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いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

スポーツセンターの散歩

2010年05月06日 | SO-Color

 GWの近場散歩。千葉総合スポーツセンター内を散策した。

 正面のながい階段が見える。ここは滅多に使われたことはない。メインの華やかさを伴うお祭りのような時を想像できるが、私はここが開かれ使われるような機会には、一度も恵まれてはいない。…というより、そんなことがあったとしてもそれを覗きにくるような若さ・元気さは無いのかなぁ…と反省もする。
 メインスタジアムに通ずる長い階段である。

 メインススタジアムの隣は野球場。高校野球の県大会で夏は賑わう。普段でも土日など若いエネルギーが感じられる人々が野球に限らずどこかしらの施設を利用されている。

 
’73年に開かれた時の記念のモニュメント、「若潮」
 
もうひとつの記念碑は入江侍従長の歌碑
よべよりの雨はいつしかふりやみて ひとびとはつどうふ千葉の広場に

 この歌により、当日のからりと透き通ったような空が目に浮かぶ。そして感激にふるえる人々の姿も。しかし、「よへ」とは、夜半のことなのだろうが、古語的には「よへ」と表現するのだろうか。「よは」(夜半)を、「よハ」と書かれたのだろうか。ず~っと、疑問を感じているので、誰か教えてください。

 短歌を楽しみ、趣味の域を超えているような方から解答を得ました。
 「よへ」は、夜辺のことです。仮名書きの表記ではよく、濁点をあらわさないで書かれるけれど、読みは「よべ」です。
(5/14追記)

 スタジアムを内側から捉えた。今までになく強い日差しで、一回りゆっくりと施設、施設を外側から覗きこみながら歩いて2時間弱。首筋が赤くなり日焼けしてしまった跡が、家に帰って見たらあった。やれやれ…疲れたぁ~。足も痛い…。

   

  日時計は間もなく12時。この傍の水泳競技場は荒んだ姿になっていると日頃思いながら散歩していたが、その施設はやはり造り直すようで、飛び込み台やプールのコンクリートの瓦礫が山をなしていた。昔、子どもが小さかった頃ここのプールにも遊びに来たことを思った。
 ゆめ半島千葉国体の開催時期は、今年9月25日~10月5日の予定とのことだ。

 こちらラグビー、サッカー競技場の芝はすっかり整備も整いさすがに「ひろ~い」。写真に撮ると実際よりも広く見える…。

  

  八重桜、花ミズキ、牡丹、三色菫、タンポポ、藤の花…場内の散歩道は花や木々の瑞々しい緑に輝き、ようやく清々しい初夏の陽気を体に受けて爽やかだ。昭和の時期を記念したこの頃の陽気はいつも清々しさにあふれている。

 「病気見舞いに何が良いですか」の問いに「五月の風をゼリーにして持ってきてください」と、応えられたというその感覚の持ち主、立原道造に憧れてしまう。
 そんな気の利いたことがいくら病の床にいたとしても、言える? とても、とても真似もできない…ただただ、うなってしまうだけ…。そんな言葉を吐く人…それだけで尊敬してしまうなぁ。

 そんなこんなで、ぶらりと散歩。「五月の風」と言いたかったが、これは5月には一日早い、4月30日のお昼頃のことであった。

 


花時に、また行って来ました

2010年05月01日 | SO-Color

 寒い日、雨の日、風が強い日…この頃の意地悪お天気には参ったのだけれど、この連休に入ってからは、お天気に恵まれている。
 YGさん親友グループが連休前に亀戸から根津にお出かけになられたが、SOの旧友心友グループも5月明けての1日に、砂町からの亀戸コースを計画していた。メインは亀戸天神の藤の花。

 

