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野球日誌

プロ野球を始め、野球に関する私的日誌

かつてのドラフト1位(3)

2006-11-21 01:13:55 | ドラフト
3番バッターと4番バッターの明暗

 確かにプロでの実績でもこの3番バッターは群を抜く。卒業後すぐプロ入り。期待に違わず、新人王に輝き、その後はチームの中軸打者に成長した。そして6年後には大打者との高打率の勝負を土壇場でひっくり返し、首位打者も獲得。さらに4年後には大怪我に泣かされながらも2度目の首位打者を奇跡的復活で勝ち取った。

 対して4番バッターはプロでの活躍はできなかった。希望球団を目指して一浪。渡米までしたが、入団拒否をした球団の過激ファンから暴行を受け目に疾患を負った。これが後々致命的な故障となる。三角トレードで別球団に入ったものの、一時的な活躍に留まった。視力障害をかばう為左打者転向を試みるも結局は功を奏しなかった。

 即プロ入りしていれば・・・。悔やまれる一例である。

かつてのドラフト1位(2)

2006-11-19 23:00:24 | ドラフト
その他のメンバー
 この3・4番コンビニ加え、投手ではこのドラフト1位指名の投手と2位の捕手、そして野手では二人の強打者がいた。また、もう一人の投手も左の技巧派で良い投手であった。

 残念ながらこのバッテリーはプロの世界では活躍できなかったが、野手二人は社会人を経由して方やチームの主軸となり、遅れてプロ入りしたもう一方も入団した球団では活躍できなかったがトレードで別のリーグに行くと1シーズンとは言え首位打者争いをした。

 また左の技巧派投手も社会人を経由してプロ入り、抜群のコントロールと多彩な変化球で2年連続で最優秀防御率に輝くなど件の1位指名の投手よりも活躍した。
尚、余談になるがこの技巧派はそのキャラクターから漫画の世界でも活躍した。キャラクターと言っても実際にそんな性格ではなく、外見からそんな印象を受け、それを漫画の寝たにされてしまったのだから気の毒ではある。因みにこの漫画の主人公は前に述べた、この投手が在籍していたリーグの前年の看板打者である。
この記事での主人公とその女房役は活躍できなかったものの、他の3人はプロの世界でも活躍できた。そんな強者ぞろいのメンバーの中でも、3番バッターと4番バッターは別格だったという。他のメンバーに言わせると、二人は口も聞かない間柄だったとか。

かつてのドラフト1位(1)

2006-11-19 07:30:36 | ドラフト
食堂で見たスポーツ紙で

 もうすぐ2006年度のプロ野球ドラフト会議がやってくる。かつての1位指名選手も還暦を越えた人たちもいる。歴史の長さを感じる。

一昨日(11/15)入った食堂でスポーツ紙を読むと、中面左側に“ポスターの中のアイドル”でお馴染みの女子選手の、そのポスターの記事があったことは既にご紹介したが、右側の記事は某有名球団のドラフト1位の選手の、今現在の近況報告のような記事であった。
 
 アイドルの記事は読まなかったが、そちらは隅々まで読んだ。この選手は一番人気のある大学リーグの、その中でも有名な大学出身の投手で、そしてこれまた有名球団に栄光のドラフト1位で入団した。余談になるが、この球団は翌年のドラフト1位指名選手も下の名前が同じ名前、そして同じ漢字であった。しかもどちらも投手であった。
 また、このドラフトでは2位にこの投手と同じ大学から捕手を指名、つまり大学時代のバッテリーを1位・2位で指名した。

 残念ながらこの投手は活躍できなかったが、この投手が在籍していた時代の大学は豪華なメンバーが顔を揃えていた。先ず、3番・4番はプロ野球界垂涎の的であった。前年、リーグの看板打者がプロへ抜け、その後を継いだのがこの3・4番コンビであった。二人とも前年の看板打者が打ち立てたホームラン記録に迫った。3番打者はどちらかと言えばシュアな打撃の左打者で中距離打者であった。4番を打つ右打者がホームランバッターであった。