今日の日経新聞夕刊に110歳超高齢者に学ぶ長寿の記事がありましたので少し引用してみたいと思います。
厚労省の発表によると100歳以上の高齢者は過去最多を更新中だ。
100以上を百寿者、105歳以上を超百寿者、110歳以上を「スーパーセンチナリアン」と呼ぶ。
スーパーセンチナリアンの数は決して多くはない。
百寿者は79,523人、超百寿者は6,515人、スーパーセンチナリアンは141人と年齢を重ねる毎に減少しています。
スーパーセンチナリアンの最大の特徴は、100歳時点でも日常生活の自立が保たれており、百寿者の中でも特に健康寿命が長いことにある。
医学的特徴が3つある。
1、認知機能保たれていること
2、心臓血管病になりにくいこと
3、フレイルになるのが遅いこと
フレイルとは、加齢に伴って
て行速度が落ちたり、握力が
低下したり、疲れやすくなった
りするなどして体が弱り、
外出する気力も低下して心身
の活力が衰えた状態のこと。
超百寿者やスーパーセンチナリアンは、こうした状態になる以前の健康寿命をより長く保つている。
寿命には後天的な要因が大きいという事は、長生きしたければ、認知機能を低下させない、血管を老化させない、フレイルにならないといった点を意識して生活をすることがカギなると示唆されている。
具体的に生活で気を付けておく事は身体活動をすること、例えば散歩や体操ストレッチ等を普段からしている人は死亡率が低下している。
食事の面ではDHAやEPAの摂取量が多い人ほど運動機能が保たれる。
タンパク質の摂取も重要です。高齢者なっても血中のアルブミン濃度が高い人のほうが長生きできる。
高齢になれば中性脂肪増えすぎを心配するより、筋肉量を保持するために肉や魚、植物性タンパク質をキチンと取って血中アルブミンを高く保った方が健康寿命期待できる。