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野球日誌

プロ野球を始め、野球に関する私的日誌

メジャーリーガーと同級生~最終回~

2006-11-14 01:30:32 | 高校球児
ドラフトの目玉 一転・・・ 

 この投手は同じ県内出身ではなく隣からの越境であったが、彼女の出身校はさほどの強豪校でもないので果たして野球越境だったのだろうか?勿論この年を含め2回の甲子園出場を果たしているのだから強い事は間違いないが、強豪校という程ではなく、実際彼の住む都道府県ならもっと強豪校がある。それでも野球越境だったのかな?

 いざドラフト会議を前にしてある話題が沸き起こり、この投手は指名を見送られた。そのリーグは一番歴史があり、そして一番人気があるリーグであり多数のプロ野球のスターを輩出していた。彼はそのリーグで4年間の通算の勝利数もかなりのものを挙げ、特に三振の記録は立派なものを持っていた。それだけの素材であったがプロ側は指名に二の足を踏んでプロ入りの夢は絶たれた。

 彼は単身渡米してメジャーに挑戦した。最初は1Aからのスタートだったかもしれないが遂に念願のメジャーデビューも果たす。確か今期は不本意なシーズンとなったと思うが、来期再びメジャーに昇格し、華々しい活躍をして欲しいものだ。26歳。まだ若い。横浜ベイスターズからロス・エンジェルス・ドジャースに移籍した斎藤隆が36歳であそこまで頑張ったのだ。君なら出来る。奇しくも同世代の“ライバル”、松坂大輔が西武ライオンズからメジャーに移籍する(ニューヨーク・ヤンキースが有力か?10日時点では不明。何でも予想を遙かに下回る落札額でもしかしたら西武が受諾しないかも?)。高校時代はとてもライバルとは言える存在ではなかった。大学卒業時の騒がれ方なら“松坂世代の一人”として認識されたであろう。しかし夢破れアメリカへ。

 杉内は三菱重工長崎を経由してホークスに入団、一昨年最多勝とシーズンMVPを獲得した。和田毅は早稲田大学を卒業してホークスに入団、デビュー以来の二桁勝利を収めている。新垣は九州共立大学を卒業後ホークスに入団、主力投手として活躍している。3人はホークスの投手陣を支えている若きエースだ。
杉内と鹿児島県決勝戦で戦い破れた木佐貫洋(読売ジャイアンツ)は亜細亜大学を卒業してプロ入り、その年セリーグの新人王に輝いた。亜細亜大学で同期の永川は広島の守護神だ。久保(千葉ロッテマリーンズ)は昨年の新人王だ。このように日本のプロ野球に足を踏み入れた“松坂世代”の投手は活躍している。しかし、メジャーでは先輩だ。国内組に負けるな。そして松坂が来期大リーグ入りを果たす。名前負けせずに松坂をしのぐ活躍をして欲しいものだ。オフには日本に帰り、地方リーグにレンタル出場して試合勘を養うという。その意気や良し!

 ところで彼女は自分が応援していたエースが大学時代は有名投手と知っているのであろうか?また。メジャーの選手になったと知っているのであろうか?
彼女は僅か3ヶ月の在職であったが、彼女が去った後主婦パートから聞いた話がある。昼休みに一緒に食事をしながら話した事であろう。彼女の高校はマンモス校で特進クラスがあるそうだ。また、体育コースのクラスもあるそうだ。これらは最初から一般の生徒とは校舎も違うそうだ。このエースは当然体育コースであったろう(想像)。そうすると同じ学校と言っても全然触れ合いもなく顔さえ知らないかもしれない。

メジャーリーガーと同級生(3)~彼女は打ち明けた~

2006-11-13 00:36:25 | 高校球児
彼女は高校時代の話を僕に打ち明けた!

 彼女は私に打ち明けた

「私の学校は3年生の時甲子園に出ましたよ。夏休みは応援に行きました」。

既に彼女の出身校は以前二人きりの時の会話で知っていた。因みに彼女の出身校は私の自宅から近くで、近くといっても自動車で行く距離で同じ市内というだけだが、以前にはそんな話しで盛り上がっていた。そして

「甲子園出場」

の発言。私は

「そうか、そう言えばあの頃出たね。その年か。確か記念大会で、県内で2校出た時だよね」。

 と、これで彼女が3年生の時自分の学校が甲子園に出た話は終わり。

 ところがつい最近面白い事に気付いた。何とその時のエースは有名な投手であったのだ。その投手が大学を卒業する時はドラフト前に騒がれたので知っていたが、松坂を始めとしてライバルと言われた新垣渚(沖縄水産)や杉内俊哉(鹿児島実業)などのように高校時代から有名だった訳ではないので出身校は知らなかった。

 つい最近知った事というのを、さらに正しくいえば最初はこの投手が彼女と同じ出身校ということを知り、

「へぇ~、彼女と同じ学校か」

と思い、その後この投手も松坂世代、つまり彼女と同じ年だということを知ったのである。

「へぇ~、彼女と同学年か」。

2段階の

「へぇ~」

であった。確かに考えてみるとこの投手は松坂世代なのだ。大学時代、同じリーグのライバル投手が松坂世代なのだから。
 つまり彼女が甲子園に応援に行った時に投げていたエースはこの投手だったのだ。


メジャーリーガーと同級生(2)~彼女は拒否しなかった!~

2006-11-12 00:44:04 | 高校球児
彼女は僕のリクエストを拒否せず、求めに応じてくれた!


