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斯く斯く鹿々

鹿島アントラーズが好きな男のサッカーに限らない普通の日記

ベルリン観光

2006-06-30 04:53:30 | Weblog
昨日の出来事を全く引きずっていないと言ったら嘘になりますが、今日はベルリン市内観光で一日が終わりました。
2年前仕事でドイツを訪れた時に、駆け足でベルリンの街の中は回ったのですが、今日は自分の足で、見たいところを見て回りました。

勝利の塔、ブランデンブルグ門、連邦議会、テレビ塔、多くの教会、ウンターデンリンデン、カールマルクス通り等々、いろいろなところを見て回りましたが、一番印象に残ったは、なんと言ってもチェックポイントチャーリー博物館でした。
ベリリンが東西に分かれていたのは、中学高校の時の世界史で「さらっと」やりましたが、今回改めてその「詳しい」歴史を知って、本当に考えさせられました。オーバーなって思われるかもしれませんが、展示物を見ていたら、自然と涙がこぼれ落ちてきました。こんなこと、学校で教わってないじゃん!!って。あまりにも知らなすぎる事が多いようです。

泣き出してしまう自分が恥ずかしい気もしましたが、どうもこういう感情は自分ばかりでは内容で、イングランドのレプリカを来た兄ちゃんも目を拭っていましたし、西洋系の女の子も同じ感じでした。9.5?とちょっと入場料は高いのですが、一見の価値ありです。日本人がいかに歴史、それも近代史から現代史にかけて無学かを痛感させられます。

笑ってください

2006-06-30 04:52:28 | Weblog
これは昨日のエントリーです。

やられちゃいました(笑)クレジットカード類がいっさいがっさい入った財布すられました。まさか自分がこんな目に遭うなんて思っても見なかったので、もう大混乱。

場所は、ライプチヒのトラムの中。降りる時にぶつかってきた黒人の仕業だと思います。すぐに「あれっ?」って気がついたのですが、もはや後の祭り。クレジットカードやら銀行のキャッシュカードやら(必要ないのに何故か入っていた)免許証やら全部持っていかれました。前ポケットに財布は入れるものって分かっていたのですが、やってきたトラムに飛び乗ったので、ついついいつもの調子で後ろポケットに財布を入れたのが運の尽きでした。ドイツに来てちょうど4日目。中途半端に慣れて、隙があったのだと思います。
すぐに観光案内所に駆け込んで、警察の対応やら大使館への連絡やら全部やっていただきました。凄く親切な女の子(混乱していて、名前聞いたのに忘れました・・・)が本当に親身になってくれたので本当に助かりました。

幸運だったのは、
 ・パスポートや幾ばくかのユーロが手元に残った事
 ・ライプチヒからベルリンに戻る列車のチケットも残っていた事
 ・カードのサービスで、すぐに滞在費の手当がついた事
 ・ベルリンのホテルが「たまたま」全額支払済だったこと(←これ最も重要)
あたりか。カードが使えなくなりましたが、VISAで手当てして貰った滞在費のおかげで、予定通り旅行を続けられます。

ライプチヒの案内所が全て準備してくれたおかげで、ベルリンの日本大使館でもすぐに事情を理解していただき、相談に乗っていただけました。e-ticketの件が一番心配だったのですが、関西訛りの書記官の方が、本当に親身に相談にのって下さいました。うっかりして名前を伺うのを忘れましたが、ただただ感謝あるのみ。日頃いろいろと言われている外務省ですが、異国の地でこんなに親切にしてただけた意味を、今本当に噛み締めています。他の方々がどうかは分かりませんが、こと在ドイツ大使館に関しては、日本国民の最後の砦になっているんだなぁと実感しました。
とはいえ、まさか中曽根さんが復活させた有名な大使館を、このような形で訪れる事になるとは思っても見ませんでした。

情けねぇ・・・、笑うしかねぇ・・・。

本日移動日 その2

2006-06-28 15:30:29 | Weblog
ベルリンHbfからICEでライプチヒHbfへ。ベルリンの街を抜けると、順調に麦秋の麦畑(だと思うんですがね)の中を、順調に南へと向かいます。
ICEそのものは、まんま「新幹線」の印象。揺れも少なく快適です。ただ、予想以上に混んでいました。座れない人もいたりして(何処ぞで見た日豪戦のときのように通路まで満員って事はありませんが)、ビジネスや旅行に当たり前に使われている様子が良く分かります。
荷物を上げるのを手伝っていただいた隣の女性ですが、英語でお礼を言っても反応なし。つたない英語が駄目で、挨拶しか分からないドイツ語での対応になります。海外に出るといつも「語学力のなさ」を痛感させられます。

ライプチヒHbfには定時に到着。凄く立派な駅です。上野駅のように行き止まり式になっているんですが、いや、全く持ってスケールが違う。ヨーロッパの昔から今へ繋がる豊かさを思い知らされます。日本とはこういうところが違うのですよねぇ・・・。

トラムのチケットを買うので少々戸惑っていると、英語でドイツの若い女性が話しかけてくれました。手伝ってくれたおかげで、システムも理解してトラムでホテルに向かいます。「なんでお前みたいなのがこの電車に乗るんだ?」って好奇の目を周りから感じながら(笑)。スタジアムの前を通過し、落書きの多い荒れた感じのビルの間を抜け、ホテルの最寄りに到着。ホテルそのものは良く整備されたまともなホテルでかなりホッとしました。
荷物をそそくさと置いて、恐らく後半は間に合うであろうブラジル対ガーナを見にファンフェスタへ向かいました。

