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EASY-GOING

始まりと終わりを繰り返し、繰り返すコトで回る地球

Rainy Night And Day,

2007-08-29 | 

まるで稲光の中を進んでいるようだった、

会社の窓から見上げた空、真っ黒な雲が夜を更に濃く黒に塗りつぶしていて、
雨が降る前に帰ろうと思い帰路につき10分で大雨に見舞われる、この辺のヒキの強さは相変わらず、
グッドラックとバッドラックの純度の高い奇跡の結晶が僕の魂なんだ、
大粒の雨の中を、まるで海の中を、ひたすらに進む。
咥えていた煙草は1分も経たないうちに死んだ、
雷の一瞬の閃光が摩天楼を闇夜に怪しく浮かび上がらせる、
黒い雲に向かって建ち並ぶビル群のその光景にバベルを連想する、

「バベルの塔」旧約聖書・創世記・第11章、

その昔、人々の言葉は「一つ」しかなかった、
繁栄に恵まれた人々は、その結果、
天に届かんばかりの塔を造り神々の怒りを買った、
怒りに震える神は人々の「言葉」を複数に分け、
言葉が通じなくなった人間は混乱し、その意思を疎通する術を掴めず、
世界中に散った。

バベルの塔の「バベル」とは混乱を意味するという説を唱える学者もいる。




雨足は強まり、弾丸のような雨が真正面から僕に刺さる、
僕は、稲光の中を進む、

大粒の雨の中を、まるで海の中を、






One love












ちくびの唄

2007-07-18 | 

僕は右手でメールした、
僕は右手で電話を取った、
僕は右手で鍵を掴んで、
僕の右手はバイクのハンドルを握った。

僕は右手でインターフォンを押して、
僕は右手でエレベーターのボタンを押す、
僕は右手でドアノブを引いて、
僕の右手は君の髪を撫でた。





そして、外は青い夜になって、

僕は左手で君の乳首をつまむ、


そう、そう、その顔が好き。






one love

Skull Heads My Blues,

2007-05-30 | 

マリアの慈悲もキリストの慈愛もマザーテレサの献身的BigLoveもボブのREBELも、お構いなしさだって俺、俺だから所詮。流されるくらいなら流してヤレの不屈の精神で25年。明日がずっと続くと思っている限り、何も変わらん。
浮世と浮世の共闘者の歩幅に己のペェスを乱されるなよ国中のBrother&Siterどもよ。案ずるな、この路地裏のような道の先の丘の上に花は咲く、花の季節に。

言葉を賞賛してくれる人が居てくれてアリガトウ、
生き方を肯定してくれる人も居てアリガトウ、
此処に綴られる言葉に何らかの自己化学反応を起こし奮闘する友よ、
無言なる応援の声を響かせてくれる傍観者よ、

俺の声でお前の穴という穴全て塞ぐことは不可能かもしれないが、
俺の声はHEARTからのコミュニケィションだから、綴るつまり紡ぐ。

「何かを犠牲にしなければ何かを成しえない」という現実を肯定したくはない、
と言ってくれた兄貴への賛同と敬意を此処に示す。




ヘラついた顔の皮すぐ一枚裏は燃え滾る髑髏、
追い込まれてからも、本塁打しか狙わねーよ。


気をつけろよ、オイ。俺は貪欲だ、
夢ごと喰らう豚の獣に蹴られようが殺されようがこの場に居座り続けてやるぜ、
俺は自分勝手で弱い人間だ、つまり予想通り。未だ旅の続き、
俺が飛ぶときは羽根もマントもいらねーからな、後ろには海。




ところでお前は、愛を、知りたくはないか?






合掌


From Cradle to grave.

