年末年始のテレビ番組を観ているときに、またしても娘から気づきをもらった。
それは、
紅白の歌合戦を見ているときだった。
「パパー、さっきの見た!」
「なに???」
「後ろの踊っている人と歌っている人がなんか目で話しながら合図みたいなことしたよ、そしてニコって笑ったけど、、、どうして?」
「・・・・・・・・字を見よったき見てなかった」
「字なんか見んでも、歌ってるやん!聴こえるやんか!もう!」
本当にそんなの見ていませんでした。
すっかり、歌詞の字幕テロップを追っていました。
娘が言っている状況は全く気づきませんでした。
映像を表示するというテレビのメリットを台無しにしていました。
メラビアンの法則でも、情報の伝達比率は
文字:7%
言語:35%
表情:55%
と言われているのに、
テレビはメディアの中でも表情を映し出すすばらしいものなのに
全く有効に使っていませんでした。
そこで、脳の鍛え方で米山先生が言っていたことを思い出す。
コミュニケーションの低下と言われてるテレビでもこうやれば良いと。
「テレビを音声なしで観る」
特に映画やドラマがいいようです。
表情や状況から想像することにより脳が活性するとのこと
最近は、バラエティー番組でも字幕テロップが多い番組がたくさんあります。もしかして、これってますます考える力、想像する力を得るきっかけをなくしているのではと!
そういえば、洋楽映画を字幕で初めて観た時、映像を見れなくてもう一回観たくてたまらなかったことを思い出しました。
なんか、知らない間に、何となく流すように映像を観るようになってしまっているのかも、、、、。
そして、本当に映像を観たい映画のときは、状況からなんとなく会話は分からなくても、雰囲気だけでも楽しめているときもある。
言語を知らない赤ちゃん、子どもにとっては、雰囲気からが普通で、たぶんそのほうが自然なんでしょう。
ぼんやりしてテレビであるが相手の表情も見ずして、
「人と話をするときは目を見て」
なんていっている。
ありがとう、本当に大切なことを。
表情や場の雰囲気を大切にしたいと思います。
感性が老化するところでした。
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