本日移動日 その1

2006-06-28 14:44:12 | Weblog
今日は、ミュンヘンからライプチヒへの移動日です。今日からずっとベルリンでも良かったのですが、自分が予約を取った2月の頃は、とにかくベルリンのホテル代が高かったので、一泊ライプチヒにしました。宿泊代が安かったのとベニューであること、それも旧東ドイツでは唯一ってただそれだけの理由なんですけどね。
あとで考えてみれば、もう少しICEを活用すれば、あまりベルリンにこだわる事もなかったかななんて思ってます。

ミュンヘンのホテルで、お世話になったおじさんにお礼を言おうと思っていたのですが、おじさんは今日はお休み。今日担当だったお姉さんにお礼を言ってチェックアウトです。
正直4☆ホテルという割りには・・・でしたが、確たる問題もなくしっかりしたホテルだったのでよしとします。朝食はおいしかったですね。

行きに乗ったSバーンと違う系統のもので空港へ。行きの路線の方が、田舎を走っていて線路が良かったようで、今日の路線はあまり飛ばしません。40分程度で空港へ到着。続いてチェックインなのですが、初めての自動チェックイン機の利用でした。何の問題もなくチェックイン終了。成田1タミもANAだとセルフのようですから、日本もいずれこのようになるのでしょう。写真撮り忘れたんですが、チェックイン機前のマットまでピッチ模様。ルフトハンザ気合い入ってます。

搭乗時間が随分と早く指定されたのですが、ゲートに行ってみると何故かエアカナダの機体が止まってます。ありゃと思ったら、やはり沖止めバスゲートでした。
バスで飛行機へ案内されると、前と後ろ両方の入り口が使えるという日本では見かけない光景。乗降が詰まらないので、非常に合理的です。
「朝の何チャラで離陸が20分程遅れてます」との機長アナウンス。肝心なところが聞き取れないのが私の英語クオリティ。20分遅れて離陸し、10分遅れで到着。2年ぶりのベルリンに到着です。一旦Zoo駅までバスで出て、軽く食事後新装のHbfへ。Zooに行ったのが大失敗だった事が分かります。Hbfは多くの店も同居の素晴らしいもの。初めからこちらに行っておれば、何の事はない落ち着いて食事出来たのに。
(だらだら続きますので、ICEでのライプチヒ移動はその2にします。)

ミュンヘン2日目

2006-06-27 06:41:26 | Weblog
今日は1日、街の中を歩き回りました。もう足が棒のようです(笑)
午前中は、市街地内をゆっくり見学。バイエルン王国宮殿と、市役所見て時間切れです。とにかく宮殿の広い事広い事。部屋がいくつあるんだか分からくて本当に参りました。迷子になった気分でしたもの。

ちょっと早めのお昼は、ミュンヘン名物の白ソーセージとビールをツム/フランツィスカーナーで(午前中しか売らないお店を選びました)。旨い!。歩き回って、のどが乾いたところのビールは、マジで旨かった。大昔(当然生まれる前)、「ミュンヘン サッポロ ミルウォーキー」って某社(バレバレですが)がCM打っただけの事はあります。マジで旨いんだはこれが。

午後は、まずは腹ごなし、ペーター教会の塔を上ります。狭い階段をてくてく上って294段あったらしいのですが、それ程って感じでもありませんでした。眺めよかったなぁ、街を一望です。(某隣国の方が騒いでいたのは興ざめでしたが)
すこし街の中を散策してから、オリンピック公園へ移動です。

5時からのオーストラリア対イタリアの試合まで少々間があったので、というか、実はこちらが主目的なのですが、仮営業中のBMWミュージアムへ。
仮営業中というだけあって、ちょっと寂しい展示。とはいえ、M3の競技仕様だとか、ウィリアムズBMWのデモカーがあったりして、それなりに楽しめました。来年春にミュージアムが新装開館との事でしたので、もう一度行く必要がありそうです。

その後、PV会場へ。試合については別エントリーにします。
試合終了後、アリアンツアレーナへ。地下鉄の駅をおりると、地下鉄の車庫の向こう側に白いアリーナの偉容が見えます。うーん、なんとなく浦和美園っぽい感じ。業務提携結んでいる同士は、ホームスタジアムの雰囲気まで似ているようです。残念ながら、警備の都合で近くまでは行けませんでした。

夏時間のせいもありますが、まだまだ明るいのに夜8時。夕食です。せっかくミュンヘンまで来たのですから、ちょっと良いものを食べてみたいなという事で、ちゃんとしたレストラン ハクセンバウワーへ。
とりあえずまたビールと、サラダと、当地の有名料理らしい豚すね肉の照り焼きを注文。ビールが来て、さてサラダだよと思ったら、「メインと同じ大きさのさらに野菜山盛り!」。もう笑うしかない。ウェイターのおじさんも俺のそんな姿を見て半ば笑いながら"Guten apetit"って。メインが来ても2人でニヤニヤ。だってまた量が多いんだもの。付け合わせのザワークラウトとマッシュポテトもとんでもないんだもの。はい、とにかく頑張って食べたけどちょっと残しました。
いざ会計。「わたしゃ『十分に』満足しましたぜ」って話したら、またおじさんニヤニヤ。非常に楽しく過ごせたので、チップを多めに払って店を後にしました。

きょうはこんなとこ。やっぱり海外は楽しいです。