 まず、砂町をぶらり…木作りのお椀、急須、しゃもじ、スプーンなどが目にとまり、それぞれのお好みでそれぞれ求めた。店主はお道楽のような風情でのんびりお客のお相手。折り紙の楊枝入れを下さったり…。そしてお昼。
 お魚の美味しそうな砂町銀座の食堂に。SoとMasaちゃんは鯵のたたき、煮物、みそ汁、漬物セット。ご飯も格別美味しかった。Ayaちゃんは鯖の味噌煮セット、Kinuちゃんは煮魚セット…どれも満足、美味しかったと言いながらバスで亀戸駅へ。
 実はこの日Masaちゃんの菩提寺法要があった。そのお寺には芭蕉の句碑や文化財のご本尊様がこの日は特別に拝顔できるという。

  
   

 檀家の皆さんとお経を合唱(?)させて頂いた。何だか気持ちがすっきりと清々しさを覚えた。意味は朧なのに高名な和尚さんと唱和できたからか。すぐ忘れてしまってダメなんだけれど、お経のひとつも詠めるようになりたいものだと思った。

 お寺へ行く道すがらスカイツリーの間近を通ったので、これは良しとして……、さて、これから亀戸天神様へと向かう。土曜日で天気も穏やかでGWの狭間である。かなり混雑していた。

  
  
 
    
 
      しばらくは花の上なる月夜哉  芭蕉  
   
  
  

  さて、次なるは…。 またまた、人がいっぱいである。かの葛餅で有名な「船橋屋」で、ほっと美味しいスイーツを戴きたいと、列の後ろへ回った。あまりの大勢の人に一時はあきらめて帰ろうとしたが、粘りをみせたAyaちゃん…日頃のひっそりと目立たないようになさっている方が率先して並んでくれていたのである。みんなの気持ちは即ひとつに。
 そしてしばらく並んでから、モッチリとして甘~い葛餅を和やかに口にすることが出来たのだった。疲れた足を休ませて、またふくよかな時を刻んでいける幸せを作れたおかげで、私のおなかもふくよかに…あ~嬉しきこと哉。幸せなこと哉

  

 帰り道に、亀戸香取神宮が見えた。勝矢祭(かちやさい・5月5日)がもうすぐ…。剣豪塚原朴伝、千葉周作をはじめとする武芸者に崇敬をうけて「スポーツ振興の神」として、試合に臨む人たちの守り神となっているそうである。

 

 「来ましたよ、お参りしましたよ」って、いう標の記念として撮影したけれど、私たちは勝ち組になっている? 「なりましょうねぇ…」
 ここには亀戸の地名由来の井戸、亀井戸の水が溢れていた。


 


春の陽気(3)

2010年04月27日 | SO-Color

 二日続きの明るい日差しで、ほっ!
 花の美術館で楽しませてもらいました。花を少しキャッチしましたのでその美しさを愛でましょうか…。そうしましょう…。

 
石楠花(シャクナゲ)

 まだ、うちの庭では咲いていません。今年は花をつけないで春を越そうとしているのかも…なんて、思ってしまいます。

  
雛罌粟(ポピー) 

 日向の明るい日差しのなかで咲くポピーです。房総半島のまだ浅い春に、満開のポピー畑…友達と連れ立ってお花畑でポピーを摘んだことを思いだしました。

 
三色菫(サンシキスミレ・パンジー)

 日陰の場所でもパンジーが咲いています。健気な姿勢に応援団になって、カメラを向けました。しかし今は午後4時過ぎになっています。午前中なら一面に暖かな日差しを受けていたのかも知れません。 うん、きっとそうだと思います。そうでなかったら、紫色がこんなに美しい色にはなりませんよね。

 花時計は4時を指していました。最近でも、冬かと勘違いするほどの寒い日があって驚かされますが、こうして日照時間が延びている……《あ~、春の中に自分たちは居るのだ》と、改めて思いました。

 この八重桜は、咲きかけの花を摘めば、おめでたい席によく登場する桜湯になるものだと思います。湯呑茶碗に塩漬けにした桜の花を入れ、白湯(さゆ)を注げば桜の花びらが優しく茶碗のなかで開いてくれるのです。八重桜を見ると、優しさ溢れる好きな飲み物を連想してしまいます。
 あの香り、あのゆかしさ…風情のある雰囲気に浸れます。あ~、障子を通した明るい日差しの日本間で、着物姿で厳かにゆかしく頂く…など、またまた懐かしく思い出す…、イヤダ~。 また、年寄りの口癖となってしまうような感じです。
 ちなみにウィキペディアを開いて見たら、『その場だけ取り繕ってごまかす意味の「茶を濁す」ことを忌み嫌うことから、祝いの席ではお茶を用いず、代わりの飲み物として桜湯を用いることが多い。』とあった。

