等には異常が無く幸いでした。TAKEさんは無事完走でした。


レースにケガはつき物ですが、大事に至らず何よりでした。ヒデさんは、落ち込むどころか心は早くも次の鳥海HCへ向かっている様なので、バイクの方も急ぎ修理させて頂きます。
今回は4人しか参加できませんでしたが、来年はもうすこし大人数で前泊で(いい宿があります!)大人数でのり込みたいですねッ!!