晴明館☆柔道☆日記

明野晴明館や柔道に関すること、その他いろいろなことの日記

筑西大会

2011-01-25 23:30:40 | 晴明館
1月23日(日) 筑西大会

筑西市柔錬が主催する「筑西市少年柔道錬成大会」に参加してきました。

この大会は小学生と中学生の部があり、団体戦で行われます。
小学生の部は学年指定で2・3・4・5・6年生の5人(男女自由)と、
女子の4・5・6年生に分けられます。
中学生の部はごく普通の団体戦となります。
その他に紅白戦があり、団体に出場しない子どもたちが出場できます。

【小学生の部】
晴明館からは地元開催ということで4チームがエントリーしました。

出場選手は、
Aチーム:あとむ、たいき、たいが、けんすけ、ひでゆき
Bチーム:さとみ、よしのり、ひさのり、かんた、たつや
Cチーム:りょう、しょうた、さとし、ようすけ、だいすけ
Dチーム:かいり、(欠)、ともや、ひろむ、けん(4人)
紅白戦:りか、はると、ひよし、しげみつ、かいと、あみ、のぞみ、
    ひより、としき、としまさ、よしひさ、しんや
となりました。
Cチームには2年生のよしとが入っていましたが、ケガの影響で1年生の
りょうに交代、Dチームは3年生のみゆが風邪で欠席のため4人での出場
となりました。

監督は石郷岡先生と鈴木先生の2人、自分は審判と明野中も見ていたため、
いつものごとく、あまり見ることができませんでした。

また聞いた範囲、見た範囲で書いていきます。

【小学生編】
結果は…、あんまり良くなかったです(と言うより悪かったです)。
ここ数試合、良い思いをさせてもらっていましたが、今回は早々と
(1時30分には)帰ることとなってしまいました。

Aチームは、1回戦の相手は下館武道館B。こちらは一応主力の「A」なので
ある程度は差をつけて勝って欲しかったところでしたが、全く違う展開に
なってしまいました。まず先鋒が技有を取られ、続く次鋒も一本負け、苦しい
以上のスタートでした。ここは!と思っていた中堅が引き分け、後がなくなって
しまいました。ここから副将、大将が踏ん張ってくれ連続一本勝ちでどうにか
初戦を突破することができました。なんて危ない試合なんだろう…。
2回戦は下妻優心塾A、下妻は2チーム出していましたが、両チームに戦力差が
あまりないようなバランスでチームを作ってきたようでした。中堅が引き分けた
だけで先鋒から副将までで0-3、勝負はあっけなくついてしまいました。
どうにか大将の6年生が一本を取り一矢を報いてくれましたが1-3で敗れ
ました。
Bチームは、初戦が大宮少年柔道同好会A、ほとんど見られませんでしたが
結果は5-0、それもオール一本勝ちだったとか、見たかった!よく頑張りました。
その勢いで、と思った2回戦は野木町柔道クラブB、副将までで0-4、大将だけは
取って1-4での敗戦。もうちょっとどうにかならないか。
Cチームの初戦は昭道館池内道場、先鋒は取られましたが、次鋒が取り返してくれ
1-1の対へ戻しました。中堅は相手が悪かったとは言いたくありませんが取られて
1-2,副将も同じく出1-3となり勝負あり、大将は役目を果たしてくれましたが
2-3、粘りはしましたが姿を消すことになりました。
Dチームの初戦は石下柔道部A、Bチームの2回戦と同じ展開で大将だけが取り
1-4での敗退となりました。
この学年の並びは厳しいとは思っていましたが、予想した以上(以下?)の結果と
なりました。

来年度の最高学年となる今の4年生を中心に、もうちょっと鍛える必要が
あるかなという思いを持ちました。
小学生のうちは勝ち負けよりももっと大切なものがあるとは思っていますが、
勝ち負けも大きな要素の一つであることも間違いありません。
勝つために練習するのではなく、一生懸命練習した結果、試合で勝つことが
できた、という風に持っていきたいと思っています。
ただ、4年生に関してはギアを二つくらい入れ替えなければならない時期かと
思っています。勝っても負けても「あれだけ練習したのに」とか「あれだけ
練習したんだから」と思えるくらいの練習量・内容にしていくつもりです。