 ここは花の美術館ですから、もっともっとお花いっぱいなんですが、何気なく咲いている花たちに目をやってしまうのは、きっと午後の、時計と競争したくなるような深層心理が働いているのでしょう。 
 感情ある人間の心は、一色に染められるものではありません。俵万智さんの歌にありますが、言い得ていると感心し共鳴したことがありましたっけ。

   我という三百六十五面体ぶんぶん分裂して飛んでゆけ (サラダ記念日)  俵 万智

 


こわ~い

2010年04月26日 | SO-Color

 久しぶりの好天に恵まれ、上の娘家族が来訪。
 その前日は曇り空であった。ちょうど子どもを連れて、下の娘も来てくれた。私の妹の家の可愛い犬に会いたいとそちらに向かい、娘たちは会わず仕舞いで帰っていった。いっぺんにはなかなか会えないけれど、春休みに会えたからがっかりしないことにしよう。

 眺望は春霞のなか、ぼんやり霞んでいたが、これは稲毛館の3階から。
 活発で運動神経にも自信があるSeiraやRioが、喜んでくれるかも知れないと期待しての、今日のメニュー。午後の陽ざしの中で思いっきり動かしたいと…私はそれを眺めて少し元気に。しかし、見てるだけでも怖いなぁ…。

 
   

 鉄棒もお得意です。逆上がりはもちろん、連続前回りを試みてくれる。立て続け5回くらいかな…何回も。すると、小柄な男の子が「私の演技を見て…」とばかりに、孫娘が小休止の隙に回転をしだした。連続10回くらいかそれ以上だったか…、鉄棒から降りるとふらふら…、目が回った模様。
 それを見てさらに我が孫娘も頑張ろうと、目標を今の男の子(小3)とばかりに挑戦しだす。同級生だもの…という訳か。

   
  
  

 登っている本人はいざ知らず、見守っている私(呼称・あぁちゃん)は、とても怖かった…。
 一応、ガードするつもりのパパも登ってはいるのだけれど……それで納得です。
 私の恐がりも、その安心部分があるからこそ、こうしてカメラでとらえることができたのですからね。頂点に行かなくてもいいからと、「その辺で降りて来て~」と下から叫ぶが、とうとう上り詰めて、満足して帰って来た。


   

 気分を変えて…優しい花たちを眺めましょう。 ほっとしながら…でも、花の美術館で楽しむことは時間切れとなってしまったけれど…。
 
  


二千和会と『いちよう』

2010年04月25日 | SO-Color

八重桜 (イチヨウ・ウコン・アマヤドリ)

 24日の今日は、久しぶりの春の陽気になった。前回UPした時の話題のひとつに「ウコンザクラ」が図書館脇・小学校の小道を歩いていくと咲いていると、報告したが今、桜はどんなふうに咲いているか見たくなった。
 ぶらりと散歩してみた。咲いている。
 写真はその前日の23日だったので、打って変った肌寒さで、曇りがちで光りが足りない感じの写真となった。

 ウコンザクラは綺麗に咲いていたけれど、その日は寒かったのでサクラも寒そう…。 咲いてから日が経過しているので咲き始めの緑色が、やや桜色、赤味を帯びてきていた。日が経つにつれ赤く染まってくるのだ。

  

