しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

伊豆をバイクで10年、伊豆に住んで27年目に突入!(古い記事は過去になってるので注意です)

伊豆高原の池地区も冬景色です

2018年01月16日 | 庭・花壇・建物
・                         【休耕田が多くなった田んぼの風景です】

伊豆は山国ですから水田ができるのは貴重です、天城のお山と大室山に囲まれて綺麗な小川が流れています
伊豆高原の上層部には不思議な扇状地状の平地が広がっています
昔から駅や国道の上に平地があって水田には適した場所なのですが、一度大水となる暴風雨が吹き荒れますと小川から流れる水が
大室山の溶岩台地にせき止められて洪水が発生して地名の「池」を作ってしまうのが難点でした、この水との戦いに明け暮れた日々があったのです
水抜きトンネルは山梨から職人を呼んで完成させたもので今でも手堀で堀ったトンネルが残っております

(今でも完成したトンネルは細いので大水が出ると手前で大きく水が溜まってしまいます)

水抜きトンネルの苦労話は碑と成って川の隅に立っていました


・            【この田んぼができるまでの苦労話は尽きません】

細い川なので途中から地下に潜りこんで水無川となって伊豆高原駅下を流れます、水が流れると海岸の断崖から勢いよく滝となって海に注いでいます

(川に水がある時しか滝は流れませんが、2,3回しか行った事ないのですが僕が見る時はいつも流れています)

上流部の小川は伊豆高原の清らかな水道水の取水口となって潤していますのに下ると水がないのです


・            【冬景色に埋没しております】

一度休耕田にしてしまうと水田は元に戻らないとも聞いています、国も大規模農家を優先して援助していますし減反政策も無くなったようです
小さな田んぼが沢山あってはこれからの稲作農業は成り立たないのでしょうか?
苦労の末に成り立っている池の水田の歴史ですが、今は穏やかに冬に溶け込んでおりました

(伊東で田んぼのある地区を探すと大室山の裏の方に彼岸花が目立つ十足地区があります)

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