おとう の ぶろぐ

おとう とよばれています。
海外出張中のできごとを書くために始めたブログ、最近は気が向いたときに日記を書いてます。

圧切長谷部(へしきりはせべ)

2017年01月20日 | 日記

職場の都合により、本日はお休み 

そのかわり、週末は仕事なんだけどね 

 

平日の休みは貴重なので、福岡市博物館へ「圧切長谷部」を観に行くことにしたよ 

 

福岡市博物館には「黒田官兵衛」で有名な黒田家に伝わる品々が展示されているんだけど、今最も人気なのが、日本刀の圧切長谷部。

圧切長谷部は、官兵衛が織田信長から授かった刀で、国宝に指定されている名刀の中の名刀。

これはもう、観とかなきゃね

 

平日の休みっていいねぇ 

先日の連休では2時間待ちであきらめたけど、今日は15分くらい並んだら観れたよ。

 

まずは、槍「日本号」

刃の長さが79センチもある、とっても長い槍。

400年以上前に造られたのに、この輝き

はあぁ~ 美しい~

 

福岡県民はみんな知っている「黒田節」って全国の人もわかるのかな?

酒は呑め呑め 吞むならば

日の本一のこの槍を

呑み取るほどに呑むならば

これぞ まことの黒田武士

って民謡。

 

官兵衛に仕えた母里友信(もりとものぶ)という人はとても大酒のみだったそうで、この槍の持ち主だった福島正則が母里に「大盃の酒を呑み干せたらこの槍をくれてやろう」と約束したところ、見事に飲み干して槍をもらったという話からできた民謡なんだよね。

子供の頃は黒田節の意味なんて分からず、馬鹿な唄だなぁ と思っていたのが、実は史実だったんだ。

いやぁ~、面白い

 

それにしても、日本号が美しいのは刀身だけでなく、柄も螺鈿細工になっているんだよ。

これは武器というより芸術品だね

 

そして、いよいよ圧切長谷部 

 

はぁぁぁ~ はぁぁぁぁ~~  たまら~~~~ん

これが本当に、400年以上も前に職人の手作業だけで産み出されたものなんだろうか。

もう、驚嘆 魂が宿ってるよ

 

ついでに、こちらが刀剣乱舞のへし切長谷部

確かにイケメンではあるけど、おとうからすれば本物の日本刀の方が、ず~~~っとイケメンだけどな。

 

ほかにも掛け軸、襖絵、兜、3世紀ごろの銅鏡などなど。

常設展とあわせてたったの200円で観覧できました。

JAFに入ってるおとうは割引で150円。

福岡市、なかなか太っ腹だね