 ウコンザクラの背景に見える桜色の花は、何処にでも見られる普通の八重桜。

 昔、千葉大文理学部キャンパスがあった懐かしの場所。千葉大キャンパスは、もうここには無い。ここからほど近い場所―40年くらい前になるが、以前の東大生産技術研究所が移転したので、その跡地に移転して各学部が散らばっていた千葉大は纏まった形になった。
 文理学部跡地には、小学校や図書館、公民館、結構広い公園とちょっとした野球練習場、そして国鉄の官舎、千葉大宿舎(公務員官舎)や千葉大留学生会館と、学校給食保健センターなどにその広い一帯が住民使用となった。
 ウコンザクラは留学生会館の門扉に近い所に育っている。桜はその頃ここにはなかったと思うが、この辺の桜を見上げると、ひと昔前を偲んでしまう心が私にはある。年月を感じるかもしれないが、私の中では私の青春時代とつながっていくのだろうか。不思議な感覚に包まれてくる。

 この八重桜の名は「アマヤドリ」。
 4年前小石川植物園にお花見をかねての文学散歩の際に写真に納めたもの。2006年4月8日。小石川植物園でのお花見散歩時に、雷が鳴り土砂降りにあった。そして東屋で肩を寄せ合い仲良くお花見弁当を食べた後、からりと晴れた空の下に、「雨宿り」という美しく咲いた八重桜を見つけてみんな歓喜したのだった。…このことも懐かしい。

 

  この八重桜は、会報の名前にもなっている“イチヨウ”だ。この2006年は桜の開花が早くて、ソメイヨシノは散っていきつつで、八重桜が満開。今年2010年は4月17,8日ごろにようやく八重桜が見ごろとなったので、如何に今年は寒いかがこんなところでも証明している。

 なぜこの桜が一葉? 実は花芯に一本緑色の芯が見えると思うが、これが葉として「一葉」と名付けられたという。
 この桜イチヨウが咲くころに会報1号を編集・発行することが出来た。伊藤会長は会報発行を喜ばれて、樋口一葉をイメージされるし、ちょうど八重桜のイチヨウが咲きだしたことをヒントに会報の命名を、『いちよう』とされた。
 ちなみに二千和会(にちわかい)の命名は、記念すべき二千年に県立高校の開放講座「東京文学歴史散歩」が開かれたということと、ちょうど山田俊雄先生のご指導で、最終講義の日、尾崎紅葉の旧居跡を見学したことによることが大きい。
 尾崎紅葉を中心とする俳人たちが、紅葉の家に集まり「十千万堂(とちまんどう)派」として一派をなしていたという場所。「十千万堂」の「千」と二千年をダブらせて、『二千和会(にちわかい)』としてはどうかと、副会長(長田)が提案した。その真意《にちわかい》は、《日々、若い》としていきましょうの気持ちも込められているつもりであった。
 会としての立ち上げの具体的きっかけとお骨折りをして下さったのは松岡さんで、田中さんが、集まっている皆さんの心・気持ちを纏めてくださったと記憶する。
 あの時から、もうかれこれ十年の歴史を重ねてきたのだと、そして八重桜「いちよう」を見るにつけその頃を思い巡らせ、なんだか感慨に耽る一日となってしまった。

  

晴れた日と曇った日の桜の表情がこんなにも違う……。

 


春の陽気(2)

2010年04月21日 | SO-Color

 春の陽気は気まぐれ…「いや、3、4月生まれは気ままで…??」、なんて言われる根拠はお天気によるものでしょうが、本当にその自然の中で生きている人間どもは、その変わりやすい天候について行こうと必死になっています。
 今日は5月の陽気になるとか、予報では言っています。なんだか御機嫌よう…と、お日様から言われているみたいです。

 久しぶりに明るい日差しに出会ったような気分です。

 昨夜は雨が降る中、高速道路の側道を走って帰りました。道が濡れて回りの車のライトがいつもより倍にも反射する邪魔な灯りと、速度をつけた車が割に多くて走りにくく慎重に、慎重に運転してきました。
 「おかあさん、泊まっていきなさいよ。」と娘たちに勧められたのですが、その翌日は私の母を見舞う予定もあり、寝巻をパジャマではなく、浴衣を持ってきて頂けると看護しやすいので…とも勧められていました。

 母が自分自身で用意していたものを、箪笥の下の引き出しから最近見つけたので、それを持って行こうと、新品の糊づけした〈こわばり〉をなくすため洗って軒下に乾かしていたのです。雨で湿っぽくなってしまっただろうと、気にしてもいました。

