女性のための職場での人間関係解決

2014年1月26日より、女性のための職場での人間関係解決のお手伝い。コーチング&コンサルティングで問題解決!

ラポール

2014年03月11日 | メルマガ
まず、
相手に関心を持つことからラポールは始まりますので、
あなたも
「この人は、どういう人なんだろう?」
って関心を持つところから始めてみてくださいね。

では、
なぜラポールが最初に必要なのかについて
お話しをしていきましょう。

まず、
こんなシーンからイメージしてみてください。

Aさんは、会社の事務をしています。

人見知りもあり、
また、
暗い雰囲気も漂わせているので、
周りの人からも、
「あの娘、近くにいると、
こっちまで暗くなってイヤだなぁ」
って同僚の女子社員たちからも
言われてしまう存在です。

その日も社内外の人たちとの書類のやり取りがあり、
関係会社のDさんが書類の授受で訪ねて来ました。

するとAさんは、
いつもやっている心の反応を始めてしまいました。

「あぁ、Dさんが来た。
また嫌な顔をされるんだわ、きっと。
そんなに私の顔が気に入らないのかしら。
もう、仕事だから我慢しているけど、
周りの同僚も上司も、
みんな私の顔を見ると辛そうな顔をしているから、
こっちまで余計にイヤになっちゃう!」
と内心で、
Dさんの姿が見えるとつぶやき始めたのです。

Dさんは、
その日は何社か書類の授受があるので、
忙しく慌てたようにAさんのいる事務所に
やってきました。

「あの!Aさん、この書類なんですけど」
と声をかけると、
先ほどの説明のようにAさん自身が内心で、
イヤ~なことを思っているために、
顔つきまで、Dさんを嫌っている、
迷惑がっているような表情になっていました。

それを見たDさんは、
それまで何も思っていなかったのに、
「なに?Aさん、
すっごく迷惑そうな顔をしているんだけど、
私が来たことが迷惑だったのかな?なんか、
こっちまで嫌な感じになってきた」
と内心思い始めました。

そうは言っても、
Dさんも仕事出来たのですから、
必要な書類の授受をしなければなりません。

Dさんが声をかけると、Aさんは、
素っ気ない態度で、
「はぁ」と生返事を返すだけ。

「あの、この○○の書類なんですけど、
今日はこちらの○○の処理をお願いしたいのと、
先週の○○の書類を引き取りに来ました」
と用件を伝えたDさん、内心、嫌な感じなので、
ついついDさんもその気持ちが顔に出てしまいました。

すると・・・・Aさんは、
「やっぱり私のこと、この人も嫌いなんだ!
ほら、こんな迷惑そうな顔をしているんだもん」
と思ってしまいます。

もとはと言えば、
Aさんが最初に、
嫌そうな顔をしてDさんを迎えたので、
その顔や表情を見ていたDさんも、
ついつい自分を迷惑がっているんだと思い込んで、
似たような、
同じような顔つきに変わってしまったのです。








さぁて、あなたはこのAさんをみて、
どう思いましたか?
「それは、Aさんが悪い」
「Aさんって、自分で損をしている」
「そんなに過剰になることはないと思うんだけど」
と思ったかもしれませんよね。

はい、確かに、
Aさんの態度とか反応って、
彼女自身が思い込んでいるある種の
妄想ってことなんですね。

その妄想が
「この人はこうなんだ」
って現実との区別ができずにラップして
しまっているんです。

こうやって、
人の事だとよく分かりますよね、
あなたも、この記事を読んでいて、
Aさんに対して、
なぜそんな反応を示してしまうのか、
疑問に思いますよね。

そう、これは他人のことだから
よく見えるんですね。
あなたが自分のこととして振り返ったときに、
あなたが周囲の人たちに対して、
どのように映っているのか、
もしかしたら、
否定的なものの見方をしている場合が
あるかもしれませんね。