2007-02-26 | 
Every day,Every night、

浮かんだ言葉掴まえて、

戦争か愛の告白か、自我との決闘を。

日々を妄想の中、現実逃走
目の前の闘争、混沌の中枢、頬を伝うの誰かの涙、
生まれれば消ゆる命、
此処の生、其処の生、暗闇で孤独、燃える蝋燭の先端。

紅々と、生命力の、野蛮なる咆哮

生きるって楽じゃないけど
出逢いと別れと再会を通じ、その意味を探る。

目の前に立ち塞がる次々の困難は、
受け止めるか蹴り散らかすか、
それに気付かず、チャンス逃すか。

時が一秒を刻むコトの重み、
人が一生を歩むコトの意味、

自然の中で出逢い、いつの間にか愛し、形と成り、始まった人生



感謝も恨むもお前の自由、
好き勝手鳴らされた始まりの合図、
愛の中に居るに過ぎない。
愛の中でもがいているのさ、
俺もお前もみんな、みんな。


誰かの愛がそれぞれのルーツだって、
わかんてんのにな。
流れてんのは、血じゃねぇよ
愛し合った二人の愛だ。



冬風吹き荒れるアスファルトの砂漠、
わずかに霞むオリオンのベルト、


好き勝手やりやがって、運命


全員に運命が有るわけじゃない、
運命から選ばれた者だけに宿るのが宿命、
大いに笑え。

揺り篭から墓場まで

揺り篭から墓場まで

揺り篭から墓場まで







one love





ポケットに入れた手

2007-01-16 | 

朝起きて、外に出れば昨日まで道だった場所が海だった、
だから僕は海を泳いで、バイクの停めてある場所まで辿り着いた。
バイクに跨ってエンジンを掛ければ、バイクはドロドロと溶け出し、
最後は赤く燃えて、残った破片にはロシア語で「忘れないでね」と記されていた。
僕はバイクに乗るのを諦めて、駅へと急いだが、
駅は完全にサッカーのスタジアムに変わっていて、
ちょうど「火星ボンバーズvs冥王星バイブス」の決勝戦が行われていた、
それでも僕は宇宙サッカーリーグ(Space Soccer League)にあまり興味がないから、電車も諦めて、裏庭の動物園を目指した。

まさか動物園の動物が「猫」だけになっているとは予想出来なかったが、
日本では見ることの出来ない風変わりな猫(角がある猫や、羽根が生えている猫も居た気がする)にまでお目にかかれてそれはそれで良かった。
帰りしなに、飼育係のオッサンから、
「よ、にいちゃん可愛い娘連れてるねぇ、これからホテルかい?」とからかわれたが、僕は誰とも歩いていなかった、あのオッサンは猫インフルエンザか何かに頭をヤラれたんだろう、気の毒な話だ。

その後で、お腹が空いた僕はコンビニでサンドイッチを買って公園に行って食べた、途中、口の中に異物を感じ、吐き出してみれば大きなサソリの毒針が入っていた、幸い、月の光に照らした後の毒針で「毒」は無かったが、もちろん美味しくもなかった。普通のタマゴサンドが食べたかった。
僕は公園の隅に転がっていた空き缶を思いっきり蹴り上げた、空き缶の中に残っていたジュースが綺麗な放物線を描いてくれた、まるで時が止まった感覚になって、僕は小さい頃に好きだった娘と二人だけで「缶蹴り」をしたのを思い出した。
好きだったあの娘は「鬼になりたくない」って言うから僕はいっつも鬼の役だった。
その時、公園のスベリ台の影に昔好きだったあの娘が顔を出していた、
赤いスカートは当時のままで、髪の毛は少しだけ伸びていたけど、
笑った顔はあの頃よりも可愛くて、二人でブランコに腰掛けて、
色んな思い出話の中に潜った。
僕は誰よりもカマキリを捕まえるのがうまかった、
そんな話を彼女は僕に聞かせてくれた。
でも蝉は僕よりも違う男の子方が上手に捕まえていたらしい、僕は少し妬いた、
二日ぶりの虹色の風が吹いた直後だった。

西の工場の煙突から昇るケムリに色がついた、
赤や青や、緑。時間帯によって見れる煙の色は様々だが、
20年くらい前に父ちゃんが母ちゃんに渡していた花束の色々の方がずっと綺麗だった。
たぶん、誕生日か何かの記念日だったんだろう、
母ちゃんは今でも言う「私はあの人に恋をしている」。
純粋を守るための大切な「何か」を、彼女は知っているんだ、
彼女が流した涙の上で拾った手紙に真実は書かれていた。
僕はこのオンナの子供に生まれて良かったって心底思えた。
レンゲ草は今でも僕の中では咲き乱れている、
その中に寝転ぶ僕と、遠く土手の上から手を振る母親、
石鹸のいい香りが記憶の中で泡になる。


どんなに腕のいいシェフが作る「子牛のソテー高級野菜添え」よりも、アノ人の「たまご焼き」の方が、僕を満足させてくれるに違いない。

冬も深まってきた、


雪は降っていないけれど、
ポケットに入れた手は、
雪だるまを作った後の手と似ていた。







one love


朝焼けに浮かぶ2つの散文詩

2006-09-29 | 

[マリワナ海峡の海底から]