 あ~、今日は眼を見張りたくなるような好天です。明日はまたとても寒くなるようですが。

 

  たまたま、4、5日前に図書館で本を借り出しました。
 夜中にトイレに行きたくて目を覚ましたりすると、再び寝入るまでしばらく手間取ったりする時があります。そんな時にも良いようなものを物色しました。

 以前の話ですが、母が眠れないと言って、さも困っている…と私に言い訳をするように昼寝をすることが多くありました。
 母の妹(叔母です)は、今82歳ですが、最近まで昼寝はしたことが無かったと自慢していました。母は若い時から、昼寝の時間が持てる境遇にあることが自慢のようにも私には受け取られました。価値観がまるで反対です。
 確かに15分間ぐらいの昼寝はその後活動するのに大変良い効果があります。でもそれ以上寝ると夜寝られなくなります。一概に昼寝のせいとばかりは言えないいろいろな事情はありますけれど。

 寝られない時は、私は本を読むことにします。とくに短編集が良いのです。内容によっては返って冴えてしまうこともありますが、一応、読み切れる短編集の方が、読み残しの部分がないですから、その後の話を気に病みながら寝るということがなくて済みますから。

 図書館の階段から街の風景をキャッチしました。寒くて雨の降る落ち着いた一日でした。
 ソメイヨシノの花は散って若葉が萌えだしていました。右側の小学校(画面では見えませんが。)脇の小道を進むと、緑色の八重桜、鬱金桜(ウコンザクラ)が咲いていました。はじめは緑色がかった花びらが少し赤みをさしてきます。その色合いのグラデーションが、生きていることの証のように見えます。花の色が変化して幾通りも楽しませてくれるようなサービス精神をも感じます。

  

 テーマが何か分からなくなるような、とりとめのない話題の展開をしてしまいました。4月の陽気のせいとしておきましょう。

 明日はまた、とても寒くなるようです。


 


春の陽気

2010年04月14日 | SO-Color

 なかなか暖かさが落ち着かず、春らしいと思うと翌日は、冬に戻ったみたいな寒さ…。ちょっとお出かけという時に、コートは春の感じに彩りたいからと無理して軽い印象になるかナ…と着ないで行くと、おお寒い…風邪をひいてしまった。やせ我慢をしないで着てくれば良かったぁ…なんて思っても、あとの祭り…よぉ。

 ちょっと貧弱な辛夷の花。鳥が落として行ったらしい種が一人生えしたものだ。今年初めて花をつけた。ポストの近くで少々邪魔な位置ではあったが、辛夷の花がきっと咲くと期待していて大事にしていた。かれこれ7,8年前になるかも知れない。午前の陽が短時間届くくらいで、あとは日陰になってしまう場所。どこの辛夷よりも開花が遅かった。この花たちの撮影は4月6日。

 

白い花は辛夷、右は紫木蓮で辛夷の4倍くらいの大きな花(3/24撮影)

 今年初めて花をつけてくれたので、なんだか嬉しくなった。蕾が結構あちこちに見えたから、たくさん開花するだろうと思っていたが、思っていたほどは咲かなかった。寒い風が通り過ぎていくような“風の道”でもあったからか。お花を見せてくれたから、お礼肥えをあげよう。来年はもっと元気な花をつけてくれるに違いない。

 

 これは早春に咲く椿で、ブライアン。あまり幹が太くないのに花が大きいせいか樹にいっぱいに咲いてくれて華やかさが一段と冴えているのに、金木犀の陰でガラス戸を開けてその花の方向を見ないと、知らないうちに咲き終わっていることが多い。

 
  

 ハナカイドウは、庭の真ん中にあるが、いつも切りつめてしまうので木は大きくはない。大きくない木にもうひとつ、ボケがある。柔らかな花びらで、春を呼んでくれる。けれど鋭い棘があるので扱う時は、気をつけないと指先に血がにじむことになってしまう。

 
 

