SCONEDOLPHIN オフィシャルブログ

スコーンの常識が変わる リピーター続出の柔らかしっとりスコーン
私たちはスコーン好きと夢を持つ人を応援しています!

ima・・・

2006-05-25 16:20:00 | 自宅ショップのできるまで
3年3カ月前になる。このスコーンドルフィンを始めることになった。
どうして始めたか・・どうして今日があるのか・・
ケーキ屋さんになりたいとは、一度も考えたことが無かった。
飲食店をやりたいとも一度も考えたことは無かった。
体が弱かったし、立ち仕事でお金を得るなんてとうてい出来るはずが無いと思っていた。

カナダに1年間ワーキングホリデーで滞在したが、英語を習得するために渡ったのではなかった。外国で生活したい・・それだけだった。
バンフで暮らし、11月末から3月まで週に2回も3回もスキーをしていたが、スキーをするためにカナダの暮らしを選んだのではなかった。

いつか何か、自分から何かをやりだすなんてほとんど考えたことも無かった。

別れ道でいろんな選択があり、どの場面でも最善の道を進めるように考えながら、悩みながら・・みんながそうであるように・・時を重ねてきたと思う。

今にして思うと、その全てが、現在の自分を作り上げている。
どれ一つも無駄なく、自分の栄養になり、現在自分の作っているスコーンたちやパウンドケーキたちに流れ込んでいる。
そんなことは、あたりまえに、地球上の人間・生き物全員、現在があるのは過去の積み重ねであるから、改めて言うことも無く、摂理なのだが、沢山の出会いや、ご縁、現在自分を支えてくれている多くの方々にに感謝せずにはいられない。

「このケーキお店で売ってみたら」の一言から、お花屋さんの店先でスコーンとパウンドケーキを売るようになり、お客様が買ってくれて、嬉しくてまたケーキを焼き、お店に出してまたなくなってケーキを焼き・・その繰り返しで今日までがある。

また今日のこのときから、心に恥じない自分になるために、一日一日を大切にしてゆこう!!

メロンパン

2006-05-09 16:26:50 | 自宅ショップのできるまで
1年ほど前から、スコーンとパウンドケーキの他に、パネトーネ酵母を使った、パンを作り始めました。
「パンは毎日食べられても、スコーンは毎日たべられないかな・・・」
という人の話を耳にしたり、このスコーンという知名度が低いせいか、この店を「パン屋さん」と呼ぶ方がいたりで、パンを置いてみよう、という事にしました。

パネトーネ酵母という酵母を使ってパンを焼くことは初めてだったので、何度か試作を作り、この酵母の特徴を捉えたりで、回数を作るごとに発見や失敗をしながら、出来るようになって来ました。
特に、生地の香りが良いので、私自身がとても好きなパンになったので、食べたくて作っていたのかもしれません。(笑)
ただ、ちゃんとした機材が無いので、温度・湿度・時間、その時その時の状況に合わせるしかありません。上手に出来る時もあれば、今日はなぁ・・・と、感じるときもありで。
温度の高い夏と、温度の低い冬は、まるで商品にならずにお休みを頂きましたし。

そんな、我がパネトーネ酵母パンも、お客様が喜んで買ってくれるようになり、中でも外側カリッと内側フワフワのメロンパンは、ほとんど売り切れの状況で。皆様には、とても感謝です。

ここ最近、販売店が増え、ショップでの販売も多くのお客様にいらしていただき、スコーンとパウンドケーキの製造量が増えてきました。現在の自分の仕事の量では、開店時間の2時に商品を作って揃えておくことは、かなり厳しい状況。
美味しいといわれて、嬉しい気持ちから作っていたパンですが、スコーンとパウンドケーキを生かすためには、残念ですがパンをやめざるを得なくなりました。


もっと、ショップがしっかりして、スタッフが揃えられればいつか近い将来、メロンパンを復活させたいと思います。
ご愛顧くださった皆様、しばしごめんなさい!!

本業は、スコーン屋さん。パンは美味しいパン屋さんにお任せします。