 気になっていたことというのはおじさんが若い女性に対しての疑問であるから、当然彼女の年齢である。
 私は初めに聞いてみた。「いくつか聞いて良い?」。女性に年齢を尋ねるのだから当然遠慮がある。先にそう聞いてみた。彼女が拒否せず、笑顔で返してくれた。私は続けた。「じゃあ、当ててみるね。これ?」と私は両手を広げて出した。同時に出すと何の意味か分からないだろうから、左手・右手と順に出した。彼女は答えた。

「昭和って意味ですか?」。
「うん」。
「そうですよ」。
「じゃあ、松坂世代だね」。

そんな話しで盛り上がった。

55と言えば松井? いえいえ同じ”松”でも松坂です

 左手と右手を順に出したのは”55”と言う意味であった。彼女は聡明ですぐに僕の気持ちを理解してくれた。野球の話しになると止まらない。若い女性が興味を持たない分野なんて気にもしない。私は続けた。

「昭和55年というとね、早稲田実業の荒木大輔投手が1年で準優勝投手になり」
なんて話しをしたのかな?

「ハンサムで凄いアイドルになったんだ」。

彼女も乗ってきた。

「どんな感じなんですか?」。
「こう、キリッとした二枚目かな」。
「キリッとしてたんですか(笑)」。

彼女は笑った。そんな話題で話が弾んだ。その後は

「実は松坂の“大輔”はこの荒木投手から名付けられたんだ」

と話しが進む。そうしたら彼女は私に秘密を打ち明けた。

メジャーリーガーと同級生(1)~若い彼女がやって来た!~

2006-11-11 08:11:29 | 高校球児
 彼女は我々を癒してくれた!

 私の部署に大手派遣会社から若い女性社員が派遣され、2月から(厳密には月曜日勤務開始なので1月30日から)4月末までの3ヶ月間一緒に働いた。自分の会社はこうした派遣社員なるもがいなかったので初めての体験であった。今回はそんな彼女との甘酸っぱくもほろ苦い思い出話である。

 若い女性が来たものだからこちらとしても心は弾んだ。特にうちの部署は殆どが男。しかも40歳以上のおじさんばかりときている。女性と言えば女子大生のバイト二人(一人は就職活動で来ていなかったので実質的には一人)と50歳を越えた主婦パート二人。ここに30歳をちょっと出た、女性で唯一の社員である事務社員が一人いた。しかし、これがまたへんちくりんな奴でとても女性がいるからと和む存在ではなかった。そしてこの事務社員が9月以降出社しなくなり、そのためこの派遣会社に依頼してこの社員が派遣されてきた訳である。つまりこいつが出社しなくなり、そのお陰で若い女性が来たのだから、そう考えると仕事面では何の役にも立たなかった最低な女であったが最後は役に立ったと言える。

 この子が来てくれたお陰で部署内は華やいだ。何せくたびれたおじさんばかりの部屋に若い女性が来たのだから当然だ。勿論女子大生バイトは彼女よりもっと若いのだが、勤務も週に数日で会社にいる時間も夕方からと短いのでそれほど和むことはなかった。特に早番勤務だと我々は6時に帰るので、普通は5時に出社するこの女子大生とは1時間しか接触がない。そんな訳で女子大生は若くて、性格も良かったが部署内を癒す事のできる存在ではなかった。

 それに対してこの派遣社員は部署内を見事に癒してくれた。おじんばかりで殺伐とした雰囲気の社内を明るく変えてくれた。若い女性というだけでなく、彼女は正職員並みに月曜日から金曜日の10:00から17:00まで勤務時間だったので一緒にいる時間も長かったので、その点女子大生と違って雰囲気を変えられたのである。しかし、それより何よりも部署内を癒す事ができたのは彼女の天真爛漫な性格と天性の明るさであろう。彼女の笑顔と明るい笑い声が殺風景な風景を緑豊かな景色へと変えてくれた。

彼女と二人きりの時間についに実行に移した!

 そんな彼女と二人っきりの時間があった。うちの部署は早番が10:00で出社時間は彼女と一緒な訳だが、この早番は一人だけで残りは13:30の出社であった。そのため午前中は二人だけの時間が楽しめた。ある日私は常々気になっていたことを尋ねてみた。

ハンカチ王子の被害

2006-09-28 23:44:39 | 高校球児
嘘っぱちのジャーナリズム

 気分の悪い記事を見た。一昨日(9/7)入った食堂で週刊誌を読んだ際の事だ。週刊誌は週刊文春であった。尚、当“野球日誌”は実“社名”報道をジャーナリズムの基本姿勢と考えています(笑)。

 記事と言っても本文ではなく写真記事であったが、“ハンカチ王子”こと、早稲田実業の齊藤祐樹投手の追っ掛けであった。この写真記事の題材そのものが人気者の追っかけであり、低俗雑誌の女性週刊誌じゃあるまいし斎藤君を追っ掛ける事自体如何なものかと思われるが、写真を紹介する文面がまた低俗であった。

 内容は斉藤投手の癖の紹介であり、「股間に触る癖」ということで写真が2点載せられていた。1枚はそれほど股間と言うほどではなかったが、1枚は確かに股間に触れている。しかし、この写真に何の意味があるのだろう?股間に触れる癖があるがなかろうが余計なお世話だ。何もこんなショットを載せなくても良いのではと思われた。

 だいたい、本当にそんな癖があったのだろうか?丁度そんな光景の写真を2点載せて、本文に「こんな癖がある」と書いてしまえば、読者は本当にそう思ってしまうだろう。果たしてそれが何の意味があるのだろう?全国の読者がそれを読むのだ。高校生の斎藤君がどう感じるか考えているのだろうか?