  これは、さるすべりの種柄である。夏には長い間花をつけて楽しませてくれたのだが、その名残りを未だつけて余韻もいいねぇ…と思っている。早く樹を整える趣向の方なら、もうこんな名残りをいつまでも置いておかないで…と思うらしいのだが、何だか切れないでいる。
 本格的な暖かさの春が待ち遠しいこの頃である。

 


故障から修理、それから

2010年04月04日 | SO-Color

 [クリスマスローズ…なぜみんなはクリスマスローズが好きなんでしょう
私はそれが良く判らない。そんなことを言ったら笑われるか、へそ曲がりか…と
思われるかも知れませんが、Sさんどう思われますか?]
その時私は、
「私も実は皆さんが騒がれているほどには好きなお花だと思っていません。」
と答えました。
「下を向いて咲いていて、咲きだしてもパッとしないし、どこか陰気だよね。」
「花びらが汚い色になってしまっても散らないし…。」
お花はそれぞれ好き嫌いもあるだろうし、どうでも良いのだけれど…。
「きっとクリスマスローズという名前が気に入っているのかも?」なんていう
言葉も付け加えられた。

ところでプリンターのその後。
30枚くらいは修理後印刷したが、何が原因か判らないけれど、また動かなくなった。
コンセントを抜いてから、電源スイッチを押したりしてある程度は
改善がみられたけれど、とうとう動かなくなった。
それでどうしていいかわからないので
先日のサポートセンターのKさんにHPから連絡してみた。
やはり変だからもう一度見せて下さい。受け取りに行きますから…と返信があった。

修理費用は覚悟の上で送ってから、名古屋に出かけた。
その留守にサポートセンターからFAXが届いた。
修理の部品が枯渇しているから、修理無しで返品か代替品でもよければ送るので
どちらかをチェックして返信FAXしてください…と。
返信して翌々日に、似かよった機能を備えたプリンターが届いた。

 

全くの新品だった。

前のよりは小振りな外観、用紙補給はサイズによって給紙場所を変える。
前の破棄された“プリンター設定”をアンインストールしてアプリケーションから削除して、
今度のは機種が違うから新しい機種の設定をインストールしなければならない。
昔なら面倒くささもあまり感じなかったが、この頃は少々抵抗がある。
年のせいにはしたくないけれど、年齢なんだろうと思う。
でも、印刷をしなければならないから必死で設定をインストールし、インクのボックスやインクの種類も代わってしまった。
あ~ぁ、これで一連の故障が解決されれば、文句は無い。
この翌日は春の文学散歩、観桜会を兼ねた実施日だ。

原稿の手直しをしてプリンターで印刷、それがコピーの版下になる。
そしてようやく印刷。今回は19名の参加なので
1ページの当日資料を人数分コピーした。
Y.K.さんにコピーするのにご一緒して頂いた。
当日は桜が満開でお天気も暖かで、この上ないお花見日和だった。
この頃人間も例外ではなく、部品を取り替えて新品のように動けたらいいなぁと思う。
とにかく皆さんありがとうございました。


 

 


東京・砂町銀座

2010年04月02日 | SO-Color

お魚が新鮮で安い…元気な町。今日は友達と買い物です。
海胆¥300 とろろしめサバ¥300 甘塩鮭切り身2切れパック¥440 おでんセット¥200
…だったかな? 

レシートを探したけれど捨ててしまって…記憶の範囲のお値段です。

 


 

人気の魚屋さんでは押し合いへしあいで、人数の入場制限があります。
人をかき分けて商品を選ぶのも大変です。この混みようは、まるで暮れの買い出し風景です。
結果、家族が美味しそうで満足しそうな物を選び仕入れて、
それぞれに、マイ・バッグに重いほど買えたので、この笑顔です。
美味しくて安い人気の鮭の切り身は先を争って手に入れました。
甘塩で厚めの切り身は見るからに美味しそう。海胆は小さな木の皿にパックされたもの…好物です。