紅白戦では、はるととかいとがデビュー戦となりました。まだまだ始めた
ばかりでこれからの2人ですが、いい経験になったと思います。
少しずつ頑張りましょう。

小学生 結果
 優勝:力善柔道クラブA
 準優勝:つくばユナイテッドA
 3位:無心塾飯島道場A,下館武道館A
小学生女子 結果
 優勝:野木町柔道クラブ
 準優勝:下館武道館A
 3位:つくばユナイテッド、力善柔道クラブ

【中学生編】
中学生、結果は「何してるんだ!」というところか。

男子は1回戦こそ4-1で勝ったものの、2回戦で下館南に2-3での負け。
1点の差ですが非常に大きな差でした。この1点の差はこれまでの意識や
練習内容ではいつまで逆転できない差です。
女子は3位に入りましたが、準決勝で同じく下館南に代表戦の末敗れました。
これまでの練習の内容がそのまま結果に出た試合だと思いました。
総体まであと半年、もうギリギリの時期です。
今、気がついて変えていかなければ悪くなることはあっても良くなることは
ありません。意識を変えなければ今日以上の結果は望めません。
試合終了後、かなり厳しいことを言いましたが、何とか気付いて欲しいと
思っています。

中学生男子 結果
 優勝:千代川中学校
 2位:関城中学校
 3位:総和中学校、下館南中学校A
中学校女子 結果
 優勝:千代川中学校
 2位:下館南中学校A
 3位:境第二中学校、明野中学校

【夜の部編】
「夜の部」と言っても、「飲み会」ではなく「特別練習」です。
大会があっても普段の日曜と変わらず、普通に練習しました。

晴明館も下館もいつものメンバーはだいたい来ました。
みんなホントによく頑張る子たちです。

3年生のまさきが初参加しました。まさきは晴明館に来るようになって
まだ間もない子でちょっと驚きでした。みんなと一緒のメニューでやるには
無理があるので基本的な練習をやりました。
いつもの練習日とはちょっと(結構)雰囲気が違うので戸惑ったかもしれま
せんが、懲りずに続けて来ればと思っています。体も大きい方だしパワーも
あるので、やる気さえあれば将来の主力の一人になれると思っています。

今日の練習では、試合の結果が結果だっただけに、いい機会だと思い少し
(かなりという声もありましたが)檄を飛ばしながらの練習にしました。
特別練習の雰囲気も最近ちょっと和やか気味になっていたので、ちょうど
いい機会だということもありました。

また、参加した中学生も小学生と一緒の練習にしました。
寝技の確認も乱取りも立技の打ち込み、乱取りも全て区別なくやりました。

中学生だけでは人数も少なく、パターンも決まってしまうので、小学生と
一緒にやることはプラスになるはずです。小学生相手でも考えてさえやれば
十分に練習になります。
要は意識の問題です。
乱取りでもただ倒せばいいなんて思ってやっていたのではダメで、何の技で
投げるか、技をどう繋げていくのか、足技の入り方はどうするのか、引手、
釣手、足の位置は大丈夫かなど考えてやればいくらでも練習になります。
もし、力の差が大きければ受けてやるのも勉強の一つです。

今日は(珍しく)よーく注意して見ていたのですが、危険な場面もなかったし、
お互いにいい練習になっていたと思います。ネックになるのは中学生という
プライドだとは思いますが、この際、それは横に置いといて練習しなければ、
これまでと同じになってしまいます。
投げて当たり前というプレッシャーの中で練習するのもいいことだと思います。