ラポールを築くには、昨日もお話ししましたが、
心の架け橋となって相手と自分とを橋渡しすることが
大切なんです。

相手が自分の方に近づきやすくなれるように、
あなた自身が
「ウエルカム」
な気持ちで相手を迎えることなんです。

それには、目の前の人に、
何か一つでもいいので、
関心を持って接することなんです。

今回の例は、会社の中でのことですが、
これは家庭の中でも同じことが言えますよね。

会社以外のお付き合いもあるでしょうから、
そういった所で、
人との間にどう関心を持って接することができるのか、
それが第一歩でもあります。

あなたはAさんのことを見て、
どのように感じたでしょうか。

そして、
あなた自身がどのような気持ちで相手に反応を
送っているのでしょうか。

一度振り返ってみましょう。

さて、世界観・・・・
ちょっと固い言葉を使ってしまいましたら、
明日は、「自分矢印」と「相手矢印」について、
少しお話しをしていきます。


「大丈夫!あなたなら絶対にできます!」


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あなたは、なぜ働くのですか?ちょっと考えてみましょう!

2014年01月23日 | メルマガ
新任中堅リーダー支援通信 No.26




あなたに質問です!
『あなたは、なぜ働くのですか?』



さて、この素朴な質問に、あなたは何と答えるでしょうか。


「食っていくため」
「貯金しないと不安だし」
「保険や税金が払えないし」
「趣味にかける金を稼がないと」
「家族がいるから、当然働かないと」
「子どもの学費とか、結構かかるんだよね」
「働かないと生きていけないでしょう?」
「人生を楽しむため」
「老後のため」
「金を貯めて旅行に行くため」
・・・・・・・

などなど、きっと、これ以外にも様々な答えが出てくるはずです。


実際、この質問に対する正解なんてありません。


どんな答えであっても、それは正解だと言えます。


動物の中でも、
最も独りで生きていけない動物は人間でしょう。


社会的につながりを持たないと、
ほとんどの人が生きてはいけません。


食べ物一つ手に入れるにも、独りだったらどうにもならないのが
現実です。


そして、とてもお金がかかるのも人間特有の事情ですね。
(まぁ、文明と共に便利な反面、お金がなければ生きていけない)


では、もう一つ質問します。
『あなたは仕事をしていてどんな時に
一番やり甲斐を感じますか?』


これも幾つか挙げられると思います。


「目標が達成できた時」
「難しいことが成功した時」
「トラブル続きでめげたけど、うまくいった時」
「自分が成長出来た時」
「人から感謝された時」
・・・・・・
これら、どれもが正解です。


あなたも答えも、これ以外に出てくるはずです。


それらは、全てが正解です。


で、冒頭に書いたことと関連してお話ししますが、
人は、人間同士のつながりの中で、
人から必要とされていると実感したいという欲求があります。


そのために生きていると言えるのかもしれません。


まぁ、固い言葉で言えば、「貢献」となるわけです。


う~ん、柔らかい語意を知らないので、
もっと別の言い方が出来れば、いいのですが・・・・


たとえば、人に喜んでもらえたり、
嬉しそうな顔を見られたり、
「ありがとう」という言葉をいただけたり、
人に役に立てていると感じられたり、
そんな時には嬉しいですよね。


ちょっと想像してみてください。


あなたが清涼飲料水の製造メーカーで、
目の前の人が、あなたが担当している飲料水を
ゴクゴクって美味しそうに飲んでいる姿を。


そして、目の前の人が、飲み終えてから
うまそうな表情と満足げに笑っている姿を
ちょっとだけ想像してみてください。


いかがですか?


あなたは、あなたの担当している飲料水を
美味しそうに飲んでいる人を見かけて、
「私の仕事が人の役に立っているんだ」
と気分良く、なんとなく嬉しくなったり
するはずです。


そうなんです。


これが「貢献」っていう意味なんです。


誰かの役に立てていること、
あなたは、そのために働いているんです。


分業化の弊害で、
直接お客様の喜ばれている姿を見る機会が減ってしまい、
どうも実感が湧かないようですが、
それでも、
誰かのために、役立っているんです。


あなたは、きっと、喜んでもらえている姿を見れば、
「もっと頑張って多くの人にもっともっと喜んでもらおう」
と感じるはずです。




リーダーであるあなたを応援しています!

