大宮：鉄道博物館パートⅡです！

・　　　　　【この様な制御盤が東京駅から博多駅まで並んで集中制御です】

東京駅に新幹線が突き当たる大きなビルがＣＴＣ列車制御をやっています

（昔は大きかったビルですが、今は高層ビルに囲まれて小さくなっています）

全ての駅、番線、ポイントと列車位置が表示されていまして、指令員さんはランプを
双眼鏡で覗けば列車の状況が瞬時に判断できるようでした

博多開業時のＣＴＣで仕事をしました、腕に腕章を巻くと東京駅から博多まで無賃乗車
できるようでしたが、実際に乗ることは出来ませんでした。

新幹線ＣＴＣはコンピュータプログラムの巣窟のような所です、１０分間隔で
時速３００ｋｍで走行する列車制御、ポイント制御なんて人手では絶対に無理
事故が起きると速やかに基本ダイヤに戻すには人の英知や経験力とコンピュータ
の合作です

従って何日も続いた徹夜続きのシステムテストで
「涙で通ったあ～ＣＴＣ♪」と歌っていたものです

（こんなに冷たいパネル張りの部屋ですが夜勤の司令員さんがインスタントラーメン
　すすっているのを見て何故か人間的なものを感じてホットしていました）

進歩とは恐ろしい物で、博多開業もしていないのに東北新幹線、全国新幹線の構想が
始まっていまして、別のプロジェクトチームが始動してたのです



これは何の絵なのでしょうか？


・　　　　　　　　【気動車の原型でしょうか？】

ラッセル車や特殊作業車の進化について展示しているのでしょうか？



世界で一番大きなＳＬの動輪です！


・　　　　　　　　　　　【ドイツ製とありました！】

日本のＳＬが一番格好良いと思いますが、上には上があるのでして
ＳＬ時代の工業技術は日本は世界一ではなかったのです

現在だってドイツ、フランス、アメリカが日本の技術を凌駕している基礎的な技術
があります

省エネ、電気自動車、環境技術だけで世界をリードし続ける事はできません
新幹線だって速度ではフランスＴＧＶに負けています

（フランスのように平坦な線路が続く土地柄と違って日本は山国と弁解しても
　スピードでは負けています）

リニア技術によって再び逆転できると良いでね！