【おまけ編】
今日の大会、なかなか忙しい大会になりました。
審判をやって、中学生の男女の試合を見つつ、小学生4チーム+紅白戦の
応援をする。
久しぶりに会場内を走りました。
別に自分がいなくても中学生には顧問の先生がいるし、小学生には両監督が
ついているので心配はないのですが、見たいものは見たいし、応援できるの
なら応援したい、ということで走ってしまいました。


ところで、今日は写真を1枚も撮れませんでした。撮ろう、撮ろうとは思って
いたのですが、いつの間にか解散の時間になってしまいました。
近いうちに道場ででも撮ろうと思います。


次の日曜は今年度最後の団体戦、気合いを入れ直して頑張りましょう。



1月16日

2011-01-19 18:37:53 | 晴明館
1月16日(日) 寒稽古&餅つき&お汁粉会

今日は寒稽古&餅つき&お汁粉会の日。
子どもたちは楽しみにしてました。
打合せを何回もやり準備も万端でした。

なのに…、

朝、起きたら外は銀世界…。
スキー場並みに降る雪…。

なにっ!

できるのか? こんな天気で?

日程的に延ばすことはほぼ不可能、どうする?

ところが、

そんなことを考えていると、いつの間にか雪は止み、青空も見え始めました。

よかった…、日頃の子どもたちの心がけのおかげだな、きっと。



雪が多少残る中、道場へ。

寒稽古では、練習前に道場の隣にあるジョギングコースを走ることにして
いますが、一面の雪、これでは無理。仕方なく同じ建物にある体育館内を
走ることにしました。
きっと何人かの子どもたちは密かにほほえんでいたに違いありません。

【雪国のようでした】


同じ頃、餅つきの会場である「宮山ふるさと公園」では、保護者の方による
準備が始まっていました。

野菜を切る、そばを打つ、机やイスを並べる、餅米を蒸かす、掃除をする、
コーヒーを飲む(?)、漬け物を切る等々、たくさんの準備が和気あいあいと
した中、手際よく進められていました。

【てきぱきと準備が進められていました】


一方、着々と準備が進む間、子どもたちは一生懸命練習に励んでいました。
寝技では団長が生まれて初めて「落ちた」ようです。
見られませんでした、残念!
練習の締めは「縄跳び」、小さい子から中学生まで全員で参加です。
全員でやるのは初めてのこと。みんな楽しそうにやってました。

【小さい子たち、一生懸命やってました】



練習終了後、11時頃からいよいよ餅つきが始まりました。

6年生はさすがに力強く、といいたいところですが、普段の練習で
バカ力を出している子がへっぴり腰になってたり、きねが真横を向いて
たりとなかなかオモシロイ光景がたくさん見られました。
初めての子も何人もいましたが、みんな楽しそうに頑張ってました。

【団長です、結構さまになってました】


つきたての餅はその場で、あんこ、きなこ、大根おろしで、子どもから
大人までおいしく頂きました。
やっぱり子どもたちが頑張ってついた餅はおいしかったですね。

その後は建物の中に入り、お父さんたちが一生懸命打ってくれたそばや
お母さんたちが作ってくれたけんちん、ジュース、お菓子をみんなで
食べました。
途中、12月に結婚したばかりの草間先生も顔を出してくれました。
幸せ太りしているそうです、いいなー、若いモンは。