----------------------- 今日の質問 -----------------------

『状況に流されていませんか?』

あなたは目の前のことに惑わされたり振り回されたりして
流されていないだろうか。
多くの人が、自分が流されていることに気づかずにいます。
そして、上司のせい、会社のせい、社会のせい・・・・・
他人のせいにして終わるんです。

「流される」と選んでいるのもあなた自身なのです。





最後までお読み頂きありがとうございました。

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部下のジェスチャーから部下の心の声に耳を傾け聞き取ろう

2014年01月21日 | メルマガ



昨日に引き続き、今日も非言語のコミュニケーションについて、
扱っていきます。


今日は、ジェスチャーです。


ジェスチャーとは、身振りとか手振りと言い換えられます。



あなたの周りで、話す時に身振りや手振りが大きい人、
手を動かしながら、
あるいは手が先に動いて言葉を選んでいる人が
いると思います。


他の人よりもジェスチャーが大きく、
その大きさに伴って声も大きくなったり、
熱弁を振るってみたりする人。


それは、
考えや思考をまとめていると言っても良いでしょう。


ジェスチャーが大きい人は、
じっとしていると、
なかなか話しが・・・
言葉が出てきません。


手や体を動かしならが、
いえ、
手や体が言葉の一部になりながら話しているのです。


なので、
あまり気にしないでください。

ジェスチャーも言葉の一部分なので。




さて、
ジェスチャーも人の心を映し出す鏡です。


あなたの方に向くようにしていれば、
訴えかけたい気持ちがあったり、
伝えたい気持ちがあったり、
あるいは聞いて欲しい気持ちがあったり、
察して欲しいと本心では思っていたり、
そうした感情もじぇすには現れやすいのです。


体は心を映し出すので、
ついつい心の奥底にある感情が
ジェスチャーとなって表出するのです。


ジェスチャーも、
大きさや力強さ、
あるいは速度なども観察してみましょう。


スピーディにジェスチャーを繰り出しているのなら、
結構急いでいるか焦っているか
不安に感じているのか、
そういった不安定な感情が読み取れます。


そんな時には、
リーダーのあなたが落ち着いた笑顔で
安心感を与えると良いでしょう。


ゆっくりな時には気持ちの余裕があるので、
あまり気にせずにいても大丈夫です。


そして、
相手のジェスチャーに
ほんの少し合わせた動きをすることも
相手に安心感や親密感を与える
メリットがありますので、
少しだけ同じように動かしてみましょう。


タイミングとしては、
半呼吸おいてから動かすくらいが良いですね。


そうすることで、
相手、部下も話しながらあなたの動きから、
少し落ち着いたり客観的になるキッカケが手に出来ます。



さぁ、今日からあなたも聞き上手なリーダーになりましょう。




リーダーであるあなたを応援しています!

----------------------- 今日の質問 -----------------------

『手遅れだと勝手に諦めていませんか?』

リーダーのあなたが「あぁ、もう手遅れだ」と思っていたら、
既に全てが手遅れです。
でも、「まだ間に合う」「まだ何とかなる」と
思っていれば、まだ間に合うんです。

人間は、諦めた瞬間に、自ずと諦めた行動を取ります。
一生懸命取り組むはずが、気持ちが諦めているので、
実力の80%さえも出せていない。

結果としてうまくいかないので、「やっぱりムリだった」と
なってしまう。
リーダーであるあなたが、部下に対して
「こいつはもうダメだね」と思った瞬間に、
あなたが「お前はダメだ」と全てを終わらせている
行為を取り始めます。
恐ろしいですね。
気をつけましょう。






最後までお読み頂きありがとうございました。



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新任リーダーや中堅リーダーの抱えている悩みや問題解決のお手伝いをしています。新任中堅リーダー支援コンサルタントの石川聡です。


非言語コミュニケーションから部下の気持ちを読み取ろう

2014年01月20日 | メルマガ


(メルマガで配信している内容をアップします)

