しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

伊豆をバイクで10年、伊豆に住んで27年目に突入!(古い記事は過去になってるので注意です)

この築城石は伊豆高原駅前の広場にあります!

2013年01月21日 | 遊び場
・       【イベントの一時的な展示だと思ってましたが恒久的に展示されてます】

(バイク族ですから駅にはめったに来ないのです、台座のソリの色はピカピカの白木から1年で黒く変色していました)

半年振りに伊豆高原駅に来ましたら、大きな石が展示されていました、伊豆の崖から江戸城の
築城石が切り出されていたのです、四角の切り口は木の楔を打ち込んで水を含ませると木が膨張して
一定間隔に切り出すことができました、崖の上から下に落すようにして海まで運びました

(宇佐美、富戸、北川、稲鳥、松崎などには石切丁場という現場があったのです)



全国の大名から人夫や船を動員して砕石して江戸に運びました!


・             【切り出された岩には大名の刻印があります】

それにしても大変な重労働だったと思います、嵐になると船は沈むし沢山の大石が
人知れずに海の底に眠っているはずです

(北川の旧道から離れた崖には切り落とせなくて途中で引っかかった「ぼなき石」が泣いて鎮座しています)



石の運搬だけでなく、その後に発見される土肥金山のように辛い労働が待っていたのです


・           【こうして見ますと皇居の石垣は見事なものです】

白壁の土台として堅牢に組み込まれています、金鉱脈も金の原石を掘り出すのも辛いし、水銀を
使って精錬する作業は現代では危険で通用しません

(石切場も金鉱山も暗い歴史の中でひっそり幕を閉じようとしています)

掘り起こせば歴史はあるのでしょうが、築城に当たっては城の秘密を知った者は情け容赦なく
殺されたこともあって、地方に行きますと武家屋敷がもてはやされていますが
庶民としては
暗くて陰惨な歴史を秘めているようで封建制の社会は好きではありません

(切腹があったり、謀略陰謀が蠢く武士の裏世界には入りたくないのが本音です)

戦争に負けたって、弱い国になったって、今の世の中に生を受けた事を感謝しましょう!



朝から庭仕事です、松の落ち葉が落葉して庭一面に降り注いでいます、花壇に穴を空けて
投入して火をつけますと良く燃えてくれます、燃え始めるとこちらも勢いがついて消えそうになると
再び落ち葉を集めて燃やす事、10数回、結構庭は綺麗になりました

(庭掃除だけでもこの先10年出来るかしら?出来る限り続けようと思いますが
 出来なくなった時が不安です)



これが本当の「冷えとり」の手引書
PHP研究所

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