【みんなで食べるといつもよりおいしいよな】


子どもたちが一段落する頃、大人も席に着き、お腹一杯おいしく頂きました。


朝からの雪、子どもたちが外で遊べなくてどうしようか、と思っていましたが、
これは自分の完全な間違いでした。みんな楽しそうに、元気に、仲良く大騒ぎ
してました。

6年生を中心に小さい子ともよく遊んであげていました。
自分としてそこが一番うれしかった光景です。

【寒くないのかな】


一生懸命練習し、楽しく餅をつき、おいしくいろんなものを食べ、
元気に、仲良く遊んで、とてもいい1日になりました。


また、これからの練習がんばれそうです。

【草間先生「夫妻」を囲んで】




1月15日

2011-01-18 22:26:32 | 晴明館
1月15日(土) 合同練習&普通練習

本日、ダブルの練習でした。

12月に一度来て頂いた「勇武館高宮道場」がまた練習に来てくれました。

今回は誠錬館もお誘いし、三道場での合同練習となりました。
道場の広さの関係で、対象は原則3年生以上となりましたが、総勢50名程の
練習会となりました。

【合同練習編】
練習開始は4時。
準備運動と軽い補強運動の後、寝技の乱取りから立技の打ち込み、乱取りと
進めました。

勇武館の選手たちの強さは前回の合同練習で十分承知しています。
あまり大型の選手はおらず、6年生は4人全員(たぶん)が50キロ以下の
選手たちです。今回参加した晴明館の6年生の平均体重は56キロ位ですが、
体重差は全く感じられませんでした。
手前味噌になりますが、誠錬館の選手たちにとってもいい練習になったのでは
と思います。

立技の乱取りでは、勇武館の選手たちに元立ち立ってもらっての乱取り、
3分×7本しかできませんでしたが、内容の濃い練習だったと思います。


最後の締めに練習試合を行いました。

 勇武館 vs 誠錬館 6年生チーム
 勇武館 vs 誠錬館 4・4・5・5・5年生チーム
 勇武館 vs 晴明館 6年生チーム(6人)

時間の関係で3試合のみとなり、試合ができなかった子が出てしまい申し訳
なかったですが、ご勘弁願いたいと思います。

「練習」試合なので勝ち負けは別として、非常にいい内容だったと思います
(ちょっと上から目線になってしまいましたが)。
組み手、攻め、受けとどれをとっても見応えのある試合が多かったです。

ただ、攻めようとする気持ちは伝わってはきますが、手だけで回そうとか、
足は出てるんだけど上半身が付いていっていないとか、引き手しか持たない
技だとか、なかなか一本に結びつかないような技が見られたのも事実でした。

せっかくの機会なので、あくまでも「一本」を取る柔道を心がけて欲しいと
いうのも正直な感想の一つです。

勇武館と誠錬館の5年生以下の試合を見ると、うちは来年はやっぱりガマンの
1年になるかなという思いが強くしました。1年後には「晴明館」の柔道が
できるようしっかり練習していかなければとも思いました。


6時15分までの2時間15分と短い時間ではありましたが、非常にいい
練習ができました。

この後、誠錬館は下館で合同練習をするということでしたが、疲れた顔も
見せず元気に別れていきました。


【通常練習編】
晴明館は7時から普通の練習、合同練習は全員参加ではなかったので、
普段の練習は通常どおり行いました。

と、ここで、勇武館の先生から、引き続き参加できればというお話が。

それはこちらにとっっても願ってもないこと、二つ返事でOKしました。

ここからは低学年も入る練習になるので、合同練習に参加し他選手たちは
別メニューで行いました。準備運動の前半までは一緒でしたが、その後は
通常の流れで進めるグループと寝技の乱取りに入るグループに分けました。

通常組はいつもの準備運動を続け、寝技の確認から乱取りへ。
合同練習からのグループはずーっと乱取り、ちょっと厳しめかとは思い
ましたが、いいチャンスでもあるしやり続けることにしました。

立技ではまた元立ちを立てての練習。
前半は勇武館が、後半は晴明館が元に立っての進行としました。さすがに
最後の2,3本はきつかったらしく、最初の頃なら決まらなかった技も決まり
だしてました。
厳しい練習でしたが、最後まで気を緩めることなく一生懸命頑張ってました。


【夕食編】
合同練習と通常練習、間が約45分、夕食をどうするか。
自分は全く考えていませんでした。

しかし!