部下が何を言いたいのか、何を伝えたいのか、
どんな感情を抱いているのか、本音は+と-のどちらなのか。


非言語のコミュニケーションについて、
今日から数回(多分)に渡ってお話ししていきます。


非言語のコミュニケーションとは、
ノンバーバルコミュニケーションだとか、
いろいろな呼び名がつけられています。

が、つまり、言葉以外で人間が表出させる意思表示などの一つです。




どちらかと言えば、
言葉以外の非言語でのメッセージの方が、
実は本音であり本心であり、
実際の感情そのものや気持ちなのです。


よほどの人でない限り、
それらを隠すことは出来ません。


心のどこかで思っていることや、
感じていること、
そういった『心』を映し出すのが『身体』なのです。


体は正直です。


決して嘘はつきません。


いえ、つけません。


どんなにあなたが「隠そう」としても、
必ずどこかに現れます。


俳優などは訓練に訓練を重ねて感情の表出を
コントロールしているので、名演技となるわけです。


けれど、私たち、そしてあなたは、
決してごまかせない感情出があるのです。


必ず、体のどこかでサインを出しています。


それは、無意識のうちに出てしまっています。


今日は、動作についてお話ししていきましょう。




動作、たとえば、
キビキビとしてテキパキと動いている、働いている、
そういった人を思い出してみてください。


その人の動きは躍動感もあり、
ササッと自らの強い意志で動いているのが伺える動作です。


次へ次へと常に自分の意思が前に前に出ている
雰囲気が読み取れるような動作です。


そういった動作、動きをしている人は、
その人自身がキビキビとした気持ちで意識を持って動いています。


逆に、
一見すると動いているように見えても、
嫌々ながら動いている感じを受けたり、
気持ちが後ろにあって、
重そうな印象を受けてしまうような人もいます。


動作も重い感じがして、動いている割には、
キビキビ感というよりも、
「あぁあっ!ドッコラショ!!」
みたいな声が聞こえてきそうな動作を思い出してみてください。


そうした人は、たまに見かけますよね。


声には出さなくても、
見ている、
見えているこちらが不快な気分になりそうな
動きをする人です。




さて、
前者と後者の人、
どちらが前向きでしょうか。


どちらが積極的に仕事に取り組んでいるでしょうか。


どちらの方が仕事の結果が期待以上に出やすいでしょうか。


どちらの方が周りから好まれるでしょうか。


どちらの方が心に不満を抱えているでしょうか。


ちょっと比較してみてください。


決して、安易に答えを出さずに、
シッカリとイメージしたり、
その動作を思い出しながら、
あるいは、
あなたの周りにこの事例に当てはまる人がいたとしたら、
これらを当てはめてどうなのか・・・と振り返ってみてください。


いかがでしょうか。


前者の方が+で後者の方が-な気持ちを持っていることは
明らかです。


が、そこで終わらないでください。




ここで重要な問いかけをあなたにします。


『後者の人は、なぜ、そのような動作をしているのでしょうか?』


その明確な理由や原因をあなたはご存じだろうか。


ハッキリとその人から聞いたのだろうか。


単なる推測や想像ではなかろうか。


あなたがリーダーなら、
もしも身近に後者のような人や部下の中に
当てはまる人がいるとしたら、
その人に対して、
どのような接し方やコミュニケーションの
取り方をしているのだろうか。


コミュニケーションとは、
単なるお喋りのレベルではなく、
もっと深いところでするものです。


問題をそのまま放置していれば、
やがては大きな問題へと発展していきます。


動作一つ取ってみても、
観察していれば、
問題の兆候や前兆を察知することはたやすいのです。




リーダーであるあなたを応援しています!

----------------------- 今日の質問 -----------------------

『好機をキャッチする能力を高めていますか?』

今日のテーマなどと絡めて、観察することの大切さを
伝えたい。
好機は、案外あなたの目の前にやってきます。
あなたの手の平の上に乗ります。
が、瞬く間に通り過ぎるので、好機は手にした瞬間を逃さずに、
キャッチしないと逃げてしまいます。





最後までお読み頂きありがとうございました。

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発行人:石川聡 ネクストコミュニケーション代表
新任中堅リーダー支援コンサルタント
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目的を伝えて部下の能力のチョット先の能力の仕事を与える

2014年01月18日 | メルマガ



==================================================
仕事の目的を伝えてください。
そして、部下の持っている能力のチョットだけ
先の仕事を与えてください。
==================================================

昨日の続きです。



部下に仕事を与える時に、少しでも、半歩でも良いから、
先を見据えた少しだけ上のレベルの仕事を与えましょう。


部下も、先の目的が見えていて、
目標が理解し納得の出来るものであれば、やる気は上がってきます。




たとえば、
書類の整理などを部下にさせたとしましょう。

リーダーのあなたなら、
どういった指示の出し方をするでしょうか。

もしかしたら、
「明日までに、これをお願い」
「明日までに、これを片付けておけ」
という指示の出し方ですかね?

