さやえんどう21のお部屋

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1分でわかる『異邦人』カミュ著 の話の内容と作品テーマ

2024年06月18日 | 本の感想

作品テーマは不条理な実存主義(=例えば、まわりが「お前は○○だ」といいつづければ、本人もだんだん「自分は○○かな」という認識になってしまうこと。)

『異邦人』の舞台設定は アフリカ北部地中海に面したアルジェリア アルジェ。






 



『異邦人』 細かい点は省き、ざっと短くまとめるとこのような話です。

随分昔にも読んだことがありますが、そのときはムルソーがアラビア人を撃った理由は、「フランス人作者カミュが、アウェー感のあるアルジェリアでの生活で、アラブ人対し少なからずストレスを感じており、それが鬱積して作中でのアラビア人殺しになった。」という解釈を勝手にしていました。