後援会(保護者)の方はしっかりと考えてくれていました。
「炊き出し」をしてくれたのです。
何人かが自宅でご飯を炊いてきてくれ、道場横の倉庫内で醤油のおにぎりを
作ってくれていました。それにホットプレートを持参し、フランクフルトまで
焼いてくれました。
誠錬館の選手には申し訳なかったのですが、途中で何か買えるのではと
(勝手に)考え、おにぎりと一つずつ配り、引き続き同じ場所で練習する
勇武館と晴明館の子どもたちにはおにぎり2個とフランクフルトを配りました。

最初は遠慮気味だった勇武館の子どもたちもおいしそうに食べてくれました。
十分ではなかったとは思いますが、どうにか練習を続けられるだけはあったと
思います。(たぶんこれ以上食べると練習に差し支えるのではと思いました)。


【感想編】
前回(12月)の練習では初めて顔を合わせるということもあり、かなりの
緊張感の中での練習でしたが、今回は必要以上の緊張感も取れ、非常にいい
緊張感での練習となったと思います。

前回もそうでしたが、こういう合同練習をさせてもらうと、うちの6年生も
まだまだやならければならないことが沢山あることに気付かされます。
ましてや、4年生以下はやらなければならないことだらけです。

福島の大会で優勝はしましたが、決して安心して見ていられる内容ばかりでは
ありませんでした。もっともっと練習しなければなりません。

4年生以下は、まだ負けて悔しいところまで行っていません。
「あれだけ練習したのに」とか「どこが悪かったんだろう」という
レベルに達していません。
少しずつ、時間をかけて、確実にレベルアップしていかなければと思います。


来年はちょっと大変そうですが、また胸を貸してもらえればと思います。

勇武館高宮道場の高宮先生、肥留川先生、伊藤先生、
誠錬館の石川先生、飯田先生、
本当にありがとうございました、今後もよろしくお願いします。



福島遠征 パート3

2011-01-13 23:24:53 | 晴明館
『パート3 : 大会終わって』

【帰宅編】

表彰式にも当然ですが参加してきました。
表彰式で受け取るものは、賞状、優勝カップ、カップ用の箱(?)の3点。
誰が前に出て受け取るか?

団長? 副団長? 成績の良かった選手?

いえ、「じゃんけん」で決めたようです。
選手たちで決めたことなので口出しせずに任せてみました。
結果、ひで、だいすけ、としまさの3人になりました。

《手違いがありとしまさは出番なしでした》


全てを終え、いわきを出発したのが5時30分頃。
この時間まで、4年生チーム、保護者の方全員が残って応援してくれました。
ありがたいことです。

帰り道、さすがに6年生は疲れたようで、眠らないまでも大騒ぎすることなく
車に乗っていました。

近くまで来てから、祝賀会という訳ではありませんが、みんなで食事をしました。
子どもたちも保護者たちも気分良く、楽しく食事をすることができました。
ちなみに、副将と大将はライスを4杯食べていたようです。

《そりゃもう大騒ぎ》


【感想編】

目標としていた「優勝」、手にすることができました。

子どもたちは本当によく頑張りました。

本当にすごい子どもたちです。

今回の5人の平均体重は58.2キロ、大将でも70キロ、
小さくはありませんが、決して大型チームではありません。

4年生の頃、ひでを除いては、出ると負けの子たちばかりでした。

自分たちで、自主的に練習するようになってから約2年。

多いときで週6日、今でも週5日の練習をしてきました。

決してやらせられる練習ではありません。
自分たちでやる練習をしてきました。

道場内にライバルがいるチームでした。

一番厳しい試合は団体戦のレギュラーを決める試合だと言う子もいます。

本当によく頑張りました。


ただ、あえて言うなら、
もちろん、全員合格点の内容ではありません。

まだまだ、練習することが山のようにあります。

直さなければならないところ、
覚えなければならないことがたくさんあります。

逆に言えば、まだまだ強くなれる可能性が十分あります。

ある程度の自信は持っていいですが、
慢心することなく(するはずもないですが)練習しなければなりません。


子どもたち、本当によく頑張りました。

おめでとう!