マリワナ海峡の海底から涙を通ってやって来る言葉
腐れかけた卵の黄身を空へ
悲しみのパンクロッカーの食べかけのピザと
銭を欲しがる膝上の子猫
ひげの先の伏せられた3つの星
うち一つが一番星で
また今夜も夜空と星空を連れて来た

東の山の奥の海 つまり西の海の
十字架を忘れた神父
何時かにキッカリと叫ぶ狂人が持つナイフ
リンゴの皮の長さは永遠の3分の1
舌上の狼 月に咆哮す
膨張した地球の涙 誇張した活動家
乗客嫌いのタクシー運転手とその妻
後部座席で陰部を濡らす

戦うことを放棄した獣の行く末
イバラの高速道路 炎上する覚せい剤
花びらを食い千切られたたんぽぽ
占う未来は君の笑顔

僕の言葉から浮かぶケムリが
銀河鉄道の進行を妨げる
ダイヤが乱れて困惑するAV女優
男のイチモツを蹴り上げて笑う

さぁ時速700キロで駆け抜ける
朝焼けに焼かれた荒野 思い出は灰に
今日は晴れたが明日は雨か

どの道

俺の後ろには海






合掌



************************************

[足かせがトマト]

朝からやけに脳みそが痒いと思えば
誰かが俺のHEARTにホッチキスの芯を埋め込みやがった
ディープキスなら幸いホッチキスはちょっと

朝からやけに足が軽いと思えば
昨日までの足かせがトマトに変わってやがる
あちゃー、俺トマトあんま好きじゃないんだよ

夜から声が聞こえると思えば
一晩中アイツが俺を呼んでいたらしいんだ
そうか昨晩俺は商店街で電気屋の娘とイチャついていたんだ

浴槽に詰めた一杯の紫陽花の花びら
一枚一枚に書き綴られた君への言葉
愛してるって書いたはずなのに
書いた花びらは枯れて

だいたいにおいて俺は
マリアの慈悲を幼少期に垣間見た類の人間さ
馬小屋で生まれた聖人よりも
同じ母親から生まれた弟や妹を愛す

カッターナイフで乱雑に刻まれた俺のランドセル
中身は全てザリガニだ
一匹を除けば全て アメリカザリガニ
両目を開いたドリュー・バリモア 12歳でコカインと出逢う
俺は二十歳で朝陽が作る海上の光る道跳ねるイルカに出逢う

毎月28日はショートケーキを食い荒らせ






onelove




空を見上げて泣いた日に

2006-09-06 | 

いつもと違うのは、

僕の歩くスピードが昨日より少し速いだけか

向こう 新宿の高層ビルの上の雨雲はドブネズミ色

陽の照らないアスファルトの上 歩く人 まばらに

それぞれの心にブラ下がった 孤独 ひどく胸に刺さる

麦わら帽子と虫捕り網 木陰で木漏れ日に目を細めた頃

昨日の陽炎の中で笑う 子供の頃と僕と ご機嫌ナナメな寝起きの君

目的を失った赤とんぼ フラフラと ユラユラ 秋の景色になり

夏のビーチの足跡が何千回目かの波にさらわれて 鈴虫が騒ぎ出す



空を見上げて泣いた日に、







one love




 

一瞬の閃きを点火させる言葉に、

2006-09-01 | 

ライオンが笑う路地裏、
ホッピー通りと名付けられたゲットー通りたむろするアル中と三流極道とヤングギャング、Bang,Bang.
ヒッピー通りin the future.
そうそう、「ヒッピー通り」になったらすぐ帰るよ、田舎に。と母に携帯で告げる。

夏の終わりの次の日の雨の日に思い出したのは赤と白のストライプ
町に突き刺さる煙突から登るケムリ に負けじと僕らも吐くケムリ緑。
やめたい、やめたい言うのなら辞めればいいのに、やっぱ無理。
壊せ無理矢理突き進め遮二無二、有耶無耶にするのはまだ早い。
日本の経済市場を見ればわかる通り失われた10年と呼ばれる、
僕らが10代だった時代、ひたすらに貪欲に吸収と排他を繰り返してきた少年時代。
あの山の餓鬼大将よ此処に集え、飛び乗るぞ999の刻印押された銀河鉄道 風あざみ、
片道切符握り片手探す青い心持つ少年の唄歌う頃のROCK STAR.
別れと再会を繰り返し未だ尽きることなき探究心と子供心、あの頃のままに。
明日のアスファルトに叩きつけられて死ぬ前にこれだけは言っておきたい
俺の腹中のライオンは空腹のままだ、だからプラネタリウムごと星空を燃やす

