逢瀬の行方

女性たちとの遍歴を

驚かされた彼女の技

2021-12-06 06:48:08 | 日記


さて、なにに驚かされたのか。
そこに至るには、まだ記さなければならない、前振りがありますので、しばし、お付き合い下さい。

彼女との初めての一夜が失敗に終わって以来、ぼくは、彼女としっかり一つになること、を当面クリアしたい目標に定めました。永きにわたって乞い続けてきた憧れの后から、ようやく一つになれるチャンスをいただけたのに果たせなかったまま終わっては、大袈裟に聞こえるかもしれないが、死んでも死にきれない感覚だった。

早々にぼくは、その想いを彼女に素直に伝えた。もう一度、貴女を口説くチャンスが欲しい。これでは死んでも死にきれない。笑って彼女は、いいですよ、と言ってくれた。

しかし、現実はなかなか思うように運ばなかった。入るには入ったけれど、先っちょだけ、しっかりと納まらない。合体の前と後はとてもお互い良いのだが、肝心の合体が上手にフィットしない。

逢うたびに、幾度か試みていくにつれて、我々の問題も、身体で理解するようになってきた。一つは心の緊張感と慣れの少なさ。そして、かなり長い間、彼女がすることについて、ご無沙汰であったこと。したがってしばらくの間、濡れが弱かったこと。もう一つは、ぼくのものが、硬すぎること。そして、グイと挿入しようとすると、彼女が痛みを覚えてしまうこと…これらに原因はあった。

何度かのち、ぼくは薬局で潤滑材を購入し、持参した。彼女は抵抗を感じたようであったが、お願いして使わせていただいたら、シッカリ入ることができた。次も購入した。彼女はやはり躊躇し“そのうち出来るようになるよ”と抵抗したが、痛みを与えることが切なく、再度、乞うて使わさせていただいた。

がっちりと結合できたことは福音となった。何よりぼくが、彼女のそこの構造を、身体で覚えることが出来たことが収穫だった。今思い返してみると、挿入する時に、ちょっとしたコツが必要だったのだ。硬すぎることと、サイズ不適合も、当初はあった。だから、十二分に湿らせて、“ゆっくり、やさしく”が二人の合言葉になった。さすがに、出産経験のある彼女の身体は、回を重ねる毎に、確実にしっかり、ぼくの形にピッタリとフィットするようになった。彼女の言も、“大きい”が、“ピッタリ”に変容していった。

さてさて、何に驚かされたか。
すみませんが長くなりすぎたので、また明日に。






最新の画像もっと見る