《優勝、うれしいことですが、通過点です。更に上を目指そう》



【最後に】
今回、初めてお誘いを受けこの大会に参加しました。
主催されました内郷柔道塾の山崎先生を始めとします関係者の皆様、
ありがとうございました。
また、前日の練習で相手をしていただきました各道場の先生方、選手の皆様、
お陰さまで優勝することができました、感謝申し上げます。


【おまけ】

晴明館の応援、相変わらず凄かったです。

福島の方はあまり大きな声を出さないようでした。
というより、晴明館の応援がすごかったとも言いますが。

ある保護者が今回初めてコーチとして会場に入ったのですが、
よく聞こえるものだと言っていました。

そうなんです、聞こえてるんです、会場では。

その声もパワーの一因です。


今回も迷場面が見られました(聞こえました)。

「今のは一本だっぺよーーっ!」

「そんなの一本っちゃあんめよーーっ!」

ちゃんと聞こえてましたよ、某お母さん…。

たしか、ちょっと前に「これからは品良く応援する」という言葉を
聞いたような気もしますが…。

でも、これはこれで力になってます、ハイッ。

これからも応援よろしくお願いします。


みなさん、本当にお疲れ様でした。


福島遠征 パート2

2011-01-12 18:11:45 | 晴明館
福島遠征、2日目の大会の様子について書いていきます。

『パート2 : 9日(日)大会本番』

【大会概要編】
この大会は、個人戦は幼年の部のみで、残りは全て団体戦となります。
カテゴリは、1・2年女子、3・4年女子、5・6年女子、1・2年男子、
3・4年男子、それにベストチームとなります。この他に中学生の団体戦も
ありましたが、今回は省略します。

参加チームは、地元福島県が最も多く、次に青森県(!)、茨城県と続きます。
他には、岩手、秋田、宮城、山形、関東から栃木、群馬、東京、神奈川、千葉
と広範囲におよびます。

晴明館からは、3・4年男子とベストチームの二つに出場しました。
試合方式は、ベスト4が出そろうまではトーナメント、その後は上位4チームに
よるリーグ戦方式となります(カテゴリによって違う方式もありました)。

参加チーム数 
3・4年生男子 40チーム
ベストチーム  51チーム

【3・4年生編】
3・4年生チーム、メンバーは、ひさのり、かんた、ひろむ、たいが、けんすけ
の5人、エントリー時には副将にようすけが入っていましたが、体調不良のため
変更となりました。
試合内容については、2チームがほとんど同時進行となってしまったため、
よくは見られませんでしたが、また、見た範囲、聞いた範囲で書いていきます。

《まだまだ「他力本願'Sからは脱却できていません》


1回戦は郡山市柔道クラブとの対戦となりました。
危なげなく5-0での勝利でした。見た範囲では、なかなかいい柔道をしていた
ようです。ただ、一本を取りきれないような感じはしました。
もっと打ち込み、投げ込みをしっかりやらないとという印象です。

2回戦は鶴田町柔道少年団。青森県の強豪チームです。
先鋒、次鋒で連続で取られてしまいました。決して勝てなかった試合ではない
ということを聞きましたが、そこで勝てないことが今の実力だと思います。
まだまだ練習が不足しています。中堅、副将が引き分け、これで万事休す。
一矢を報いたかった大将も敗れ、0-3での敗退となりました。

学年落ちも何もない大会、まだまだ力不足です。
勝つためには気持ちも練習量も足らないということです。
晴明館の4年生、8人もいる上、みんないいものを持った子たちです。
やる気さえあればそれなりに強いチームになれるはずです。

よく「勝つためには何かが足りない」と言いますが、今の4年生、足りないもの
ばかりです。持っているものの方が少ないくらいです。持っているものと言えば
「秘めたる力」くらいでしょうか。でも、このままでは、秘めたまま終わって
しまいそうです。
せっかく持っているもの、外に出せるよう頑張っていきましょう。

【ベストチーム・トーナメント編】
11月の真壁大会、石下大会、12月の筑波大学大会とベストメンバーによる
団体戦3連勝をしています。これが実質最後の団体戦、気合いを入れて臨みたい
ところです。
メンバーは、としまさ、ひでゆき、としき、たつや、だいすけの5人。
選手を決める時期にけんがケガをしていたため、この5人になりました。

