昔の話Vol、1

今から・・・そう、20年ほど前。

調理師から鉄筋工・・

そして、サラ金の「武富士」悪名高きサラ金。

一日支払いが遅れたら、その夜に家まで取り立て・・

あまりのも理不尽な理屈を並べ立てて、ついには会社に取り立て（一括返済で）

あまり好ましい行為ではないが、その取り立て屋と大喧嘩。

今後一切「支払いを拒否する」と内容証明で送り付け。

たまたま、募集していた運送会社に入社。

ここがまたひどいの一言。

家へ帰れるのは何に一度、それも年末年始だけ。

これでは、妻を残しては仕事もできないと思い・・・

妻を横に便乗させ（所帯者）はほとんど便乗していたので・・・

最初は古い、日野の昭和製のぼろトラック(*_*;・・・

大阪から荷物を積んで青森、仲一（翌々）で積んだものの・・

出発したのが、午後４時頃、大阪から１７６号に出てひたすら舞鶴を目指し。

舞鶴から２７号線で敦賀～８号線で糸魚川に着いたのが・・

明け方５時。

実に不眠不休で走り抜け、糸魚川で仮眠３時間。

朝食を済ませ、ひたすら８号線から１１６号～７号線を走り。

秋田県の能代に着いたのが午後１０時。

こういう会社だけにタコグラフはなし。

晩飯はコンビニ弁当で済まし、しばし仮眠１時間。

弘前に到着したのが午前４時、トイレ休憩やらをして青森着

午前７時半。実に１４００キロの行程。

８時まで休憩して一番に荷下ろしをして、会社に荷下ろし完了の連絡を入れると

弘前の「道の駅」で待機せよと・・・

若かったんですね・・

弘前の道の駅に行くと同僚が一人、午後になってまた一人。

私はというと、弘前から「明日」大阪までの荷物を積むので、

この日は、一日お休み。

これが最初の「旅」であり出発でした。

この会社仕事が入ると旅に出る・・というのです。

とりあえず、一日はお休みなので、ちょっとパチンコへ・・・・

これがどうなったのか（　＾ω＾）・・・大勝して夫婦で２７万円。

早速テレビを買い替え、レーダー探知機も新調。

こうして、この運送屋での一回目の「旅」が終わったのです。

まさに１２年間無事故無違反の始まり？でした。

大阪～青森、そして青森～大阪。

大阪で荷物を降ろし、堺から千葉県木更津行。

高速代はすべて自腹。

首都高など走っていられません。あくまでも国道・県道・市道が基本。

木更津まで飛ばして１４時間～１６時間。

一号線など夜間は高速並みのスピード・・・９０キロなど普通。

それが現実、２４６号もあの急カーブでも７０キロで走る。

爆走トラック、一号線は走らない、登坂で時間を食うから・・

２４６号から皇居前を通り銀座を通り湾岸線へ出るコースが一番早い。

　　　　　　　　　　　　　これが最初のトラック野郎の仕事です。