トラちゃんの<のんびり行こう<

在宅介護老老介護予備軍、元長距離トラックドライバー・元自衛官・元調理師。現在は妻の介護と自らの疾病の治療に専念する。

淡い恋心

2017-06-12 19:36:11 | 日記
私は、中学へ進級しても、親の借金で100%高校へはいけないことを感じていました。

それでも、先生の発する言葉・・一つ一つが頭の中に残っていくのです。

高校進学はできない…そんな子供心でも、覚えてしまうんですよ。

数式・理化学・歴史・・・覚えても仕方がないのに・・・・

それが、中学三年の時、初めて…恋をしたのです。

相手は学年でもトップクラス、私はいつも・・・

白紙の答案用紙…書き込みたいけど、書いてはいけない答案用紙・・

周りは不良だらけで、進学など考えない輩ばかり・・

お金さえあれば…私も高校へ行けるだけの実力はあったのに・・・

有名な「灘校」の試験・・・入試欄に書いてみました。

翌日の新聞に答えが載ってましたが・・二問間違えただけ・・

お金がないばかりに・・借金がなければ・・

そう思うと・・一時期自棄になり。

不良仲間に入った・・・朝鮮学校へ木刀を持って殴り込み。

止める警察官も殴り、少年院に入りかけたのは。

15歳の冬、

あの、石油ショックがなければ、私は高校へ行き・・

大学も行けたかもしれませんでした。

還暦を過ぎても「クイズ番組」などでは100%・・・

答えが分かっても「遅すぎますよね。」と思いつつ・・

あの淡い恋心は今でも鮮明に覚えているのです。

結婚しても・・忘れたはずの心・・・

忘れても・・忘れられなかった恋心。

おいおい・・47年も前の自分の気持ちだぞ!

でも・・・良い思い出としては今でも残っている。

彼女が万が一今の妻だったら・・泣きたい気持ちを乗り越えても

強制的に、リハビリを続けていると思う。

人生…どこかで間違うと、戻れないんですね。

戻れない人生…前を向くしかない・・・

だから今は介護に専念している。  今の妻を愛しているのだろうか・・

誰かが結果を出してくれないと…九年目の介護。

まぁ・・・私が死ぬときには、わかるのでしょう。

いつまで生きるのやら・・・

生きているのか・・活かされているのか・・・

もう一度リセットできるなら15歳に戻って、好きですと・・

言えるだろうか?

言えるでしょうか・・・

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