初戦(2回戦)は結城少年柔道クラブ。
ここには6年生女子のポイントゲッターがいますが、今大会は女子チームで
出場しているため、5人全員が下の学年でした。体重も大将が37キロとかなり
軽いチームだったこともあり、5-0で勝つことが出来ました。

3回戦は福島県の石背柔道会、福島県でも上位に入るチームです。
先鋒は動きがちょっと堅く引き分け。「?」なスタートでしたが、次鋒から
副将まで一本を取り勝ちを決めました。相手の大将は5年生の重量級で全国
ベスト16の選手、ただ、この日のだいすけは好調で、有効のみとはなりまし
たが、確実に勝って4-0で突破しました。

続く4回戦、今大会最大の山場でした。
勝てば上位4チームでのリーグ戦に進める大事な試合。
対戦する相手は臥牛館、昨年の全国大会の3位のチーム、強豪中の強豪です。
もちろん負ける気なんて全くありません。
ただ、勝てるとしてもかなりギリギリの勝負になるとは思っていました。
先鋒の相手は6年生全国大会50㎏級の3位の選手、厳しい戦いです。
粘って引き分けかと思った終了間際、有効を取られてしまい0-1、負けは
しましたがいい内容でした。次鋒はきっちりと取って1-1に戻しました。
中堅でどうにかと思っていたら、残り20秒でまさかの一本負け。
見た感じでは尻餅を着いた程度で有効、悪くても技有りかと思いましたが、
審判が一本と言ったら一本、厳しくなりました。副将戦は押し気味でしたが
引き分け。この引き分けはかなり痛かったです。ここまでで1-2、最後の
望みの大将戦、引き分けなら敗退、有効勝ちで代表戦、技有り以上で勝ちの
一戦。相手は東京重量級の3位、ここでだいすけがまたも見せてくれました。
有効を取って勝ち、代表戦での決着へ持ち込みました。
代表戦は引き分けだったたつや。代表戦は初めての経験、緊張のため涙目に
なりながらの試合。序盤は硬かったですが、徐々に調子を戻し、判定ながら
勝ってリーグ戦への進めることが出来ました。

ただ、この代表戦の方式が問題になりました。代表戦は引き分けたところか、
自由に決めていいのか。会場によって違ってしまっていたのです。晴明館の
ところだけ再試合をするとかしないとかありましたが(ここではあえて詳しく
書きませんが)、最終的にはそのまま進行することになりました。

【ベストチーム・リーグ戦編】
残った4チームは、青森県の鶴田町柔道少年団、神奈川県の小川道場、福島県の
内郷柔道塾A、そして明野晴明館の4チームでした。

1戦目は鶴田町柔道少年団
もちろん初めての対戦です。ここは何としても勝って波に乗りたかったところ
ですが、結果は全員引き分けの0-0。簡単には勝たせてくれませんでした。
残る2戦、スコアも考えながら勝ちに行かなければならなくなりました。

2戦目は内郷柔道塾A
福島県のチームとはいえ、合同練習を何回もしており、昨日も練習試合をして
よく知っているチームです。先鋒、次鋒と取り2-0、続く中堅戦、相手は
6年生全国大会50㎏級ベスト8、でも、としきがいい柔道をして引き分け。
副将、大将も取り4-0での勝利。いい形での勝ちとなりました。

最終戦は小川道場。
鶴田さんも勝っているので、絶対に勝たなければならない試合となりました。
先鋒が引き分けられましたが、次鋒は決めてくれ1-0、中堅も取り2-0に。
副将は分けましたが勝ちを決めてくれました。大将の相手はここもかなり厳しい
相手でしたが、引き分けてくれ2-0での勝利。
リーグ戦3試合、失点無しで終えることが出来ました。
鶴田さんも同じ2勝1分けでしたが、スコアの差で優勝することが出来ました。

