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ミュージカル ■■ベルサイユのばら オスカルとアンドレ編■■

2013年03月20日 20時33分04秒 | お芝居
ずっとずっと観たかった
宝塚の「ベルばら」
やっと会えた...と感激です



ミュージカル ■■ベルサイユのばら オスカルとアンドレ編■■





思い入れがいろいろある作品なので
話せばエンドレスになるので
なるべく簡潔に



昭和の少女漫画を代表する傑作
池田理代子作「ベルサイユのばら」

当時の女の子達が憧れた
豪華絢爛なフリルやリボンのたくさん付いたドレス
光り輝くシャンデリア
猫足の家具

大きな瞳の男性達はみな
女性が生み出した「理想の王子様」
華奢で長髪で繊細で
汗臭くなく、清潔感溢れ
背景にはバラの花が似合います

決して女性を裏切らない
女性の気持ちを全て理解している
永遠に女性の味方の王子様



池田理代子の「ベルばら」の世界を
舞台化するなら
それは宝塚以外考えられない

子どもの頃、「ベルばら」を読んで憧れた世界が
そのまま、想像を超えた豪華さで
繰り広げられて行きます



「ベルばら」の長い物語を
数時間のお芝居にするには不可能なので

ごく一部
オスカルが女性であることが周知のことになっている
終盤のストーリーに限定して舞台化されています

ということで
マリーアントワネットも出てこないし
「ベルばら」の魅力や壮大さを全て表現されていないのが
とても残念ではありましたが

それでも、この見応え!
改めて「ベルばら」の原作読みたくなりました



アンドレのオスカルへの思いや
身分違いであることの劣等感や
男として、衛生兵隊長として生きるオスカルを
命がけで支えたい気持ち
(そのためには自分の気持ちは伏せたい)
などなど、様々な葛藤を感じることが出来たのですが

オスカルが
アンドレが自分を女性として愛していると知り
アンドレに心が傾いていく過程は少し唐突で
気持ちがついて行けませんでした

でも、衛生隊長として
凛々しい立ち振る舞いをしていたオスカルが
アンドレを見つめ
どんどん女性の心になっていくところは
実に自然だと思いました



宝塚の舞台は観る度に
舞台装置や衣装の豪華さに驚かされます

更に、たくさんの才能ある人たちの熱演が
一つに結集された舞台は
やはり、他の舞台とは違うんですよね
一人一人の役者さんが上手いだけじゃなくて
存在感がしっかり感じられるのもすごいと思います



宝塚の代表作の一つである
「ベルサイユのばら」を
遂に観ることが出来て満足しています

「フェルゼン編」も観る予定なのですが
本当に待ち遠しく思います

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