2020年3月19日 新型コロナウイルス感染拡大で、会合やボランティア活動の自粛が続き、気分が滅入りストレスが溜まる中、屋外での活動、参加者が完全に把握できることで、マスク着用で、ウォーキングを決行する。
参加人数は、19名と普段と変わりが無い。「自粛、自粛で行くところがなく、ストレスが溜まる中、よう決行してくれたと」お褒めの言葉。
泉北泉ヶ丘駅北側の、郵便局前に集合して、彼岸桜を眺めながら、竹原大橋に向かう。
竹原大橋を渡ると、ピンクがかった色のコブシが咲いていた。 近大病院の移転が決まり、撤去が始まっている泉ヶ丘プール方面にも、コブシの樹がある。
泉北ニュータウンの他の地域と同じように、三原台の街路樹も、サワグルミとニワウルシが植えられていて、毎年強剪定が繰り返され、見苦しい状況が長く続いた。自治会がしっかりしていたのか、いち早く、コブシに植え替えられ、春先には真っ白な花を咲かせるようになった。
東大谷高校の前を通り、泉北北線に向かう。 マンション群で朝日が当たらないところは、まだつぼみの状態であった
泉北高速鉄道沿いのこの地区は、企業の社宅と、若者の単身者向けのヤングタウンがあったところで、企業の撤退した跡地に次々と民間のマンションが建ち、老齢化による子供たちの減少が著しい泉北ニュータウンの中では、まだ子供たちの多い地域である。
泉北高速鉄道沿いには、ハナズオウが植栽された。19日の時点では、まだつぼみが固い状態であったが、3月末には、濃いピンクの花をつけ、早く咲いたサクラ、コブシ、ハナズオウが楽しめた。
泉ヶ丘プールの西側の遊歩道には、ハクモクレンとコブシの花が、満開であった。
泉北北線の北側の土手に、ビックリパークという公園?がある。<中区田園>堺市は公園として認めていないので、正式には、泉北北線の法面扱いである)
いつ頃からか、社会福祉法人 きぼうの会が大阪府のアドプト・ロード(政令都市になってからは、堺市に移管)に申請して施設に通う障がい者たちの活動地となり、花壇つくり、清掃活動が行われるようになり、サクラの樹もたくさん植えられ、道路も整備された。泉北北線からは、見えにくく気づかない人も多かったが、サクラの樹も大きくなり、今年はよく見えるようになった。
堺市公園協会と協働で、堺を花いっぱいの街”にと活動する、花いっぱいゃさかい”のメンバー3人がここで一緒に活動している。田園地区で昔からここで活動している人もいる。
このブログを上げるころには、ヤマブキの花が咲いています。一度散策に来てください。
泉北北線から、岸池の東側の通りが、コブシ通りと呼んでいる通りである。
三原台地域会館前を過ぎ、泉ヶ丘緑道に入り、高倉公園に向かう。
高倉公園を過ぎ、しばらく行くとコンクリートで作られた、モニュメント(名前が無い?)があり、そこで弁当を食べ、恒例の歌を唄う。 写真のアップは控えたが、散歩に来ていた親子が参加して一緒に唄ってくれた。
モニュメントから、緑道を西に歩き、休村を抜け高倉寺に向かう。村の軒には、プランターに植えたサクラソウが満開であった。
高倉寺へ上る階段の左手に、宝積院(ほうしゃくいん)があり、本堂の裏に、織田信長による焼き討ち後、豊臣秀吉の命で造園されたと伝わる小堀遠州による「亀」の庭園と茶室「寶聚庵」(ほうじゅあん)があります。茶室は、豊臣秀吉により「寶積院」と「聚楽第」の頭文字をとって「寶聚庵」と命名されたと伝わっています。住職のお話によると、根来衆との戦いの際に豊臣秀吉がここを本陣とした際に、茶室を築いたとの事でした。
宝積院 寶聚庵
高倉寺は、真言宗高野山金剛峯寺真末一等格院で、慶雲2年(705)に行基により生家「家原寺」に次いで「行基開創49院」の第一番目「大須惠院」として建立されました。
寺号の「須惠」は、須惠器の「陶(すえ)」に由来するもので、704年鎮護国家を祈る山林苦修練行と仏教学の研究にあけくれる官寺の修業を断念し37歳にして生家(河内国大鳥郡蜂田郷家原村)に帰った行基を郷里の人々は偉大な修行者として迎え、人々に請われて須惠器生産の斜陽化しつつある大村里(現堺市高倉台)の再興を期して「聚落の仏教」の実践を目指し名づけられたと伝えられています。
810年、弘法大師が参来され密教の潅頂(頭頂に水を灌ぎ正統な継承者とする為の儀式)の道場を構え、大日如来の尊像を彫り宝塔を建立してこれを安置されました。
平安末期には、当寺に御行された第80代高倉天皇(1168~1179)から多くの朱印地と「高倉山天皇院」の山号と寺号を賜りました (行基開創49院」第一番「高倉寺」に伝わる伝承より抜粋)
金堂
御影堂
高倉寺を出て、パンジョ付近のエドヒガンザクラを目指す。
紫モクレン
パンジョ付近のエドヒガンサクラ
最期に、1週間後の泉ヶ丘駅北側のヒガンザクラと、三原台のコブシの画像は下記です。
M.miki
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