時間が存在しないかもしれない、という仮説を読んでいたら、もしかして『現在』も存在しないかもしれない、と、思った。
それは、かなりおもしろい。
『現在が存在しないわけがない』ことは、主観としては、納得する。
でも、マンガのコマのように、瞬間の集まりであり、複数の出来事の関係性を、時間のように感じているとすると、現在とは、一体いつなのか、あたかも『未来』であるかのようにも感じる。
音楽をやってきた中で、いま出している音が正しい音程である、正しい長さである、適切な表現である、など、『過去』『いま』『未来』の関係性の迷宮を感じた。
人間の感覚は、おもしろい。
ループ量子重力理論というのは、時間という変数がない、そうです。
エネルギーと時間には密接な関係があり、エネルギーの相互関係を『時間』と、表現しているそうです。
『時間』は、エントロピーが低いところから高いところへ向かっていること、なんだそうです。
過去から未来へ、おもしろいですね。