出し惜しみをしない人

『長持ちする人』は、出し惜しみをしない人だ。

何事にも人にお裾分けをしている。

しかし、いくらお裾分けをしても無くならない人でもある。

出し惜しみをすると出した分の補充をしないが、出し惜しみをしないと必ず出した以上に補充されてくる。

それが知識でもあり、知恵でもある。

出し惜しみをしないと不思議にも様々なモノが集まってくる。

長持ちする人は、出し惜しみをしない人だ。



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健康管理をしている人

『長持ちする人』は、健康管理をしている人だ。

と言っても、毎年人間ドックや高額な様々な検査を受けまくって医療データをしこたま持っているのとは異なる。

健康でいることとは、心身共に健康でいること。

つまり、気持ちも生きているし、体も生きている。

たとえば、よく食べて、よく眠って、よく笑って、よく歩き回る人なのだ。

そういった人こそ長持ちをするのだ。

決して長生きが長持ちという訳ではない。

本当に健康的に生きている人は、人として健康的に生きていると言える。

長持ちする人は、健康管理をしている人だ。



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土地柄を大切にする人

『長持ちする人』は、土地柄を大切にする人だ。

たとえば出張や赴任先での土地の人やその土地のことに親しみをもてる人だ。

自分が望まない、あるいは羽目を外せる場所として土地のことには無関心であったり、あるいは遊びにしか興味のない人は多い。

長持ちする人は、その土地ならではのことに興味を持っている。

人であったり、歴史であったり、産物であったり、土地ならではの事に関心を持って時を過ごすのだ。

もともと縁を大切にする人なので、その土地でしか味わえない体験を自らしていこうとする。

意外と馴染んでしまう場合が多いのも事実である。

自然と友人も増えていくのだ。

長持ちする人は、土地柄を大切にする人だ。



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歳をとってから意外な人生を送る人

『長持ちする人』は、歳をとってから意外な人生を送る人だ。

歳をとってから大学で学ぶ人がいる。

子どもでさえ社会人になっているのに、親が大学で子どものような年齢の若者達に混ざって学ぶのである。

どれだけ年を重ねても、学び続けようとする意欲が人一倍強いのだ。

そういった人は、生涯現役として生きていける人でもある。

仕事では定年という枠組みがあるが、人生には定年なんてないのだから。

６０歳や６５歳の誕生日に死ぬわけではあるまいし。

常に生き生きと常に活き活き活動をしている。

大学などに通わなくても、本を読んだり、人との出会いから学ぶことが大好きなのである。

長持ちする人は、歳をとってから意外な人生を送る人だ。



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自分の仕事にほこりを持っている人

『長持ちする人』は、自分の仕事にほこりを持っている人だ。

自分の仕事にほこりを持っている人はとても少ない。

たとえそれが高給取りの仕事であっても、社会的に認められている仕事であっても高い地位であっても。

ほこりを持てないと、仕事に対する情熱がわかないから、半端な仕事をして流されるような生き方になってしまう。

とてもつまらない人生と言える。

長持ちする人は、天命を知っているので、自分の仕事に誇りを持って取り組んでいる。

たとえば、下請けの小さな会社の社長であっても、負い目などはない。

自分の仕事が世の中の多くの人に役立っていることを知っているからだ。

そこに生き甲斐を感じているからこそ誇りを持てる。

長持ちする人は、自分の仕事にほこりを持っている人だ。



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