駄洒落のような名前持つ甲子園の豪腕、沈める重力より重い一撃 Gの追撃。
これはこれで僕ら諦めてないから ORE竜の尻尾噛み千切るはずさ遅くても07までに
諦めの悪さと土壇場での機転の良さが僕が育んで来た個性さ、金持ちを知る
貧乏人の家族愛の結晶、お前には無理だ、予選敗退。ダイヤモンドはお呼びで無い。
ファンキーなアナーキーだから、俺。俺と一部の仲間たちこそ。

土壇場で臆病風に吹かれ踏み出すコトを躊躇した元仲間たちを何人も見てきた
全員同じ顔で愛想笑いして日が暮れて、取り戻せない過去を悔やむ
お決まりのストーリー、脱落者で埋まるストリートで漂わす酒と愚痴とカップラーメンの匂い。

幼き頃に抱いた夢に自分でつけた「バツ印」の具合はどうだい?
偽者の愛情で僅かながらの罪悪感を薄めることは出来たかい?
後悔と紅い錆の味は似てるって何処かの物書きは言った、その通りか?
寄り添い囁くコトは出来ても1+1=2のままだ、1には戻らない。それで満足か?

僕はコンクリートジャングルで日々アングルを変えて勘ぐる、
情報や報道や葛藤や片時の恋を刹那に全身に浸透させとくから、切実に。


そういえば、
太ももの付け根を虫に噛まれた、此処じゃ一瞬の油断が運の尽きだ、
返り血を浴びた切り裂きJACKのバッグの中身はダッチワイフ。
薄汚れた笑みを浮かべるチャイニーズの売人が持ってきた至極の一品だ、
此処じゃチョコより高く取引される陰部が黒く塗りつぶされた理解不能の
ダッチワイフ。と、ジャックナイフ。と、キットカットと。


have a Break?


いやいや、まだ終わらんよ、雨が止むまで。
道玄坂の影で魔羅を切断した元男の元囚人が乳寄せて微笑む。
偽造乳房に挟まれた友人のイチモツが恍惚の表情を浮かべる
今日もJAPAN MONEYが嘘と真実と 色恋の狭間で乱舞する、
そそのかした俺の必殺の悪魔の囁きと共にその船に乗った友とつまり、
トモという名の戦友と。 俺らファンキーなアナーキー81が直面した
前代未聞の一大事、結局、


大笑いできて、それで良かった。
全ては真夏の蜃気楼が映し出した幻か、どの道、
青春時代の一瞬のストーリーがストリートで生まれたにすぎない
その妙技に全盛の頃の今井を彷彿させる輝きが在ったコトは事実、
路上に散りばめられたマリュワナとジャズとセックスとスピードという若者風俗の
良し悪しは己の判断基準のみが全てという結末、
リーガルとイリーガルだけでの選別は好奇心が拒む、
信じるべきは自分と仲間と、いつか出逢う恋人のアイシテルのみさ。
それは、もう絶対に。


あぁ、
さっさと最後の楽園で最後の晩餐がごとき晩飯を仲間集めて食いてーなー。
サイケデッリックエベレストじゃなくて、サイケデッリクサクラジマorテラヤマ。
今朝もジーンズのほつれて穴のあいた場所から小さなハックルベリーとトムが
俺を挑発する。早く冒険に行こうよ、なんてちょっと待ってくれよ今日まで。
結局、此処には何もない が、全て在る。

何が言いたいのかって?
そんなの此処に散りばめた俺の2300個の文字を拾ってくれたらわかるだろう。
日本語を無造作に扱った末の言葉遊び、
まともには育てなかった25歳の雨の日のヒマ潰し、
わずか1800秒に満たない一瞬の物語なのさ。

この辺で週末に向けて、日曜日の使者にバトンを渡す。
最後まで読んでくれた君は偉い、どうやら僕とは相当気が合いそうだ。
いつか会おうな、俺と君と夕焼けと。

テラヤマから見る夕陽は世界一綺麗で、
この世の終わりから始まり 陽が沈み、まるでこの世の始まりに戻る感じなんだ。





one love
↑とりあえず、押すに越したことはない。




【アンテナ】
・野生のトラが50頭以下に減少 中国
【野球のトラはどれだけ弱ろうが構わないが、野生の動物は大事】

・中1男子が飛び降り自殺、宿題終わらず悩む?
【心から、悔やむ。弱き心を心から悔やむ】