あれから一年・・・

ど～も、スタッフＢです。
今日は昨日感じたことを真面目に書きたいと思い絵文字は封印させて頂きます。


ＪＲ福知山線脱線事故から早いもので丸一年がたった昨日、追悼慰霊式が行なわれた。
事故当時はひどい事故だとは思ったが、正直それ程色々考えはしなかった…
しかし、一年経った昨日、ニュースなどを見ていてあらためて考えさせられた。
あのＪＲ最悪の惨事の後も鉄道や航空機の事故、トラブルは後を絶たない現実がそこにあるからだと思う。
耐震強度偽装事件もそうだが、責任の擦り付け合い…最近のニュースは人間の汚い部分ばかりが見えてしまうからかもしれない。

事故で奇跡的に助かった人も、未だに電車に乗ることが出来なかったり、目の前で亡くなられた方に対し生き残ってしまった罪悪感に苦しめられている人も多いと聞く。
救助活動をした人の中にも助けられなかった罪悪感に苦しめられている人もいる。
本当は、助かった人や救助活動をした人には何の罪もないのに…
ＪＲ西日本には今後も障害の残っている人は勿論のこと、こういった人の心のケアも誠意をもって対応していってもらいたい。

昨日の式で奇跡的に助かった方のスピーチで『お客ではなく命を運んでいることを胸に刻んで電車を動かしてほしい』という言葉があった。
この言葉は鉄道だけでなく、全ての交通機関の方の胸に刻んで欲しい。
そして、生き残った方々には色々な苦しみがあるとは思いますが、苦しみを乗り越えて亡くなられた方の分まで生きて欲しいと思う。
僕等はこの事故のことを決して忘れてはならないと思う。
そして、全ての交通機関は、二度とこのような悲惨な事故が起こらないよう安全体制の見直し・強化に努めて欲しい。