今は「いか」がお高いです！

・　　　　【「いか」のお刺身と「ウマズラ」です！】

今朝の定置網は「いか」が大漁です、漁師さんもｋｇ1200円
に下げますから、買って下さい！と哀願調の声をかけます
まだ１２００円では高すぎですが、一匹貰いましょう
（一匹６００円位かしらね）

お安い魚を探しましょう、お腹がプクッと腫れた「ウマズラ」
が上がってきました。
肝が張って、大きい、これは肝和えになります
「本カワハギ」ではありません、大きな「ウスバハギ」も同様
お刺身にすれば判別できる人は相当なグルメな方です

（伊豆高原の著名な料理屋さんが「ウスバハギ」を白身と
　言って出していました、タダのようなお魚にそれなりの
　値段をつけて出しましたので、それ以来僕は行きません！
　一言本当の魚名を言って貰いたかったです）


「ウマヅラ」と「イカ」だけのお刺身ですが
彩りよくできますね。
「ウマヅラ」は肝あえと刺身にします
　
定置網で取れる「イカ」の醍醐味は新鮮さにあります
生きています、3時間位たっても表面の皮には生態反応
が輝いています。新鮮なうちに素早くさばいて透明感を
味わいます、ちょっと太めに切ると「パパこれ固い！」
「噛み切れない！」のコメントが飛んできますので
できるだけ薄く切って上げましょうね

（買って3時間以内朝食時に食べましょう！）

「イカ」は繊維に沿って、頭から足方向に胴体を切らねば
いけません、薄皮をむいて筒方向に切ってしまうと
たちまち丸くなってしまいます

「イカ」には寄生中がいます、食べて当たった話しは
聞きませんが、胴体とゲソの接続部にいらっしゃいますから
気になる方は裏返して包丁でサアッとなぜて下さい

「イカ」の頭部分、「エンペラ」は茶色ですが薄く切ると
食感の変わったお刺身になります。
イカゴロ（肝）をとり、慎重に墨袋を外し
薄皮をはいでアルミホイールで巻いて冷凍して下さい
（新鮮ですからゴロのルイベが出来ます）


盛り合わせには「つま」が重要ね、「ネギ」でも「わかめ」
でもいいのですが、大根の「かつらむき」があれば最高です
もう少したつと大葉も出てきます

大皿に盛り合わせてみましょう
①「イカ」のお刺身・・・・（活けイカは透明なプラスチックです）
②「ウマズラ」のお刺身（カワハギに似てはいますよ）
③「ゴロ」のルイベ・・・・（ねっとり滋味ね）
④肝あえにネギを忘れないでね（文句なしに美味しい）
⑤エンペラの薄切りもアクセントね
いかの「ゲソ」も食べられますが、本日は冷凍庫行きです

「ウマズラ」の骨や腹身はあまり出汁は出ませんが
お味噌汁に入れますとそれなりにこくが出てきますね

（たった２匹ですが、二人で二日分の朝食ができます）