2011/3/21

小康状態


修正削除 移動 傑作(0)2011/3/21(月) 午前 1:09無題その他災害 Yahoo!ブックマークに登録


ここ数日、原発君は静かになっている。このまま永久に沈黙しててくれることを望みます。週末から、万が一に備えて、関東にいる弟の奥さん子供と両親を自宅に退避させている。子供二人が、部屋の中をキャッキャッ無邪気に笑いながら、駆け回っている。先週前半の段階では、私の説得や提案がキチガイ扱いで苦労したが、最近のニュースで十分理解が進んだようだ。

弟二人は、当然、仕事があるので逃げるわけにはいかないが、電源復旧作業がうまくいき
ボロボロである４発の問題児の非常用冷却装置が、運良く生きていること祈るのみだ。

今更、こぼしても遅いが、関東に住む人すべての命を天秤にかけているのに政府の初動の
悪さが悔やまれる。電源復旧作業など水素爆発で追い込まれて始まったように見えた。

そんなものは、地震当初からてっきり平行して進んでいるものだと思っていた。

全国のメーカや自衛隊や消防庁や警視庁、日本のすべての英知を集めてことにあたる体制ができつつあるのも最近になってからのように思える。あきらかに初期段階でリスクや状況判断に、残念な状況があったのではと想像せずにはいられない。

もちろん地震の影響で非常用冷却装置が壊れているかもしれないが、水素爆発前に電源を
復旧させられていたら成功の確率はもっと高くなったのだろう。

日本を守る為に、死に至る放射能のなか決死の作業にあたられる方々の安全と成功を祈ら
ずにはいられない。


関東の野菜から基準値を超えた放射能が検出された。政府は、直ちに健康に被害をあたえ
る量ではないとのコメントを出したが間違いないだろう。

でも放射能も化学物質であろう、理屈の上では、生物濃縮は避けられない。将来にわたっ
ても健康被害はないという宣言を出してもらいたいものだ。