このあとM.Tさんの別宅で、お昼を済ませました。


駅に戻って、買い物袋をロッカーに預けて、亀戸天神に歩を進めました。
私の足腰は奇跡的に回復して、何処にでも元気な皆さんについて歩けるようになりました。
ようやく心配せずに歩ける我が足の歩幅に、自信を取り戻しました。
しかし、あの物凄い眠れぬ痛みは喉もと過ぎて熱さを忘れそう(凡人の浅はかさ)…忘れまいぞと、刻まなければ。

亀戸と言えば…東京新名物が出来つつあります。スカイツリーを遠めに見て…。

  

天神様は梅の木がたくさんあります。残念なことに梅の花時はもうとっくに過ぎています。
桜が咲きだしました。藤棚も見事です。
藤の花見ごろの時にまた訪れて見たいと思いました。

 

もう私たち世代は受験の苦労は無いから…いえいえ、やはり頭の中はいつまでも確かでいたいよね。
天神様の守り神の牛さん…頭のあたりを参拝の皆さんが撫でさすって、ピッカピカ。
お顔も優しそうで可愛い目元…なかなか品の良い牛さんです。

  
 
 

 

 

五歳の菅原道真公の像
その時詠んだ和歌は
美しや紅の色なる梅の花 あこが顔にもつけたくぞある

下は鷽(うそ)の像
“学”かんむりで鳥… なんだか頷ける言葉です。
音だけで聴くと「ウソ」ですが。

実のある買い物と、ぶらぶらり…と歩く時もよかった……。
そのあと、くずもちの本店「船橋屋」で、とっても美味しいくずもちを頂いたことを
記録しておきましょう。

 


北欧からのエコ家具店

2010年04月01日 | SO-Color

  
我ら夫婦にとって、一番小さい孫が、今度小学校に入学する。Jieji と Barba から、お祝いを届けた。
私が駈けつけるのを待って、お食事を外でしようと娘たちは計画していた。
それではとその計画に便乗することにして、その場所、北欧家具の店に行った。
以前ザウス(人工室内スキー場)があった場所にあるその店は店内が4万平方メートル、
1万点の商品が並んでいた。
その店内のレストランで食事をしようということになっていたようだった。

  
一応店内を見て回った。
さすが、家具は大きな面積が要るので、モデルルームのようなコーナーがいくつもあるから、買うときは都合がよい。
十分にイメージして自宅に合うかと具体的に考え易い。

   
ここはちょっとおしゃれにリビングコーナー。
機能的で可動式の本棚みたいに、カップボードは部屋の模様替えも容易にしている。

  
キッチンとダイニングコーナー。
写真に撮ったのはほんの一例。

  
カワイイ~~ペンダントライト。
良いんだけれど、これって手入れは大変だろうな。埃などどのように綺麗に出来るのか。
分解しやすいような構造になっているのかも知れないのだが、
つい掃除のときはどうするんだろうと思ってみてしまう…。

 
右側が、子供のコーナーである。左側は、リビングセットだね。
あまりに広くて1周しているのか、まだ1周できていないのか、判らない。
ただ、目的も無く、漫然と歩いて風景を見るように、商品を眺めているだけ。
これって…?
やっぱり部屋のリフォームとか、新しい生活が始まるとか、新しく家族が増えるとか
どうしても家具が必要になったりする時は、真剣に選び出すのだろうけれど
さしあたって、そんな空気もないから、ただだだっ広い店内を子供たちと
ふらふらと歩きまわったという印象が残った。

  

いよいよレストラン。
月曜日の割には人も多く混雑していた。好きな物を選んで
トレーに乗せて会計をする。ベルトコンベアに乗って今日の献立を選ぶ。
アメリカでも学生食堂がそうだった。
今では珍しくはない。純然とした和風の店でもこの方式を取っているところもあるのだもの。

 
 
店内の小さなスペースのフィンランドをほんの少し味わう。
生意気盛りの小4の孫は、
「本社はオランダなんだよ。」「福祉が進んでいるから税金が高いんだよ。
儲かっても国に吸い上げられるから、本社をオランダに移しているんだよ。」
よく知っているネ。ボーっとしている私は、耳新しく聞き、感心している。