さやえんどう21のお部屋

何かものをつくろうと考えたり、作ったり、修理したりするのが好きです。いろいろなことについて書いています。

うさぎの気持ち わが家の必須読書 『うさ語レッスン帖』

2020年06月07日 | その他の漫画

 

超久しぶりにコミックスタジオというソフトを使って漫画を描いた。何年振りだろう。楽しくて気持ちが良かった。

ことの経緯は、昨日日曜に初詣に行く途中、信号停止違反でキップを切られたことによる。しかも免許不携帯で3000円余計に取られた。しかも点数がもう2点しかない。もう後がない。あと一回の違反で免停処分になる。

そして考えたことは「もうどこにも出かけまい」である。

では何をやろうか…、読書がいいって思ったけど、これもまず読む本を入手するために車で出かけなければならない。

では何がいいか、…そうだ漫画があった。自分は漫画を描くのが好きだからこれにしよう。これならお金が掛からないですむし。なによりもキップを切られる心配がない。

これまではタブレットの小さい画面で使いづらいタッチペンで描いていたけど、パソコンの大きい画面上での落書きは実に気持ちいいですね。

 

ところで我が家には、うさぎさんが1匹いる。

いや家族としているので1人というべきでしょうか。

うさ語レッスン帖は家族の必須読書です。

これを読んでウサギにも個性があるんだと勉強になりました。

我が家のウサギさんは、シャイな性格ということがわかり、少し距離を置いて付き合ったほうがストレスを与えないことがわかりました。

これは素晴らしい本です。

 


百田尚樹著 「幻庵」

2020年06月07日 | 本の感想

今日は仕事の合間の待ち時間に、百田尚樹氏の「幻庵(上)」を読みました。

 

江戸時代の天才囲碁棋士達の熱いバトルのお話ですが、お気に入りのキャラは天才少年、桜井智達。

主人公と仲良しでありながら好敵手。

天真爛漫なキャラが可愛いです。

深く考えずに即打ちをし、己の才だけで碁を打つキャラです。

残念ながら18歳で労咳で夭逝してしまいますが、どこか新選組の沖田総司を彷彿とさせます。

 

江戸時代の碁はまさに命懸けの戦い。現代将棋のように3時間という制限はなし、決着が着くまで三日三晩寝なくともとことんやる。まさに己の命を削っての戦いです。

 

ところで「幻庵」の最後の方に「爛柯(らんか)」という故事成語が紹介されていました。「爛」とは、腐る・ただれること。「柯」は斧の柄をさします。


晋の王質というきこりが、切り株で碁を打つ子供たちに森で会った。王質はそれを見ていて時間が経つのを忘れ、ふと気がつくとそばに置いていた自分の斧の柄が腐っていた。森を出て帰ってみると、当時の知り合い人は誰もいなかったという故事に基づきます。

 

自分にとっての「爛柯(らんか)」は絵を描いているときにまさしくそれですね。ああもう22:23だ。早く寝よう!

 

 

 


「キングダム」と「麗姫と始皇帝 ~月下の誓い」

2020年06月07日 | 呟き

 

今日(日曜日)は「キングダム」を1~12巻読んでいました。

闘いの緊迫感の連続で、読んだら止まらなくなりました。

アメトークで「キングダム芸人」を見て、いつかは読んでみたいと思っていましたが、全巻貸してくれる人がいたのでそれを読んでいました。読んだら止まらなくなるってアメトークで言っていましたが、それは本当でした。

読む前は勝手に「ベルセルク」みたいなものだろうと決めつけていて、主人公の信はガッツみたいな人だろうと思っていました。でも、読んでいくうちにそんな比較はどうでもよくなってきました。陣形の取り方など戦の進め方のディテールに凝っていて囲碁が好きな自分には、そこが溜まらなかったです。囲碁の敵に挟み撃ちになるとやられることの意味がキングダムでの戦い方をみてすごくよくわかりました。

その他、キャラでは仲間の仇を討とうとしているキョウカイがハンターハンターのクラピカっぽいと感じました。クラピカの特質系の能力を生かした戦い方は体力を激しく消耗させるが、キョウカイの戦い方も同様ですよね。

 

昼はカミさんと娘が実家にカミさんのいったので、一人で中華料理屋に行きました。エビチリとラーメンセットで680円は安いですね。

明日から仕事、1日4時間睡眠のペース。水曜くらいで呼吸が尽きてくると思います。(笑)

キングダムを読んだあとに是非とも観て頂きたいのが「麗姫と始皇帝 ~月下の誓い」です。嬴政(えいせいと)、架空の人物麗姫と、史記にも登場し始皇帝暗殺を企てた荊軻(けいか)との三角関係を軸に壮大な歴史ドラマが繰り広げられます。

 

キングダムでお馴染みの李牧(嬴政の策略に嵌ります)や李斯や趙高(悪役)や蒙武(麗姫と剣術の試合をします)や王翦(ちょい役)や樊於期(はんおき 李牧に敗れて逃走します 樊於期は桓騎ではないかとの見方もあるそうです。キングダムの桓騎のようにダークな感じではないですが)も登場します。

 

荊軻は無敵の剣法「鵠落(こくらく)剣法」を会得し、の太子の命を受け嬴政を暗殺しようと企てますが、荊軻の親友の高漸離が筑を奏でて見送るシーンなど、暗殺の場面に至るまでの緊張感あふれる場面は圧巻です。

 

ネタバレになりますが、個人的には敵役の風林火山は、荊軻の「鵠落(こくらく)剣法」で倒してほしかった。

無敵の鵠落(こくらく)剣法を使って、2本の短剣を掌の下ですべるようにくるくる回転させながら、やっつけてほしかったです。

これもネタバレになりますが、登場キャラのほとんどが死んでしまいます。

監督はサンライズの冨野さん(皆殺しの冨野)かと思ってしまいます(笑)

 

権謀術数渦巻く宮廷にいるキャラについては、悪知恵を働かせる人がほとんどですが、個人的には楚夫人の侍女が悪知恵ナンバーワンではないかと思っていました。

しかし楚夫人の死の直前には涙を流し、これまでの悪知恵は楚夫人を想ってのことだったんだということが判るという別の感動もあります。

 

個人的には麗姫と、荊軻の兄弟子の韓申が一番かっこよいと思います。この人が一番男らしいです。(他の若手のメインキャラはみなどこかメソメソしたところがありますが、この人は最後まで男らしいです)

 

アマゾンプライムでも観れます。これはお薦めです。