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社内ポリティクス

2008-04-04 | Work
仕事でちょっと「ん?」って思うことがあった。

私の部署にはパートナーが2人いるんだけど、2人とも個性的。(Politically correctな表現)
その内の1人は結構簡単にカァーっとなってしまうタイプで、考える前に思ったことを口に出してしまう人で、決してコトバを濁さない。(苦笑)
いや、根は良い人なんだけど、社員に対しての期待度が高いんだろう・・・と思う。

で、今回の新規のクライアントのプロジェクトはミスは許されない社内買収絡みの案件で、私なりに頑張ったと思っていたし、プロジェクト中にもシニアマネージャーからも “good job!”って言ってくれたし、特に問題もなかったと私なりに解釈していた。
が、あとは最終レポートをクライアントに送るだけの段階まで来た時に、パートナーが「なんでこんなに時間がかかったの?」とか言い出した。

その場では一瞬「この人何言ってんの?」とビックリしてしまい返す言葉がなかった。
もうすぐ入社して1年経つのに、まだまだノロマな自分を指摘されたのもちょっとショックだった。


が、暫く考えてみたらどうも納得できない。

請求額は他のプロジェクトに比べたら最低額に近い位なのに、これ以上切り詰めてなんてどう考えても無理だろ。
はっきり言って、I've been working my a$$ off!!!
私がまだ入社して1年弱だから・・・とかそういう問題じゃない。
私よりもっと経験のある人でも同じくらいの時間がかかったはず。

それに請求額が気になっていたなら、プロジェクトの途中でパートナーが「これ以上時間をチャージするな」とか言えたはずなのに、そんな言葉は全くなかった。
それを管理するのもパートナーの仕事だろっ!(←ちょっと強気)
なのにプロジェクトの終わりに近づいてからそんな事言われても・・・と思うとなんだか腹がたってきた。


今回のプロジェクトには関わっていなかったマネージャー(Iさん)に状況を説明して、私の解釈が間違ってるのかどうか、意見を聞いてみた。

そしたら「Dさんらしいね」(笑)だって。

Iさんいわく、今回の請求額は普通の基準で考えたら最低額で決して予算オーバーじゃないって言ってくれた。

パートナーのDさんはどんなに頑張っても褒めてくれる事はまずないと思ったほうが良いよ。
どんなに頑張っても何かしら欠点を見つけて指摘してくる人だから、無理してストレス貯める方が損するよ。
もっとタフになって文句を聞き流すスキルを身に付けるか、もうすぐこの会社に入って1年経つんだからこの経験を他社に売り込んでいつでも転職する事だって出来るんだから、気にするなって言ってくれた。

いや、まだ入社して1年弱しか経ってないし転職する気はないんだけど。(苦笑)

自分の意見を言って自分が正しかったことを認めてもらって満足感を得るのもいいけど、その場感情で熱くなるDさんの事だから、きっと明日になったらそんな会話があった事さえ覚えてないかもしれないし(実際にDさんはそういうタイプ)、自分はやるべき事をやってるんだからと聞き流したほうが得かもね。
レビューの時にパートナーから予想外のコメントが付かない様に、自分の身を守るためにも念のため今回のプロジェクトを担当したシニアマネージャーに状況を説明しておくのも良いかもしれないよ。とアドバイスをもらった。

はぁ~。社内ポリティクスは難しい。