《みんないい顔してます》




福島遠征 パート1

2011-01-11 23:14:16 | 晴明館
1月8日(土)・9日(日)

福島遠征

9日(日)に開催される内郷柔道塾さんが主催される
「第10回 少年柔道錬成交流会」
に参加するため福島はいわきに遠征してきました。

大会の前日に合同練習があるということなので、せっかくなんでそちらにも
参加させていただくことにしました。

また長文になるので分けて書くことにします。


『パート1 : 8日(土)合同練習』

【出発編】
大会前日の合同練習に参加するのは6年生のみとしました。
前日からとなると当然お金もかかるし、一緒に行けるのが自分だけということ
だったので、4年生組は当日の出発としました。

メンバーは、としまさ、けん、ひでゆき、てっぺい、としき、たつや、だいすけ
(体重順)の7人、いつも練習に参加しているひよりは女子が1人だけとなって
しまうため不参加となりました。

《サービスエリアで》


9時過ぎに自分の車に合計8人が乗り込み出発、送ってきていたお母さん方の
話では、車がとっても重そうで、「シャコタン」状態になっていたそうです。

今回の会場は、去年の7月に宏道館さん主催の練習会に来たときと同じ
「いわき南の森スポーツパーク」、その点は安心して来ることができました。
途中マックで昼食を取り12時頃に会場入り、13時から練習となりました。

【練習試合編】
この日の合同練習は全て試合形式で、相手は自分たちで探すシステム。
これはよくあるパターンで、全く気にしていなかったのですが、晴明館からの
参加が6年生のみなので、うちとやると低学年の子が空いてしまうので、
受けてくれるところがあるかちょっと心配でした。

始まってみるとその心配は危惧に終わり、6チームに相手をして頂くことが
できました。青森県の黒石分団さん、三沢分団さん、福島県の宏道館さん、
内郷柔道塾さん、安積柔道さん、千葉県の成東柔道クラブさん、
ありがとうございました。

《練習試合での後ろ姿、ちょっとは強そうに見えるか》


前半は3日前の筑波大学の練習の時と同じく、全員とも動きが重く、普段の
柔道とは程遠いものでした。
後半になりようやく、いつもの柔道に近くなったような感じでした。

前半を見る限り、明日の大会は「参加することに意義あり」になってしまうの
ではという思いでしたが、どうにか試合になるレベルまで回復したようでした。

対戦させていただいたチームは6チームでしたが、並び順を変えて試合を
していたので、最終的に子どもたちは10試合以上はこなしていたと思います。

終了時間は4時半ということでしたが、子どもたちも疲れているようだし、
相手もいなくなってきたようなので、ちょっと早めの4時に切り上げ宿に向かう
ことにしました。

【宿泊編】
本日の宿は「関の湯」。温泉センター(健康ランド?)のような施設で、
宿泊できる部屋もあるところです。この大会のお誘いを受けてすぐに予約を
しておきました。
子ども(小学生)は入浴料(1,000円)、朝食込みで1人3,000円!、
部屋もきれいで、静かで、会場からも近くて、言うこと無しの宿でした。

《こんな建物でした》


夕食は、考えた末、焼き肉食べ放題。小学生は大人の半額の1,200円。
最初に「小学生です」と言うとき、疑われるのではちょっと思ってました。
お店には申し訳ないくらい十分食べ、8時ちょっと前に宿へ。

《ホントに食べ放題、食べてきました》


宿に帰って子どもたちに言ったことは二つだけ。
「明日は試合、そのことを考えた上で行動するように。」
「7時の朝食時間に食事場所に集合するように。」

この子たちなら、これだけ言えば大丈夫だと思いました。
これでダメなようならいい成績など望めるはずもありません。

結果は…。

7時前には全員が集合しており、荷物の整理も終わってるとのこと。
夜も(多少騒いだようですが)11時までには寝たとのこと。
思っていたとおり、しっかりした子たちでした。

そしていよいよ大会本番へ。

長くなってきたのでパート2へ続く。