Archaic Smile

私的な備忘録です。

2008/6/22

2012-06-10 01:35:48 | Weblog
ぐるりのこと。


傑作(0)2008/6/22(日) 午後 10:48無題絵画 Yahoo!ブックマークに登録


三宮のシネリーブルで映画見てきました。
単純明快なあほあほハリウッド映画でも
見て、気分転換しようと思ってたのですが、
いまいち時間が合わなくて、ちょっと
気になった”ぐるりのこと”をみてきました。

芸術家くずれのだんなと妻の愛情物語。
主演のリリーフランキーも好演しており
また、法廷画家という妙な仕事を
引きうけたところから、90年代の
異常な事件がちりばめられよくできた映画でした。
(オームやら、小学校の無差別殺人やら)

ちょうど、絵描きで生きていくには?
アキハバラ事件とはなんだったか?と
考えてたところで、気持ち悪いほど
タイミングのよい映画でした。

お時間あったら見てください。


-前コメントつづき------------------------------


今回の事件は、ネットというものが
グローバル化の一助として、
情報がなんでも入手できて
コミュニティーが広がって
社会が皆ハッピーに、単純にはならないし
かえって孤独が増幅されていたりもする。

それに、社会に夢・明るい未来がない。

勝ち組っていても、非常にイメージが
浅はか、ほんとに、稚拙な個人的欲望な気がする。
簡単に勝てたら苦労しません。ほんの一握りの
世界を標榜してもはじまらない。
標榜するなら、それなりの覚悟と
努力はまず必要。

今回の事件だって、たとえば
左か?人権尊重の思想に結びつけば、
労派の権利を拡大するような
組合運動に結びついていた
かもしれないし

まわりに怪しい宗教があれば、
オームみたいになるのだろうし

イスラム教の過激派にそまることは
ないけど、自爆テロにかわるかもしれないし

エコが、ただしいけど
過激なエコロジスト思想に
結びついたら、何を破壊しに
いくのかわからんけど、
捕鯨調査船襲撃するのか
くじらの肉を
拝借にいくかもしれないし

まあ、これだけ大それた
暴力事件が、たいした動機や
思想もないのに、起こって
しまったのが、非常に現代の
日本の無思想ぶりを象徴している
気がする。

おやすみなさい。


蛇足ながら無差別殺人のイメージは
YJ掲載のガンツって漫画の渋谷襲撃
シーンが連想されました。
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