海狼雑記

副隊長の思いつき

加能作次郎の碑

2006-07-04 | Weblog
「人は誰でも、その生涯の中に一度位自分で自分を幸福に思う時期をもつものである。」

加能作次郎の碑は富来の西海漁港を過ぎたところにありました。作品を読んでみたかったのですが、アマゾンとかですぐに手に入るわけでもなく、今となっては名前だけが残ってしまっているのかなと妙に感慨深いものを感じました。上記の言葉は嫁いでいく娘さんに贈ったということですが、苦労人らしさが滲み出た言葉だと思います。

折口信夫父子墓碑

2006-07-03 | Weblog
能登にかかわる文学者のことでもと軽い気持ちで立ち寄ったのですが、もう最初でノックダウン(笑)。

猫の目交差点近くに「折口信夫父子墓碑」という看板があります。今まで興味も持たず通り過ぎてたんですが、かのアウトロー文芸評論家「福田和也」氏がわざわざ訪れたこともあるくらいですから、ある種の凄みはあるのかとは思ってました。しかしながら完全に想像を越えてました(笑)。

ちなみに先だって読売新聞に連載されているBOOKライブラリーで「死者の書」が選ばれていたので著書は今でも根強い人気があるようですね。

強風

2006-07-02 | Weblog
波0.5mから2mの予報を聞いて出動。
朝まづめは巌門に入りましたがベタに近く、猪の鼻が若干波立つ程度。で、全くかすりもしませんでした。その後、仮眠して昼に目覚めたら一転大荒れ。予報通りの展開。しかしながら立つのもままならない強風の為、文学碑を見ながら帰還。能登をめぐる文学者って多いので読破を目指すと良い暇潰しになりそうです。