言い方や言葉を換えたとしても、
これに近いニュアンスの指示の出し方をしているとしたら、
失格です。



なぜか。



これでは、部下からすれば、
「はぁ、単純な書類の整理なんかを命令された。
はぁ、適当に片付けておこう。
もっとまともな仕事をさせないかな?
うちの上司は」
と思うかもしれません。

いえ、
きっと、思うに違いないのです。




では、どうしたらよいのでしょうか?


たとえば、
「Aの案件のベースとなる資料だから、
これをうまいことたたき台にして、
今立ち上げたばかりのプロジェクトで
生かせるかも知れないんだ。
それが成功すれば、
君の関わっているプロジェクトも中核的な業務になるから、
君にも今以上に重要な仕事を任せることになるよ」
などと先の事と期待を込めた言い方をすれば、
部下だって悪い気などしませんよね。


なんとなく、
「なんか、すげぇ事になりそうだ!」
とワクワクもしてくるはずです。


こうして、ゴールの先を見せることで、
部下のモチベーションは格段に上がります。


そして、仕事の方向性も見つけやすくなりますので、
効率も上がります。

当然ですが、そんなもんです。




そして、与える仕事の質によってもやる気は変化します。

もし、能力よりも低い仕事ばかりをさせているようなら、
その仕事を他に人に振り直したりすることをお勧めします。




昨日の質問ではありませんが、
マンネリ化を感じてしまうと、
仕事に対する意欲が下がるだけでなく、
質も下がりますので、
チョットしたミスやトラブルなども引き起こす
危険性が高まります。



部下にとってみれば、
チョットだけ高めのハードルくらいが良いのです。


時には高めに、時には低めに、
そこら辺をコントロールするのもリーダーの仕事です。

そういったことをコントロールするためには、
やはり、
日頃からの部下の観察やコミュニケーションを通じて、
深く信頼関係を築いていく必要があるのです。



それが見極められるレベルにあなたがなっていけば、
部下もやる気を出しますし、
あなたの期待に応えようともします。


それが感じられないのは、
あなたの仕事の出し方や与え方、
指示する際のコミュニケーション欠如意外に
原因は見当たりません。



部下の一人一人がそうやってやる気を高められれば、
必ずあなたの所属する部署は活性化されます。

生き生きと働く部下が増えます。

これは間違いのない事実です。

そうなっていないのは、
まだまだ問題が多い証拠なのです。




==================================================
仕事の目的を伝えてください。
そして、部下の持っている能力のチョットだけ
先の仕事を与えてください。
==================================================

もう一度書きますので、シッカリと認識しておいてください。




もう一つ、あなたは部下の成長にコミットしていますか?

リーダーであるあなたの役割、いえ、使命は、
部下の成長を促進させてサポートすることなのです。




ここに誤解と勘違いがあるのですが、
「部下が能力を上げたら、私の居場所がなくなってしまう」
と思うリーダーが多いのです。


あなたが部下を育てれば、
それは上司からも評価されるポイントになります。

部下を育成出来るリーダーって意外と少ないので、
それを成し遂げたあなたは、
会社の中でも必要不可欠な存在となっていくはずです。


もしも、
あなたへの評価が全く無かったとしたら、
それは会社のトップや幹部たちに人を見る目がないと言えます。

それならが、
あなたがもっと活躍できる場を求めるのも一考かな。

まっ、その前に、やるべき事はたくさんありますから、
そんな先の事まで心配せずとも大丈夫です。




リーダーであるあなたを応援しています!

----------------------- 今日の質問 -----------------------

『あなたは部下の成長可能性をどこに見ていますか?』

そのまんまです。
はい、ジックリ考えて、シッカリ答えて下さいね。




最後までお読み頂きありがとうございました。

┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┿
発行人:石川聡 ネクストコミュニケーション代表
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