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映画 ■■ウォリスエドワード 英国王冠をかけた恋■■

2012年11月10日 22時18分40秒 | 映画
「英国王のスピーチ」を観たとき
主人公のイギリス王ジョージ6世には兄がいたけど
離婚歴のあるアメリカ人女性との結婚の方を選んで
即位して1年未満で退位した...という話が出てきて



「え!?そんな今だって起こりそうもない
大スキャンダルが
戦前にあったの!?

2人の禁じられた恋は
こんなふうに一瞬紹介されるだけじゃなくて
これで1本映画が出来るくらい
ドラマチックなエピソードだよね!?」
と、思いました。



そしたら
ホントに映画になった



映画 ■■ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋■■

☆☆

yahoo映画の評価(2012年11/10現在) 3.57(5点満点)



監督がマドンナ!

歴史に残る悪女としてしか描かれない
ウォリスだけど
世紀の恋を、ウォリスの視点から見ることで
描いてみたい...とのことで
制作されたそうです



ウォリスとエドワードの出会いから
惹かれ合う過程を描くだけでなく

現在に生きる、ウォーリーという女性の結婚生活も
交互に出てくるから

ウォリスとウォーリーと、名前が似ているし
二人とも黒髪で
黒い下着着ていて

最初のうち、混乱してしまった!



どうなんだろう
私としては
ウォリスとエドワードだけに集中しても
十分内容の濃い作品になったと思う

ちょっとフォーカスが甘くなって
残念な気が...



「英国王のスピーチ」を観たとき

英国王となる運命に生まれてきたからには
それは、どんなに気が進まなくても
絶対に拒めない

特にあの時代は!

本人も、それを誰よりもよく分かっていているはず

第一子は
責任感も強く、忍耐強く
強いリーダーシップを発揮する
と、言われているのに



あらゆる責任を投げ出して
一人の女性を選んでしまったのは
本当に、何もかも失っても構わない
どんなに非難されても構わない
と、思わせるだけの魅力が
ウォリスにあったんだな、と思ったけど



映画を観ていると
そこまで必然と感じられなくて

英国民のことよりも
自分の幸せ、好きな女性との暮らしの方を
選んだように見えて
なんだか、英国王として
とても無責任に見えてしまった



今、ウィキペディアで
ウォリス・シンプソンを調べてみたら
映画とは全く逆
とても慎みのない女性として描かれていた

興味深いことだな!
一体、どっちが本来の姿に近いんだろう



私自身もそうなのだろう
私が思う「私自身」と
人の目に映る「私」は
全く違うのだろう

その人に好意があるかどうかで
同じ事件を見るにしても
180度変わったものになる



うーん
ウォリスとエドワードの恋については
また、誰か別の人が映画にしてくれないかな

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